今月1日に「村」から「市」に移行した岩手県滝沢市で、市になって初めての成人式が行われ、新成人たちが新たな街作りへの決意を述べました。 滝沢市は人口5万5000人余りの全国で人口が最も多い村から今月1日に市に移行し、12日が市として初めての成人式です。 市の総合公園体育館で行われたこの日の成人式には、真新しいスーツや色鮮やかな晴れ着に身を包んだ新成人429人が出席しました。 初めに柳村典秀市長が「滝沢市になって魅力ある地域づくりに新成人の皆さんの参画が必要なので、新しい時代の滝沢市を担っていってほしい」と式辞を述べました。 そして、新成人を代表して専門学校生の工藤優美恵さんが「市政移行した滝沢市と共に成人として一歩踏み出すことができて誇りと喜びでいっぱいです。地元の仲間と新しい滝沢市をつくっていきたいです」と誓いのことばを述べました。 出席した新成人の男性は「これからは責任ある社会人として仕
地方のお祭りを見に行くとたまにギネスがくる。 あの人たちはそもそも何なんだ。きいてみたらギネスブックを作っているという。そうか、本を作る人たちなのか。 ここで訂正が入る。ギネスもギネスブックもただしくはギネス世界記録™だそうだ。™だ。字が小さすぎておじいちゃん読めないだろう。 でもみんなギネスっていってるしな~とぼやいてたら、それもわかるけどそっちはギネスビールのギネスだという。なるほど。 だが元々はそのギネスだそうだ。なんなんだ。そのギネスブックのこと、教えてください。
舞台や映画、テレビドラマなどで幅広く活躍した女優の淡路恵子さんが11日午後、食道がんのため都内の病院で亡くなりました。 80歳でした。 淡路さんは東京都の出身で、昭和23年に松竹少女歌劇学校に入学し、演劇を学びました。 昭和24年には、強盗殺人犯を追う刑事を主人公にした黒澤明監督の映画「野良犬」でデビューを果たし、犯人の幼なじみの踊り子役を演じて注目されました。 その後も淡路さんは次々に映画に出演し、森繁久彌さんらが主演した喜劇映画の「駅前シリーズ」や、「社長シリーズ」などで人気を集めました。 また、昭和36年から放送されたNHKのテレビドラマ「若い季節」では、女性社長として主演を務めるなどテレビでも活躍しました。 一時、女優業から引退しますが、昭和62年に山田洋次監督の「男はつらいよ 知床慕情」で20年ぶりに女優業に復帰し、精力的に活動を続けていました。 平成23年には、結婚、再婚などを
競技かるたの日本一を決める名人戦とクイーン戦が大津市の近江神宮で行われ、名人戦では兵庫の岸田名人が名人の座を初めて防衛し、クイーン戦では大分の楠木永世クイーンが史上2人目の10連覇を達成しました。 この日本一決定戦は、小倉百人一首の1番の歌を詠んだ天智天皇をまつる大津市の近江神宮で行われる新春恒例の行事です。 競技は、100枚の札の中から選ばれた50枚の札を前に互いに向き合い、上の句が僅かに読み上げられた瞬間に素早い手さばきで下の句の札を取り合います。 名人戦は先に3勝、クイーン戦は先に2勝した方がそれぞれ名人、クイーンとなります。 ことしの名人戦は、去年、名人位を獲得した兵庫の岸田諭名人(26)が東京の須藤恭平5段(26)を3対0で破り、初の防衛を果たしました。 岸田名人は、「去年より落ち着いてふだんの練習の成果を出せたのが勝因です。ただ、まだまだ迷いや甘さもあるので、さらにレベルを上げ
13日の成人の日を前に、新成人たちが水を何度もかぶって身を清める神事が東京・千代田区の神社で行われました。 この神事は東京・千代田区の神田明神で成人の日を前に毎年行われています。 ことしは新成人12人を含む合わせて45人が、男性は下帯、女性は白装束を身に着けて参加しました。 境内には縦横3メートル前後の木枠が設けられ、この中にひざ下までの冷たい水と高さ1メートルの氷柱が入れられています。 参加した人たちは順番に座って入り、腰まで水につかって木おけの水を何度も頭からかぶり続けました。 11日は東京都心も厳しい冷え込みとなり、参加した人たちは体を震わせながらも大きな声を上げて気合いを入れていました。 境内には多くの参拝者や観光客が集まり、若者たちが冷たい水をかぶる様子に大きな歓声を上げていました。 参加した新成人の女性は「あさってが成人式なので、その前にけがれを落とそうと参加しました。感動しま
