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foodに関するprisoneronthewaterのブックマーク (104)

  • ビールは冷温、赤ワインは常温がうまい科学的な理由

    酒のおいしさを科学的に分析すれば、よりおいしく飲む方法が分かるのではないか。酒ジャーナリストの葉石かおりさんが、品の味を科学的に分析するユーロフィンQKENのマネージャーである肥田崇氏に、酒の種類ごとの適温や、料理と合わせる際の考え方について話を聞きました。 酒は種類ごとに適温が決まっている。なぜビールは冷やすとおいしいと感じるのに対し、赤ワインは常温で飲むとよいのだろうか(写真:Sławomir Fajer/stock.adobe.com) 前々回 酒はなぜうまいのか? 数値化で見えてきた「おいしさの科学」 、人が酒を飲んで「おいしい」と思うのには科学的な根拠があることがよく分かった。これまでは深く考えることなく、感覚的にただ「おいしい」と思っていた。 心身のコンディションによって、味の感じ方が変わったり、欲する酒が変わったりするのも実に興味深い。例えばストレスがあると体は苦味を欲する

    ビールは冷温、赤ワインは常温がうまい科学的な理由
  • カンピロバクターによる食中毒 鶏肉のNGな食べ方は?

    FEATURES of THEMEテーマ別特集 どうにかしたい皮膚のかゆみ・痛み アトピー性皮膚炎・帯状疱疹 「かゆくてたまらない。どうにかしてほしい」――かゆみを伴う皮膚疾患に悩まされている人はとても多い。代表的なものにアトピー性皮膚炎があるが、コロナ以降はピリピリと皮膚が痛む帯状疱疹の患者も増えている。今回は、そんな皮膚のかゆみ・痛み、特にアトピー性皮膚炎や帯状疱疹腸について、原因や対策、予防方法などを見ていく。 腸の病気の意外な原因 睡眠、体内時計、脳も関係! べたものを消化し吸収するという、人間が生きていく上で大切な機能を担っている腸。その腸の病気には、睡眠や脳までもがかかわっているのをご存じですか。今回は、腸の病気の意外な原因を中心に、腸と健康の関係を見ていきましょう。 長寿者研究から見えてきた、健康長寿の「3つのカギ」 「人生100年」時代と当たり前のように言われる昨今。「健

    カンピロバクターによる食中毒 鶏肉のNGな食べ方は?
  • 「糖質」と賢く付き合うポイントは、量よりも食べ方にあり

    第12回 朝はしっかりとり、多すぎる果物や甘い飲み物に注意(糖質:後編) 2024/9/10 堀田恵美=ライター ご飯やうどんを主とする私たち日人にとって、糖質のとり過ぎによる肥満や糖尿病は非常に身近な病気です。糖質のとり過ぎは肥満や糖尿病といった生活習慣病をもたらし、心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めます。また、糖質の摂取量だけではなく、「べ方」によっても健康への影響が大きく変わることが近年の研究から分かってきました。では、どのように糖質をとっていくといいのでしょうか。糖質の代謝と機能に詳しい藤田医科大学病院の飯塚勝美氏に聞きました。 >前編 「糖質」を上手にとる秘訣とは? とり過ぎ・不足は老化や筋肉減少を招く 糖質は私たちの脳や体を正常に動かすのに不可欠なエネルギー源。前編では、糖質の種類や機能、糖質のとり過ぎによる健康リスク、間違った糖質制限による悪影響などについて紹介してきた。

    「糖質」と賢く付き合うポイントは、量よりも食べ方にあり
  • 「卵1日3個は多すぎ?」「HDLコレステロールが高ければ安心?」名医が回答!

    「健康Q&A」では、日経Goodayの連載や特集でおなじみの医師や研究者、アスリート、トレーナーなど、健康・医療のエキスパートの方々が月替わりで登場。あなたの疑問やお悩みに答えます。 2024年8月の回答者は、コレステロールや中性脂肪、脂質異常症に詳しい、りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)理事長の山下静也先生です。 前編 ←今回 Q 1 卵を1日3個以上べることを勧める記事を読みました 答え Q 2 コレステロール値が高くても1日1個は卵をべるべき? 答え Q 3 体重を減らすとコレステロールだけでなく筋肉も落ちてしまう 答え Q 4 糖質制限をするとコレステロールが上がる? 答え Q 5 LDLコレステロールとHDLコレステロールの両方とも高いです 答え 後編 Q 6 閉経後の女性のコレステロールは「やや高めが正常」? 答え Q 7 スタチンが飲めません。動脈硬化がなければこ

