サッカーW杯ロシア大会の1次リーグ第2戦で日本が対戦するセネガルのアリウ・シセ監督(42)がこのほど、日刊スポーツの取材に応じた。初出場ベスト8の快挙を遂げた02年日韓大会で主将だったMFが指揮官になり、今回はアフリカ勢初の4強以上を目指す野望を激白。初戦でポーランドを2-1で破り、日本に立ちはだかるレジェンドを直撃した。【取材・構成=木下淳、松本愛香通信員】 黒スーツにドレッドヘアでサイドラインに立ち、一躍注目された。セネガルのシセ監督、今大会最年少42歳。現役時代は初出場の02年日韓大会で主将を務め、アンカーとして中盤の底に入った。開幕戦で前回王者フランスを破り、その日が国民の休日になったほどの旋風で8強へ。「美しい世代の1人になれたことは今でも誇りだ」と振り返る。 今度は監督として4大会ぶり2度目の出場に母国を導いた。「16年ぶりのW杯出場は喜ばしい。あの舞台に再び偉大な選手たちを連