かるたの日本一決定戦が11日に行われ、女子の日本一、クイーンの部門では、大分県出身の楠木早紀さんが10連覇を目指します。 楠木さんは中学3年生のときに女子の日本一となり、去年一月のかるたの女子日本一を決めるクイーン戦でも圧倒的な強さで9連覇を果たしました。 強さの一つは、記憶のしかたにあります。 札の配置を暗記するだけでなく、距離感や形も含めて1枚の写真のように記憶します。 上の句が詠まれた瞬間から、取るべき札が頭の中で浮かび上がると言います。 頭の中で札が光ったその瞬間、目で見るよりも前に、体が反応します。 もう一つ、スピードを生み出すための鍵が、札を払う手の動きです。 楠木さんが意識してきたのは、札に対して最短距離で手を出すこと。 そのために自宅の畳に黒い線を書き、線に沿って札を払い続け、直線的な軌道をたたき込みました。 その枚数は多いときで300回、400回払うときもあるということで
フランスのパリでは、街角のさまざまな場所に自由な手法で描く「ストリートアート」が人気を集めていて、街の活性化に役立てようと、市も制作を後押ししています。 「ストリートアート」は、塗料用スプレーやペンキを使って、描き方や大きさにとらわれず路上の壁などに自由に描かれる絵です。 パリ市では、中心部にある観光地から離れている地区の活性化につなげようと、3年前から、20ある行政区のうち6つで、ストリートアートの制作を認めるようになりました。 その結果、世界中からストリートアートのアーティストたちが集まるようになり、高さ40メートルもある肖像画が登場したり、アパート一棟をまるごとキャンバスにした展覧会も開かれたりしています。 また、パリで最も権威のあるオークションでもストリートアートの作品が次々に高値で取り引きされるなど、人気が高まっています。 その一方で、一部の市民からは「歴史的な建築物が多いパリの
観光地として人気がある中国雲南省のシャングリラで、旅館から火が出て伝統的な住宅などに燃え広がり、200棟以上が焼けました。 中国南西部・雲南省、シャングリラの旧市街地で現地時間の11日午前1時すぎ、旅館から火が出て、風にあおられて燃え広がりました。 地元の消防や軍などおよそ2000人が出て消火や救助に当たりましたが、現場は空気が乾燥し、木造住宅が密集していたこともあり、火は数時間燃え続け、地元政府によりますと242棟の住宅や商店が焼けました。 これまでのところ、けが人などは報告されていません。 3000メートル以上の高地にあるこの地域には少数民族のチベット族が多く住み、豊かな自然と独特の文化で知られていて、特に火災のあった旧市街地はおよそ1300年の歴史があるとされ、観光地として外国人にも人気があります。 今回の火災では伝統的な建築物のほか、仏教文化の芸術品も焼失したということで、地元政府
イスラエルの政治家で、対パレスチナ強硬派として知られる一方、占領地のガザ地区から軍を撤退させたシャロン元首相が、11日、入院先の病院で死去しました。 85歳でした。 アリエル・シャロン氏は、2001年にイスラエルの首相に就任し、宿敵と言われたパレスチナ暫定自治政府のアラファト前議長を事実上の軟禁状態に置くなど、対パレスチナ強硬派として知られました。 その一方で、2005年には国内の反対を押し切って占領地のガザ地区からユダヤ人の入植地を撤去し、イスラエル軍も撤退させました。 シャロン元首相は、在任中の2006年に脳卒中で倒れ、それ以降、意識不明の状態が続いていました。
台風30号による高潮などで大きな被害を受けたフィリピンに対し、日本のJICA=独立行政法人国際協力機構は東日本大震災の復興計画を参考に、被災地のまちづくりを支援することで近く政府と合意文書を取り交わすことになりました。 年内をめどに現地の復興計画をまとめることにしています。 去年11月にフィリピンを襲った台風30号では、レイテ島などが世界最大級の高潮により、内陸およそ1キロにわたって浸水し、沿岸部を中心に住宅や公共施設が全半壊するなど壊滅的な被害を受けました。 フィリピン政府は将来も同じような規模の高潮災害が起きるおそれがあるとして、日本政府に復興の支援を求め、JICA=独立行政法人国際協力機構は、東日本大震災の復興計画を参考に被災地のまちづくりの案をまとめました。 東日本大震災では、津波は防潮堤を乗り越えたあと盛り土をした道路や鉄道施設で一部が食い止められたことから、JICAの案では、沿
