ドットインストール代表のライフハックブログ
かつて評判になった猛烈なハードワークから、知恵の限りを使うブレインワークへ。見事に変身し、ダントツの高収益を上げるキーエンス。その強さの秘密について、元キーエンスマン(現ベンチャー企業の社長さん)の話を少しご紹介しましょう。 ケタ違いの高収益企業 つい先日の日本経済新聞に2007年4-6月期のキーエンスの連結業績が 発表されていました(日本経済新聞2007年7月27日付)。お決まりの 棒グラフが添えられています。たまたまキーエンスの右隣にはキャノンのグ ラフが並んでいる。これを比べてみて妙なことに気がつきました。 キャノンの連結業績は売上高が濃いグレーで、純利益が薄いグレーの棒グラ フとなっています。グラフ中に売上高は左軸(0から5兆円まで切ってあ る)であり、純利益は右軸(0から5000億円まで切ってある)と凡例表 示がある。企業の連結業績を棒グラフで表示する場合は、これが普通でしょ う
こういうものをつくりたいと思います。 それはすでに世の中にある別のものでも十分なのだ。 他の会社は先駆けてその分野に着手している。 差別化ポイントは? 調べに調べつくして、 他の人がもうやっていることだったのかと落胆して 何も始めずに終わる人もいる。 何も知らずにトップに躍り出る人もいる。 誰よりも遠くまで飛べた人。 彼らは、躍動する筋肉を楽しんでいた。 風を切って風景がみるみる変わっていくことに興奮していた。 明日もこのことについてずっと考えていたい。 そう思えるものがある人には、知識なんて不要なのだ。 それをやっている人はもういますよ。 それは今からやったって難しい。 最先端の研究ではこうなっている。 速く走ろうとしている者の前に、 そんな指摘がどれほどの意味を持つのか。 彼らが無邪気でいられなくなったときには、 過去に同じ境遇にあった人の話を、しみじみと眉をひそめて聞くだろう。 壁を
何を始める場合にも、新しいことを始めようとするときには、すでに世の中にある何らかのものと競合する場合がほとんどだ。そして、すでにあるものに対して、不足することが一切なく、しかも優れていることまである、という完璧なものを新しくつくろうとすることは、絶望的に難しいものであるように思えることが多い。 しかし、ある一点でのみ勝つことができるものをつくることは比較的簡単である。 谷を埋める = 負けている箇所を補うこと 山を作る = 勝つことができる箇所をつくること 既存のものより優れている点よりも、既存のものに負けている点があることの方が目に付きやすい。ネガティブな人でなくとも、一点だけ勝てる点があるが、他のすべての点ではすでに世に出ているものに負けると言われたら尻込みしてしまって新しいことを始める気持ちが挫けてしまうかもしれない。 そういう、一瞬光るものが見えた気がしたけれど、調べていくと何とな
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
第3回目となる今回は、第1回「優秀なプロマネはメンタルな働きかけもうまい」で触れたゴールアライメントについて、もう少し詳しくお伝えしようと思います。さらに、プロジェクト成功には欠かせないメンバーのモチベーションを高めるためのポイントや、当たり前過ぎてやっているプロジェクト、組織がほとんどないけれど、実は絶大な効果がある“ルール”についてもお伝えしますので、ピンと来た方は最後までお付き合いください。今回もオムニバス形式でお届けします。 ばかばかしいほど簡単で大切なルール あらためていうまでもないことですが、プロジェクトや組織を運営していくためにはルールが必要です。会議運営のためのルールや、個別の作業を行う際のルール、あいさつのルールなどなど、組織によって本当にさまざまなルールがありますが、私が非常に強力な効果があると感じているのは「言葉遣いのルール」です。小学生じゃあるまいし! と驚かれた方
複雑になりがちなWebのプログラミングをぐっと身近にしてくれる「SimpleAPI」シリーズをご存知だろうか。ちょっとしたパラメーターをURLに渡すだけでさまざまな情報を返してくれるこのシリーズ、サイトの縮小画像を簡単に作ってくれる「サムネイル作成API」を皮切りとして、「最寄り駅&地図API」「Wikipedia API」と続いている。 このシリーズを提供しているのはたった1人。開発者の伊藤まさおさんは1996年にオンラインコミュニティサイトを立ち上げて個人で運営し、2002年に法人化。現在は仕事をしながら大学院に通っている。 SimpleAPIシリーズで「実力よりちょっと上」に挑戦 「自分が今80の力を持っているとしたら、90か95のことをやりたいのです」 SimpleAPIシリーズで何をしたかったのかを尋ねたところ、伊藤さんはこう答えてくれた。 今の実力でできる簡単なものを作ってもし
