Jリーグ・ヤマザキナビスコ杯決勝が3日、磐田−広島の顔合わせで国立競技場で行われ、磐田が延長戦の末、5−3で勝利し、12年ぶり2度目の優勝を果たした。磐田はFW前田が先制点をアシスト、試合終了間際に同点ゴール、延長後半に追加点を挙げるなど2ゴール1アシストの活躍で優勝に貢献しMVPに輝いた。 【写真で見る】先制ゴールを決めた磐田・船谷 試合の序盤は両チームともシュートも少なく、無得点のまま進んだ。試合が動いたのは前半36分。磐田FW前田からのセンタリングをMF船谷がヘディングで合わせてゴールし、先制点を奪った。しかし、その直後の前半43分、広島MFミキッチの放ったシュートをFW李が押し込んで同点に。広島イレブンはピッチに集まり、矢を射る喜びのパフォーマンスを見せた。 さらに広島は後半開始直後の3分、MF山岸が右足グラウンダーのシュートを決めて逆転。その後磐田は怒濤の攻撃を見せ、終了間