    「卵1日3個は多すぎ?」「HDLコレステロールが高ければ安心?」名医が回答!
  • 「糖質制限食」「低GI食」の効果は? 新糖尿病ガイドラインでの推奨度

    近年、糖尿病の治療や予防に重要な血糖コントロールを行うために、エネルギーのとり過ぎを避けるだけではなく、「糖質制限」や「低GI」といった事法に注目が集まっている。日糖尿病学会が今年5月発刊した「糖尿病診療ガイドライン2024」では、これらの新しい事法の有効性や安全性に関する科学的根拠(エビデンス)と推奨度が新たに記載された。気になっていた事法は当に効果があるのか? 正しいやり方は? 後編では、新しい事法の最新の知見のほか、血糖値改善にも役立つたんぱく質のとり方、事改善と併せて行うべき運動療法の注意点などについても紹介する。 >前編 誤解多き糖尿病の事療法 「一律、事制限」はもう古かった 2019版のガイドラインで残された課題とは 糖尿病の血糖管理に「事療法」が重要であることは、過去の糖尿病診療ガイドラインでも記載されてきたが、最新のガイドラインの一つ前の『糖尿病診療ガ

    「糖質制限食」「低GI食」の効果は? 新糖尿病ガイドラインでの推奨度
  • 冷凍の果物やジュースは「生の果物」の代わりになる?

    前回は、果物の健康効果や太るという話の真偽、生の果物の選び方などを紹介した。だが、生の果物をとるのは、価格面や手間からハードルが高いという人もいるだろう。そこで、後編では手軽にとれる冷凍果物やドライフルーツ、缶詰、ジュース、スムージーが生の果物の代替となり得るのかについて紹介する。 >前編 「果物は太りやすい」は誤解だった 果物を1日200gとることが推奨される一方で、果物の摂取量が下がっている背景がある。厚生労働省の「健康日21(第三次)」では1日当たりの果物摂取量として200gを推奨しているが、近年は果物の摂取量が減少し、2019年度「国民健康・栄養調査」では調査対象者の6割が1日100g未満の摂取だった。これはライフスタイルの変化や果物の価格高騰、お菓子の手軽さなどが影響していると考えられる。 だが、おやつやデザートにはお菓子ではなく果物を積極的に選びたい。果物摂取は総死亡率や狭心

    冷凍の果物やジュースは「生の果物」の代わりになる?
  • 「健康のために食べているもの」の意外な落とし穴

    こんにちは。大阪大学大学院で生活習慣病予防の研究をしている野口緑です。今回は、よくべるものと血液データの関係について、お話ししたいと思います。 当たり前のことですが、私たちの血液は「べたもの」から作られます。たんぱく質が多い、脂肪が多いなど品にはそれぞれ特徴があります。それらのどれを、どれだけべたかによって、血液データは影響されるのです。したがって、血液データを見ることで、その人が普段どんなものをよくべているか、生活をある程度推測することもできます。 身体にとって必要な各栄養素の量は概ね決まっています。例えば、たんぱく質はおおよそ1g×体重(kg)、ビタミンCは1日100mgなどです。このような必要な量を計算しながら生活するのは現実的ではありません。そこで、特徴の似た材ごとに群分けし、それらの必要量を一つの目安に事内容を組み立てるのが合理的な考え方です。この時、主菜、副菜、

    「健康のために食べているもの」の意外な落とし穴
  • 「果物は太りやすい」は誤解だった

    果物は多くとったほうがよい。そう言われる一方で、とりすぎると太るという話も聞く。私たちは果物摂取についてどのように考えればいいのだろうか。前編では、果物の健康効果や太るという話の真偽、どんな果物をとればいいかなどを紹介する。 果物がデザートに選ばれない時代 果物摂取量は不足 私たちの事を彩る果物。春はいちご、夏はスイカ、秋はぶどう、冬はみかんというように四季折々の果物は、見た目はもちろん栄養の側面からも積極的にとり入れたいものだ。 日国民の健康づくりの基的な方針を定めた厚生労働省の「健康日21(第三次)」では、果物摂取量は可部で1日200gを目標としている。200gというと、みかんなら約2個分、りんごなら約1個分だ。少し意識すればとれそうな量のように思える。だが、厚労省によれば、100g未満の摂取量の人が増えている傾向だという。2019年度「国民健康・栄養調査」では、100g未満