WhatからHowが導き出される 「What」と「How」の関係性を明らかにしたところで、先ほど定義した「ビジョン」(What)と「目標」(How)の違いを、例を出して、もう一度紹介しましょう。 2カ月後に5キロやせたいという、ある女性Cさんの話です。“2カ月後に5キロやせたい”というのは「目標」なので、上の図だと「How」になります。 さて、「では、何のために5キロやせたいの? やせてどうなりたいから、やせたいの?」と聞いていくうちに、その理由が分かってきました。Cさんがいうには、英会話スクールにステキなイギリス人の講師がいて、「先生とデートがしたいから(やせたい)」というのです。そこで、具体的に「ありたい姿(ビジョン)」を聞いていきました。どんな風にしたいのか、要するに結婚したいのかつき合いたいのか、恋愛したいのか、です。すると実は、お台場あたりのステキなカフェで、2時間くらいイギリス
前回は,私が人材指導において,なぜ「長い説教より論理的な5分」と言っているのか,その理由をご説明いたしました。 今回から,私が行っている5分間指導の具体的な話を紹介していきます。 「抽象的な言葉は禁止だ!」 もう,数年前のことです。その頃私は,ある企業でスタッフとして一人で気ままな仕事をしていました。普段はあまり仕事はないのですが,会社で何か問題が起ると,そこに投入されて短期間で問題を解決するという仕事をさせられていました。そう,この頃の数年は,私は部下を持たず,気楽な生活だったのです。 そんなあるとき,会社である問題があり,私はその仕事に投入されました。仕事は,大手企業との商品供給提携のための交渉でした。私一人では厳しいので部下を何人かもらって,久しぶりに部下を指導をすることになりました。 私は,提案資料を部下の岡田に命じました。しかし,1日たっても何もでてきません。そこで,どんな内容に
「Nine Things Developers Want More Than Money」という記事がありました。 面白かったので要約してみました。 誤訳や勘違いがあるかも知れないので詳細は元記事をご覧下さい。 1. 成功するプロジェクトであること 多くのプロジェクトはそもそも失敗するような計画で行われているという悲しい現実があると書いてありました。 成功の要素として、現実的な納期、安物のツールを使うことを強制されないこと、ろくでもないマネジメント・仕様変更・暗黙の仕様 などを要求する発注先にあたらないなどが重要だそうです。 2. すばらしいマネジメントが行われていること プロジェクトと人の両面ですばらしいマネジメントが行われていることが重要だそうです。 身を挺してチームを守るようなすばらしいマネージャに対してはプログラマはソフトウェアの品質で応えるそうです。 3. 新しいことを学べること
そろそろ実際の会議の現場に入っていきましょう。ただし「では早速──」などと議論に入ってはいけません。会議をスムーズに進めるには、会議冒頭の手順が重要なのです。 前回は、会議のゴール設定とリマインドの仕方を紹介しました。 ちゃんとリマインドをしたことで、会議室には時間通り参加者全員がそろっています。ここで「では早速──」などと言って、いきなり議論を始めてはいけません。誰しも長い会議は嫌なものですよね。長い会議、終盤に迷走する会議を防ぐためには、会議の最初に時間管理をしておくことが重要です。 プラクティス4──時間管理(time management) 時間管理は、会議のファシリテイション(議事進行技術)で最も難しいものの1つです。しかし会議の最初にきちんと手順を踏むことによって劇的に改善します。その手順は以下の5つです。 会議のゴールの確認 会議の終了時刻の確認 ToDoの見直し スケジュー
仕事を“耕す”道具をお伝えする――そんな意味を込めて、先週までの「文具ニュース」を週刊「仕事耕具」にリニューアルしました。先週(10月23日~29日)のニュースをまとめたほか、ランキングも掲載します。 仕事の効率アップにはかかせない便利な道具は、いわば仕事を“耕す”道具――そんな意味を込めて、先週までの「文具ニュースダイジェスト」を「週刊仕事耕具」にリニューアルした。これまで通り、ビジネスに役立つグッズやニュースをまとめてお伝えするほか、はてなブックマーク数をもとにしたランキングを掲載する。このランキングは、編集部が追加取材やレビューを作成する基準にする予定だ。 まずは10月23日~29日のニュースをまとめた。コクヨからは、とじる量を調整できるA4ファイルやインテリア風デザインの文房具など多数の新製品が発表された。このほか、シヤチハタ印付ボールペンやデジタルプリント写真用アルバムなどもご紹
必ずしもすべての人に当てはまるとは思えませんが、心がけておいても良さそうな、あるいは、一部は日々の仕事に取り入れても良さそうな、アイデアです。 Geek to Live: Control your workday – Lifehacker この記事の筆者が事前に行った読者投票によると、 ●25%以上の人が、思っていたよりも遅い時間まで残業している ●13%の人は、はなから定時退社を諦めている という結果が出ているそうです。特にはなから諦めている人というのは、「みんなが帰ってからようやく自分の仕事を始められる」人たちです。 ●メールチェックやミーティングやトラブル対応などで ●一日など簡単につぶれる このような状況で、やろうと思っていた仕事を(できれば定時内に)片付けるためのアイデアが5つ紹介されています。 1.朝出社したら、メールチェックする前に一仕事片付けてしまう 2.“MIT”を慎重に
