名古屋市立図書館の再編構想の「第1ブロック」(千種、東、守山、名東区)で、市教委は中核となる「星が丘アクティブライブラリー(AL)」を、千種区のボウリング場「星が丘ボウル」跡地に建つ予定の6階建て商業棟内に整備する方針を固めた。3、4階部分の延べ約1800平方メートルに約15万冊を備える計画で、2028年度の開館を目指している。 「なごやアクティブ・ライブラリー構想」と呼ぶ再編構想では、鶴舞中央図書館周辺の中区、昭和区を除いた14区を5ブロックに分けた上で、各ブロックに1カ所ずつ、蔵書約15万冊のALを設置。それ以外は蔵書5万~7万冊のコミュニティライブラリー(CL)、1万~4万冊のスマートライブラリー(SL)に再編する。第1ブロックは老朽化した図書館が多く、整備を優先して行う。 市教委によると、第1ブロックのALは市営地下鉄星ケ丘駅周辺に新たに整備すると決め、23年度に市有地や公共施設を