アメリカのフリーマーケットで7ドルで売却されていた1枚の絵画が、60年以上前に美術館から盗まれた印象派の巨匠、ルノアールの作品だったことが分かり、地元の裁判所は10日、この絵画を美術館に返却すべきという判断を下しました。 この絵画は、印象派の巨匠として知られるフランスの画家、ルノアールが1879年に描いたセーヌ川の風景画です。 アメリカ・バージニア州の女性がフリーマーケットで7ドルで購入し、おととし、競売にかけようとしたところ、絵画はルノアールの作品ではないかと話題になりました。 その後、国立のナショナル・ギャラリーなどで鑑定したところ、これが本物で、1951年にメリーランド州ボルティモアの美術館から盗まれたものであることが分かりました。 これを受けてバージニア州の連邦地方裁判所は10日、絵画は本来の所有者である美術館に返却すべきという判断を下しました。 作品は、少なくとも2万2000ドル
パキスタン北西部で学校を狙った自爆テロ犯を取り押さえようとして、15歳の男子生徒が爆発に巻き込まれて死亡し、パキスタンでは、テロに立ち向かった「英雄」だとして死を悼む声が広がっています。 パキスタン北西部のハングーの学校で今月6日、15歳の男子生徒のエティザズ・ハッサンさんが、学校に入ろうとする不審な男を見つけて取り押さえようとしたところ、男が身に着けていた爆発物を爆発させました。 ハッサンさんは爆発に巻き込まれて死亡し、地元メディアは、当時学校にいた多くの生徒を救った「英雄」だとして、大きく伝えています。 学校にはハッサンさんを含め、パキスタンでは少数派のイスラム教シーア派の子どもたちが多く通っていて、自爆テロ犯はスンニ派の過激派組織のメンバーとみられています。 学校の教室には、ハッサンさんの席に遺影が置かれ、同級生らが死を悼むとともに家族のもとには近所の人などが次々に弔問に訪れています
アメリカの新興企業が地上波のテレビ番組をインターネット経由で配信しているのは著作権の侵害にあたるとして、大手テレビ局などが訴えている裁判で、アメリカの連邦最高裁判所はテレビ局側の上訴を受理して審理を行うことを決め、その判断に注目が集まりそうです。 この裁判では、アメリカの新興企業「アエレオ」が地上波のテレビの電波を受信しインターネット経由で番組を視聴できるサービスを提供しているのは、著作権の侵害にあたるとして、ABCなど大手テレビ局が、裁判所にサービスを差し止める仮処分を申し立てています。 テレビ局側は、控訴審で訴えが認められなかったことから連邦最高裁判所に上訴を申し立てていましたが、最高裁は10日、上訴を受理して審理を行うことを決めました。 アメリカの最高裁は、みずからの裁量で審理する案件を決めることができる制度を採用していて、特に重要な案件を取り扱うことになっています。 今回、最高裁で
アメリカ政府は、来月7日に開幕するソチオリンピックでロシアを訪れる人に対し、大規模なイベントはテロリストの格好の標的になるとして、安全の確保に万全を期すよう注意を呼びかける渡航情報を出しました。 アメリカ国務省は10日、ソチで来月7日に開幕するオリンピックにあわせてロシアを訪れる人を対象に渡航情報を出し、大勢の人が集まるオリンピックのような大規模なイベントはテロリストの格好の標的になるとして、安全の確保に万全を期すよう注意を呼びかけました。 特に、▽ロシア南部の北カフカス地方に拠点を置くイスラム過激派の武装勢力の指導者、ドク・ウマロフ容疑者が去年夏に声明を出し、オリンピックを攻撃の対象にすると警告したことや、▽去年10月から12月にかけて、ソチからおよそ700キロ離れたボルゴグラードで鉄道の駅などを狙った爆弾テロが3件発生したことを挙げ、警戒を呼びかけています。 また、同性愛者の活動を制限