コミュニケーションスキルの土台となる図解言語。だが筆者によると、実はその裏に隠れた読解力、国語力こそがITエンジニアにとって重要なのだという。ITエンジニアに必須の国語力とはどのようなものだろうか。それを身に付けるにはどうしたらいいのか。毎回、ITエンジニアに身近な例を挙げて解説する。 今回と次回の2回にわたって、前回「個条書きを過信してはいけない」で出題した「循環型社会形成のための3原則」の例題を詳しく検討してみよう。 ■出題:循環型社会形成のための3原則 まずは出題を下記に再掲しよう。 <循環型社会形成のための3原則> 環境負荷の低い循環型社会を形成するために、私たちにできる3つの原則があります。 Reduce(削減):廃棄物の発生を抑制し、製品を長期使用すること Reuse(再使用):使用済み製品などの再使用をすること Recycle(再資源化):使用済み製品を再資源化すること(再資
ノートの書き写しは、テスト前の勉強法の中でも時間のかかる方法だ。しかし学生時代を振り返ると、筆者にとって本当に有効な学習方法は唯一これだけだった。今秋、8年ぶりに学生に戻って講義を受けることになった。来週にはノートにペンを走らせているはずの筆者だが、今度こそ完璧な戦略で臨むつもりだ。「コーネル大学式ノート作成法」を正しく実践するのだ。 コーネル式については、過去にもこの記事(7月24日の記事参照)やここで取り上げたが、今回は、学期を通して――書き写しすることなく――学習・参照がスムーズに行えるノートの取り方について詳しく見ていこう。 コーネル式にページをレイアウト コーネル式にのっとり、以下のようにノートを3つの領域に分割する。 ノート欄(右)には、受講中に講義の内容を書き取る。短文や単語で、後に自分が必要とするであろうファクトを書き取っていく。必要のない言葉はすべて省略する。箇条書きにす
とかく会議は非生産的なものの代表としてやり玉にあがる。 BusinessWeekの"How to Run a Meeting Like Google"という記事には、会議をどうやったら効率的で生産的なものにできるのか、Googleでの会議の進め方をもとに提示している。 Googleの検索製品担当副社長、Marissa Mayerさんは、1週間に70もの会議を主催しており、彼女の判断は、共同創業者のセルゲイとブリンにあげるかどうかの事前チェックポイントとなっている。 スーパー忙しいMayerさんの会議術ということを念頭に入れて、「6か条」をみてほしい。 以下、B3 Annex抄訳。 Google流会議のための6か条 ("How to Run a Meeting Like Google" by BusinessWeek) 1. 確固としたアジェンダを設定せよ Mayerさんは、会議に先立って、
レジデント初期研修用資料 引っ越し前の旧blogです。新しいアドレスは http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/ になります 無重力では歩けない 自由は何も生まない。 重力が無ければ、人は立てないし、歩けない。 重力や地面といった制限の無い、無重力の空間というのはもっとも 自由な状態だけれど、この空間におかれた身体は、「歩行という動作」を発見することができない。 動作というのは、中枢神経系が創作するものではなく、「身体」と「環境」との関係の中から、 中枢神経が発見するものだ。 地面を移動するには、どんな動作が最適なのか。 自由な状態、無限に近い動作の選択肢の中から、脳が「歩く」という動作を生み出すのは困難を極める。 地面は、重力という形で身体に「不自由さ」を付与し、 その結果として身体は「歩行」という動作を発見する。 身体は自分の意志で歩行しているのではなく、地面と
コミュニケーションで必要なのは、相手と信頼関係を築くことです。部下のモチベーションを上げようとする場合にも、「なんでこんなにモチベーションが低いんだ?」と、上から突き放したように見るのではなく、「そういえば、俺も入社して1年目のときは、こんな感じだったよ」というように、部下の立場に立って見ることです。それができて初めて、「こういうふうになっているから、モチベーションが低いんだろうか」とか、「これをしてもらえれば、もうちょっとモチベーションが上がるかな」と対応を考えることができます。まず相手の立場に立って、体験を共有することが必要です。 その際に、これまで紹介した、ミラリング・ペーシング・バックトラッキングと、感覚傾向に一致した対話をすることがポイントになります。 感覚傾向に合わせた対話をする 例えば、モチベーションの下がっている部下が、上司に、「いや~なんか、この案件は本当に先が見えないで
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