終身雇用制度が崩壊し、副業や兼業を行う人が増えてきたし、これから異業種間の人の流動性も高まってくる。そうすると、どれだけ”持ち運べる”スキルがあるかが重要になってくると思う。専門的な知識や社内調整力よりも、①課題解決力、②人を動かす力、③構想力など、どこへ行っても通用する能力を身に着ける必要性が高まってくると思う。 課題に対する解決策を実行していくためには、関係する人達を巻き込み、策を実行していく必要がある。そこで役立つのが、人を動かす力、特に”ファシリテーション力”である。コンサルなどの第三者や社内のタスクフォースチームなどが解決策を提示しても、なかなか実行に移されないことが多い。なぜなら、自分で考えた策ではないので、思い入れがないから。誰かに言われたことよりも、自分で考えた方が実行度は確実に上がる。 逆にいえば、課題の深掘りや解決策立案の”プロセス”に実行する側の人達を参加させるのが有