    「果物は太りやすい」は誤解だった
  • 魚肉ソーセージがまさかの復活、販売額最高 大人の健康食品でヒット

    小さい頃、お弁当のおかずやおやつとして大人気だった魚肉ソーセージ。大人になるにつれてべる機会が減っていった人も多いのではないだろうか。そんな魚肉ソーセージが今、大人をターゲットにして復活しつつある。低脂質高たんぱく質であることから筋トレをする人や、常温保存可能なことから登山する人にもニーズが広がっている。 品関連の情報を扱うKSP-SP(東京・港)のPOS(販売時点情報管理)データ「KSP-POS」によると、2024年3月の魚肉ハム・ソーセージの販売金額は3年間で最高値を記録した。新型コロナウイルス禍の買いだめ需要を差し引くと、過去5年間で最高値となる。魚肉ソーセージは春先と秋口に伸長する傾向が見られる。行楽シーズンの需要が堅いという。24年の販売金額増加は、昨年値上げをした品メーカーが多く、消費者が買い控えした影響からの反動が大きいようだ。 最近の魚肉ソーセージで売れ筋商品として目

    魚肉ソーセージがまさかの復活、販売額最高 大人の健康食品でヒット
  • 体に吸収されなくても役に立つ「食物繊維」 がんや心臓病の死亡も減る

    体内には吸収されないため「5大栄養素」に入れなかった物繊維が、今、健康に長生きするため、腸内環境を整えるために不可欠と注目されています。体に入らない物繊維がどのように健康をもたらすのか、最新研究に基づく知見について、日物繊維学会副理事長を務める静岡大学教授の西村直道氏に聞いてみました。 物繊維とは、ヒトの消化酵素で消化されない、またはされにくい物に含まれている成分のこと。糖質や脂質、たんぱく質・アミノ酸やビタミン・ミネラルのように腸で吸収されて栄養として使うことができないため、体に絶対必要な栄養素ではないが、近年健康維持に深く関与することが明らかになってきたことで「第6の栄養素」とも言われる。物繊維や野菜の摂取量を増やそうという流れがあるのは、国内外の研究から、物繊維を多くとっている人ほど、がんや脳卒中、心筋梗塞、糖尿病といった生活習慣病の発症・死亡が少ないことが明らかにな

    体に吸収されなくても役に立つ「食物繊維」 がんや心臓病の死亡も減る
  • 健康に重要なのは「オメガ3」と何? 知っておきたい油選びのコツ

    油は体に悪いと思われがちだが、それは誤解だ。適度な油の摂取は細胞膜をつくる上で欠かせない。一方、とりすぎによって悪い影響を与えることもある。今さら聞けない健康的な油のとり方を、慶応義塾大学医学部化学教室教授の井上浩義氏に解説してもらった。 油は体に悪いからできるだけ控えたほうがいい──。そんなふうに思っている人は少なくないのではないだろうか。だが、それは大間違い。適度に油をとることは、体にとって実はとても大切だ。慶応義塾大学医学部化学教室教授の井上浩義氏は「よく、私たちの細胞一つ一つをつくるのにはたんぱく質が必要だといわれています。ですが、実は油も必要なのです。細胞を包んでいる細胞膜は脂質からつくられているからです」と話す。 細胞を包む細胞膜は、脂肪酸とリン酸が結合したリン脂質という分子が2層に並ぶことで形成されている。油をとることは細胞膜をつくるのに欠かせないのだ。 ちなみに、私たちの脳

    健康に重要なのは「オメガ3」と何? 知っておきたい油選びのコツ
  • たんぱく質を主食でとる時代に!? 米を模したダイズライスとは

    といえば、米、パン、麺。あるいは「炭水化物」「糖質」を想起する人もいるだろう。その常識は近く変わるかもしれない。近年、各品メーカーは健康意識の高まりを背景に低糖質・高たんぱく質の新たな品を開発しており、「主でたんぱく質をとる」という新たな選択肢が生まれている。中でもフジッコは米を模したダイズライスを販売。「大豆でつくった米」の事への上手な取り入れ方を取材した。 主でたんぱく質をとるトレンドが到来、商品続々 主といえば、主に炭水化物(糖質+物繊維)がとれる品だ。だが近年は、たんぱく質を多く含み、さらに低糖質にした新たな主が各品メーカーから続々と発売されている。ベースフードが販売する「ミニパン」、ミツカングループのZENB JAPANが販売する「ゼンブヌードル」、キッコーマンの「大豆麺」、日ケロッグの「大豆たんぱく オートミールごはん」など、枚挙にいとまがない。 こ