韓国国防省は、南スーダンで国連のPKO=平和維持活動を行っている韓国軍が、自衛隊から提供を受けていたおよそ1万発の銃弾を、国連に返却したことを明らかにしました。 韓国軍は、およそ280人が南スーダン東部、ジョングレイ州の州都ボルでPKO活動に参加していますが、大統領を支持する部隊と前副大統領を支持する部隊の戦闘がボルに迫ってきたことから、先月、現地の陸上自衛隊に銃弾の提供を求め、自衛隊がおよそ1万発を提供しました。 国防省によりますと、韓国軍はその後、韓国から新たに銃弾を輸送していましたが、これが現地の部隊のもとに到着したことから、現地時間の10日、自衛隊から提供を受けていた銃弾を国連に返却したということです。 銃弾は、すでに国連のヘリコプターで韓国軍の駐屯地から首都ジュバの空港に運ばれ、今後、自衛隊に引き渡される予定だとしています。 銃弾の提供について、日本政府は緊急性が高いことからいわ
中国では、H7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染する人が年明けから再び増えていて、中国の衛生当局では、感染の拡大に警戒を強めています。 中国南部の広東省や東部の浙江省など4つの省で10日、合わせて6人がH7N9型の鳥インフルエンザウイルスに感染したことが明らかになり、このうち福建省の38歳の男性が死亡しました。 これにより今月に入って感染が確認されたのは、中国本土で14人、香港で1人となっています。 H7N9型の鳥インフルエンザを巡っては、去年、中国本土で145人、香港で2人、台湾で2人の合わせて149人の感染が確認され、このうち48人が死亡しています。 とくに去年は、3月以降に感染者が急激に増えたことから、中国ではこのあと春にかけて、再びH7N9型の鳥インフルエンザが流行することが懸念されています。 このため上海市などでは、今月中にも市場で売られている生きた鳥の販売を中止するなど、各
北朝鮮による拉致被害者で、熊本市出身の松木薫さんの母親のスナヨさんが11日夜、入院先の熊本県内の病院で亡くなりました。 92歳でした。 松木スナヨさんは、昭和55年、26歳のときに留学先のスペインから北朝鮮に拉致されたまま安否が分かっていない松木薫さんの母親です。 スナヨさんは、認知症が進んだことなどから、10年以上前から熊本県内の病院に入院し、長女の斉藤文代さんの看病を受けながら息子の帰りを待ち続けていました。 枕元には、スナヨさんお気に入りの、高校の学生服姿の松木さんの写真が飾られ、斉藤さんによりますと、病室でよく、「薫が帰ってきたら病院の玄関まで出迎えお帰りと言ってあげたい」と話していたということです。 しかし、ここ数年は体調を崩しがちで、会話をすることも難しくなっていたということで、家族の間では一刻も早い解決を望む声が強まっていました。 スナヨさんは、11日午後、体調を崩し、30年
東日本大震災の津波で被災した住民が住宅を高台などへ移転する集団移転事業を巡って、宮城、岩手、福島の3県では、いったんは移転を決めた住民が、その後、移転を取りやめるケースが相次いでいることが、NHKが行った調査で分かりました。 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城、岩手、福島の3県では、津波で被災した住民が内陸や高台に住宅を移転する集団移転事業が、24市町村の333地区で計画され、移転予定地で造成工事が本格的に進められています。 NHKは移転事業を進める各自治体を対象に事業の進捗(しんちょく)状況を調べました。 それによりますと、住民が移転を決めてすでに申し込みを済ませた18市町村の94地区のうち3分の1近い30地区で、一部の住民が移転を取りやめるなどして宅地に空きが出始めていることが分かりました。 空きが出ている宅地は合わせて152区画に上り、94地区の中のおよそ6%を占めています。 各自
