イギリス・ロンドン近郊のバス路線で、路面に埋め込まれた充電器から無線で充電できる電動バスの運行実験が、日本の商社などが参加して今月から始まることになりました。 電動バスの運行実験は、大手商社の三井物産がイギリスのバスメーカーなどと、ロンドン近郊のミルトンキーンズで今月から始めます。 9日の開始式ではイギリス運輸省のクレイマー担当相が、「この取り組みで実用性が証明されれば、イギリスだけでなく世界の都市で電動バスの計画を後押しすることになるでしょう」とあいさつしました。 運行される電動バスは、床下に電気受け取るための装置が付けられていて、充電器が埋め込まれた路面の上に停車すれば、ボタン操作一つでコードを使わずに、無線で充電できる仕組みになっています。 バスはルートの始点や終点で、10分程度の短い充電を繰り返すことになっていて、これにより電動バスに必要な大型の充電池をより小型で安いものにすること