    たんぱく質を主食でとる時代に!? 米を模したダイズライスとは
  • 食料備蓄は炭水化物に偏りがち 災害食の考え方をアップデート

    最大震度7を観測した能登半島地震では多くの人々が心身の被害を受け、1.1万人以上(2月28日時点)が避難所生活を続けている。災害発生時に無事に避難ができたとしても、避難所生活での事には栄養面で課題が多く、誤嚥(ごえん)性肺炎や感染症などによる災害関連死のリスクもある。いま一度、自然災害から命を守るために各自でどんな備えをしておくべきか、この連載では特に栄養の面から確認したい。 2024年元日に発生した能登半島地震。石川県輪島市や珠洲市を中心に被害が大きく、避難生活が長期化している。同県の住宅被害は4万5000棟を超え、約1.1万人(2月28日時点)が避難所での生活を続けている。道路陥没やひび割れが原因で支援物資の輸送が滞り、多数の集落で孤立が発生した。 25年間熊県職員として栄養生活支援に携わる中で熊地震など4つの自然災害を経験し、現在は女子栄養大学栄養学部准教授である久保彰

    食料備蓄は炭水化物に偏りがち 災害食の考え方をアップデート
  • 筋肉を育てる食事の秘訣 たんぱく質摂取のゴールデンタイムは?

    筋肉を増やすための事で一番大切なのが、たんぱく質の摂取。たんぱく質は筋肉の材料であり、筋合成のスイッチを押す役割もあるからだ。第1回では筋肉を増やすのに必要なたんぱく質の量について紹介したが、今回は、筋肉を増やすためのべ方について取り上げる。実は「たんぱく質摂取のゴールデンタイム」や「とるべきたんぱく質の種類」については、誤解している人が多い。立命館大学スポーツ健康科学部教授の藤田聡氏への取材を基に、エビデンスに基づく情報を紹介しよう。

    筋肉を育てる食事の秘訣 たんぱく質摂取のゴールデンタイムは?
  • 酒が体内で脂肪に変わる? 医師が警告「やめるべき4つの飲み方」

    お酒を飲み過ぎると肝臓やその他の組織に脂肪がたまりやすくなり、脂肪肝をはじめとした様々な疾患の発症につながる。太らないお酒はない。しかし、今よりも脂肪がつきにくい飲み方にすることはできる。具体的にどうすればいいのか。長野県佐久市立国保浅間総合病院外科部長で、同院「スマート外来」担当医である尾形哲氏に話を聞いた。 >前編: 肝臓にダメージを与えない飲酒、1日何杯まで? 専門医が解説 前編では、個人のお酒の摂取量は減少しているものの、アルコールが原因の肝硬変は増加していること、飲酒と肝疾患の発症リスクには切っても切れない関係があること、お酒の強さによって自分の飲酒量の上限を考えることが大切だと、長野県佐久市立国保浅間総合病院外科部長で、同院の「スマート外来」の担当医である尾形哲氏に解説していただいた。後編では肝臓を始めとした体に脂肪がつきにくい具体的な飲み方について紹介しよう。 「お酒は4回目

    酒が体内で脂肪に変わる? 医師が警告「やめるべき4つの飲み方」
  • たんぱく質摂取の6つの誤解 筋肉を増やすのに本当に必要な量とは?

    たんぱく質なくして筋トレ効果は出せない 1月前半特集では筋肉の重要性と、筋肉を増やす運動について解説した。年齢を重ねても丈夫な足腰を保つためには全身の筋肉を維持することが欠かせない。そればかりか、筋肉を増やすことは、糖尿病や認知症、大腸がんなど、万病を予防するためにも重要だ。 自分は若いときから体重が変わっていないから大丈夫──。そう思っていても筋肉がごっそり落ちて脂肪の割合が増えている可能性があるので要注意だ。筋肉が落ちると、体内の糖がエネルギーとして使われにくくなり、イリシンやIL-6などの筋肉が分泌するホルモン(マイオカイン)の分泌も減って血糖値が上昇し、糖尿病にもつながるという。 また、運動して筋肉を使うことで分泌されるマイオカインは、認知症の改善や大腸がんの発生リスクの低下にも一役買う。認知症ではマイオカインによって情報伝達に役立つ神経細胞がつくられたり、その機能が高まったりする

