堀江貴文は、いかにしてゼロから築き上げたのか 「宇宙ビジネス立ち上げの原動力」を聞く:ホリエモンが仕掛ける「宇宙ビジネス」【後編】(1/5 ページ) 「世界一低価格で便利なロケット」の開発を目指す、北海道大樹町のインターステラテクノロジズ(以下、IST)。2019年5月に観測ロケット「宇宙品質にシフト MOMO3号機」(以下、MOMO3号機)によって、国産の民間ロケットとして初めて高度100キロ以上の宇宙空間に到達した。 その後、2度目の宇宙空間到達は果たせていないものの、21年は「MOMO」の定常的な打ち上げを目指すとともに、打ち上げコストが1機で約6億円になる超小型人工衛星打ち上げロケット「ZERO」の開発も進めている。「ZERO」の開発はISTにとって、ビジネスの成功を左右する社運を賭けたプロジェクトだ。 ISTは実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が創業したベンチャー企業。堀江氏が宇宙