神奈川県横須賀市にある小泉元総理大臣の自宅に33歳の女が侵入したとして逮捕されました。 小泉元総理大臣の自宅は24時間、警備の対象になっていて、警察は警備態勢に問題がなかったか検証することにしています。 逮捕されたのは、栃木県足利市に住む33歳の無職の女で、11日午前7時半ごろ、横須賀市三春町にある小泉元総理大臣の自宅に侵入し、1階の応接室に座っているのが見つかったとして、住居侵入の疑いで逮捕されました。 当時、小泉元総理大臣は不在で、自宅に1人でいた親類にけがはありませんでした。 女は先月にも小泉元総理大臣の自宅を訪ねていたということで、調べに対し、意味の分からないことを供述しているということです。 警察によりますと、小泉元総理大臣の自宅は24時間、警備の対象になっていて、当時も正門や周辺で複数の警察官が警備に当たっていたということです。 女の靴は鍵がかかっていなかった1階のサッシの外で
スマートフォンを活用して、災害が起きたときに孤立するおそれのある地域と連絡を取る訓練が、山梨県市川三郷町で行われました。 訓練は、地震で土砂崩れが発生し、地域が孤立したという想定で行われ、市川三郷町の山あいの地域の住民が参加しました。 この地域では災害時の情報交換に役立てようと、山梨大学と町が住民にスマートフォンやテレビ電話を貸し出す試みを行っています。 訓練では、町がスマートフォンのメール機能を使って、避難勧告が出たことを住民に連絡し、住民が専用の画面に被害状況や安否の情報を登録して町に送り返していました。 山梨大学などは県内の山あいの地域を対象に災害が起きたときにもつながりやすい独自の通信ネットワークの構築に取り組んでいて、将来的には、貸し出したスマートフォンをこの通信ネットワークの中で活用する計画です。 参加した78歳の女性は「こういうシステムはありがたいですが、スマートフォンをうま
11日の朝、千葉県銚子市内を運行する銚子電鉄の電車が駅の構内で脱線しました。 けが人はいないということで、全線で運転を取りやめています。 銚子電鉄によりますと、11日午前8時20分ごろ、銚子市笠上町の銚子電鉄の笠上黒生駅構内で、外川発銚子行きの2両編成の電車が、ポイントを通過した際、異常な音がしたため運転士がブレーキをかけましたが1両目の後ろと2両目の前の部分の車輪が脱線しました。 銚子電鉄によりますと、電車には9人の乗客が乗っていましたが、けが人などはいないということです。 銚子電鉄は単線で、全線で運転を取りやめています。 復旧の見通しは立っていないということです。 この事故を受けて国の運輸安全委員会は鉄道事故調査官を現地に派遣して事故の原因を調べることにしています。
東日本大震災の発生から2年10か月となる11日、被災地では今も行方が分からない人の捜索が行われています。 宮城ではボランティアも参加 宮城県内では、震災で今も1287人の行方が分かっていません。 一斉捜索は毎月11日の月命日に合わせて被災地の各地で行われています。 このうち、236人の行方が分かっていない宮城県気仙沼市の海岸の捜索には地元の警察官と共に、連休を利用して東京や山梨県などから訪れたおよそ70人のボランティアも参加しました。 はじめに海に向かって黙とうしたあと、海岸の石をかき分けたり砂を掘り起こしたりしながら、手がかりがないか、さがしていました。 東京から来た20代の女性は「少しでも被災地の役に立ちたいという気持ちで参加しました。手がかりを見逃さないよう丁寧にさがしたい」と話していました。 気仙沼警察署の奥田祐次警備課長は「全国からのボランティアの人たちに参加してもらい心強く思っ
強い寒気の影響で、11日の朝も北海道から九州の各地で気温が0度を下回る厳しい冷え込みになりました。 北日本や北陸を中心にまとまった雪となっていて、気象庁は雪による交通への影響や雪崩、屋根からの落雪などに注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、強い寒気の影響で、11日の朝も全国的に厳しい冷え込みとなり、北海道東部の陸別町では氷点下22度2分まで気温が下がりました。 11日の朝の最低気温は、札幌市で氷点下8度1分、水戸市で氷点下5度6分、仙台市で氷点下3度8分と北日本や関東ではこの冬一番の冷え込みとなったほか、宮崎市で氷点下1度7分、大阪市で0度3分、東京の都心で0度7分などと、平年を1度から5度程下回りました。 日中の最高気温は札幌市で氷点下4度、仙台市で4度、名古屋市で7度、東京の都心で8度、大阪市で9度などと予想され、平年より2度から4度程低く、寒い1日になりそうです。 また