    たんぱく質摂取の6つの誤解 筋肉を増やすのに本当に必要な量とは?
  • 運動はムダ? LDLコレステロールを下げるたった2つの食べ方ルール

    男性は40代前後から、女性は更年期を迎えて急激にLDLコレステロール値が上昇することがあります。LDLコレステロール値が高いと動脈硬化になりやすく、心血管疾患や脳梗塞などの発症リスクが高くなるため、対策は必須。でも、中には運動ではLDLコレステロール値は下がらないということを知らない人もいるようです。なぜ運動では効果がないのか、コレステロール値を下げるためにすべきことは──?医師と栄養の専門家に聞きました。 LDLコレステロール値のコントロールには運動は効かない 生活習慣病対策には運動が有効なものが多いが、LDLコレステロール値を下げるには運動よりも事の見直しが重要だ。東海大学医学部総合診療学系健康管理学准教授の岸憲明さんは、「コレステロールは脂質の一種ですが、エネルギー源として使えないので運動しても消費されません」と話す。 血液中にはコレステロールや中性脂肪(トリグリセリド)、リン脂

    運動はムダ? LDLコレステロールを下げるたった2つの食べ方ルール
  • 牛や豚などの赤肉、週2食でも2型糖尿病のリスク上昇、研究

    赤肉にはタンパク質、ビタミン、鉄や亜鉛などが含まれているが、これらはすべてほかの材からも摂取できると専門家は言う。(PHOTOGRAPH BY BRIAN FINKE C/O EVERYBODY SOMEBODY INC, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 赤肉(ウシ・ブタ・ヒツジなどの肉で、脂肪分が少ない部位を示す「赤身肉」とは異なる)をべる量を減らすよう、普段から注意している人もいるだろう。 だが、新たな研究では、それでは不十分かもしれないことが示唆されている。週に2分の赤肉をべるだけで、2型糖尿病のリスクが高まる可能性があるというのだ。一方で、平均的な米国人やオーストラリア人、アルゼンチン人、モンゴル人、セルビア人の肉の消費量は、年間およそ100キロ以上にのぼる(編注:経済協力開発機構(OECD)のデータによれば、日人はおよそ42キロ)。 赤肉を大量に

    牛や豚などの赤肉、週2食でも2型糖尿病のリスク上昇、研究
  • 今、とるべき油は「オメガ3系脂肪酸」 お勧めは魚やサバ缶、エゴマ油

    ひと昔前には「体に悪いもの」「肥満の元凶」としてマイナスのイメージの強かったアブラ(脂質)。近年では健康を維持するためには「良いアブラ」をバランスよくとることが大事ということが分かってきました。脂質の役割、良いアブラのとり方について麻布大学教授の守口徹さんに聞いてみました。 私たちが日々摂取するアブラ(脂質)のうち、常温で液体のものを油、常温で固体のものを脂と呼ぶ。「健康のためにはアブラをとりすぎないほうがいい」「動物性の脂は体に悪く、植物性の油は健康に良い」とも言われてきたが、近年では健康を維持するためには「良いアブラ」を積極的にとることが大事ということが分かってきた。 「脂質は効率の良いエネルギー源になったり、細胞膜の材料になったり、ホルモンなどの材料になったりするほか、脂溶性ビタミン(*1)の吸収などにもかかわる必須栄養素です。ただし、闇雲にとればいいというものではありません。脂質を

    今、とるべき油は「オメガ3系脂肪酸」 お勧めは魚やサバ缶、エゴマ油
  • 年を取ったらハンバーガー、おやつで血糖値上昇を抑制 食の新常識

    高齢になったら事は「質より量」、朝で体内時計をリセット 2023/5/9 日経Gooday編集部 健康的でバランスの良い事をとることが何よりも大切だと考えられてきたが、この常識が変わってきている。年を取ったらとにかくしっかりべることが重要で、毎日肉をべたり、ハンバーガーなどのジャンクフードもお勧め。また、体内時計のメカニズムに合わせて事の「時間を変える」ことで、体の不調を改善したり、病気の予防にもつながったりする「時間栄養学」という新しい分野の研究も進んでいる。こうした事の新常識を紹介しよう。 「ジャンクフードは避ける」「糖質のとり過ぎはNG」「野菜をしっかりべる」「肉より魚がいい」……。健康のために事で気をつけるべきこととして、よくいわれることだ。しかしこれらの常識が、年を取ったらひっくり返るとしたらどうだろう。 実際、100歳を超えて元気に暮らしている人の中には、毎日

    年を取ったらハンバーガー、おやつで血糖値上昇を抑制 食の新常識