ちくわ笛奏者、「値上げ」困った 穴広がり音程に狂い2008年8月17日8時9分 印刷 ソーシャルブックマーク ちくわ笛を吹く住宅正人さん。原料高騰で音程が変わり、悩んでいる=倉敷市本町 原料の値上げなどで大手メーカーが相次いで値上げに踏み切ったちくわが、ちくわを笛のように演奏する岡山県倉敷市の住宅正人(すみたく・まさと)さん(44)の活動にも影響を与えている。「実質値上げ」で音色が変わり、伴奏曲の録音し直しが必要になった。原料高騰の直撃を受け、ちくわに代わる新たな「楽器」探しも始めた。 端に入れた切り込みから息を吹き込み、表面に四つ、裏面に一つ開けた穴を指で開け閉めすると、ちくわから尺八のような重厚感ある音が流れ出す。 趣味で尺八を演奏していた住宅さんは10年ほど前、宴会に出たちくわを興味本位で吹いたのをきっかけに、ちくわ笛を開発。07年に岡山市職員を辞めるまでは、市の観光PRに各地で演奏
Q いったい、15年前に何があったのですか? 東田 1999年11月に、アリセプトという薬が発売されました。これは、日本の製薬会社エーザイが世界で初めて開発したアルツハイマー病の治療薬です。この薬が登場してから、認知症(当時は痴呆)をめぐる動きが活発になりました。そして、厚生労働省が発表する認知症高齢者の数が飛躍的に増え始めたのです。2004年12月には、痴呆を認知症と呼び換えるという決定が厚生労働省から発表されました。2005年からは、認知症を知ろうという政府の大キャンペーンが始まり、今も続いています。 Q 認知症という呼び方は、10年前から始まったのですね。「呼び名の変更が病気への偏見を解消するのに役立った」という意見を新聞で読んだことがあります。政府のキャンペーンというのは、認知症に関する講習会を受講するとオレンジのリストバンドがもらえて、認知症サポーターになれるというものですね。す
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