強い寒気の影響で、11日朝も北海道から九州の各地で気温が0度を下回る厳しい冷え込みとなっています。 北海道の内陸では氷点下22度以下になったほか、日本海側を中心に雪が降り続いていて、気象庁は、路面の凍結や雪による交通への影響、雪崩などに注意するよう呼びかけています。 気象庁によりますと、強い寒気の影響で、10日夜から11日朝にかけて全国的に厳しい冷え込みとなり、北海道の陸別町では午前2時前に氷点下22度2分まで気温が下がりました。 各地の午前6時の気温は、▽札幌市で氷点下7度7分、▽仙台市で氷点下1度9分、▽東京の都心で2度、▽大阪市で0度6分などとなっています。 11日も気温があまり上がらず、日中の最高気温は、▽札幌市で氷点下4度、▽仙台市で4度、▽名古屋市で7度、▽東京の都心で8度、▽大阪市で9度などと予想され、各地で平年を1度から4度ほど下回る厳しい寒さになる見込みです。 また、北日
レールの検査データの改ざんなどの問題が明らかになったJR北海道では、木製の枕木が老朽化しているのが多くの箇所で見つかった一方、交換時期などについて定めた統一基準がなかったことから、初めて基準を設け、現場の部署に通知しました。 レールの検査データの改ざんなど安全管理上の問題が相次いで明らかになったJR北海道では、社内調査の結果、線路の幅を一定に保つための枕木が腐ったりひび割れたりしている箇所が多く見つかりました。 一方、枕木の交換時期について定めた社内の統一基準はなく、現場の判断に任されていて、こうした点がレールのずさんな管理の一因になったという指摘があるほか、国からも管理の在り方を改めるよう指示されていました。 これを受けてJR北海道が、枕木を計画的に交換するための社内基準を初めて設け、今月すべての現場の部署に通知したことが分かりました。 具体的には、およそ250万本ある木製の枕木に番号を
三重県四日市市のコンビナートにある化学工場で、設備のメンテナンス中に爆発が起き、5人が死亡し12人がけがをした事故で、爆発が起きた設備はこれまでに一度もメンテナンスが行われていなかったことが分かり、会社では、付着した化合物が原因で爆発につながった可能性もあるとみています。 一方、警察は、安全管理に問題がなかったか、11日にも業務上過失致死傷の疑いで工場を捜索することにしています。 9日、三重県四日市市の「三菱マテリアル四日市工場」の第1プラントで爆発が起き、社員3人と下請け会社の作業員2人の合わせて5人が死亡し、12人が重軽傷を負いました。 会社の説明によりますと、爆発が起きた熱交換器と呼ばれる設備では、当時、内部に付着した水素を含む化合物などを取り除く作業が行われていて、その際、水素が空気に触れて爆発するのを防ぐために窒素を注入して空気の進入を防いでいましたが、この措置が不十分だった可能
製造業に革新的な進歩をもたらすとされる「3Dプリンター」について、経済産業省は、自動車や航空機の部品向けの高性能プリンターの開発を支援していくことになりました。 「3Dプリンター」は、印刷するような感覚で樹脂や金属などを塗り重ね、立体物を作り出すことができ、製造業に革新的な進歩をもたらすとされています。 「3Dプリンター」の開発や実用化では、アメリカやドイツなどの企業が先行していますが、経済産業省は来年度予算案に40億円の事業費を計上し、国産プリンターの開発を支援していくことにしています。 具体的には、ことし夏までに、開発に取り組む中小メーカーなどを集めた団体を作り、3Dプリンターに欠かせない高精度のレーザー照射技術や複雑な動きを制御するソフトウエアの開発などを委託します。 経済産業省ではこの団体を軸に開発を進め、5年後をめどに、今の欧米メーカーの装置より作業スピードで10倍速く、精度を5
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