業界3位企業と聞いてソフトバンクを思い浮かべる人は多いだろう。英ボーダフォン日本法人を買収して携帯電話事業に参入した2006年当時、首位NTTドコモと2位のKDDIが契約数で合計8割ほどのシェアを占めていた。3社の順位は現在も変わっておらず、3位というのは一面では正しい。しかし有識者の見解は異なる。「もはや3位らしさはないですね。トップランナーです」。調査会社のMM総研(東京・港)の渡辺克己執
2023年に入り、大都市部でNTTドコモのモバイル通信品質が急速に低下してユーザーの不満が高まり、対策に追われる事態となった。 その一方で評価を上げているのがソフトバンクだ。同社のモバイルネットワークが都市部でも通信品質を大きく落としておらず、安定して通信できていることがその要因となっている。 人流回復、動画コンテンツの急拡大がダブルパンチに NTTドコモの通信品質低下の要因とされているのは、2023年に入ってコロナ禍が一定程度収束し都市部の人流が回復したこと。そしてスマートフォンでの動画視聴ニーズが大幅に増え、トラフィックが急増したことだ。 だが、そうした条件はNTTドコモに限ったものではなく、ソフトバンクをはじめ他の携帯電話会社にも共通して起きている。にもかかわらず、なぜNTTドコモの通信品質が大幅に低下した一方、ソフトバンクは持ちこたえて安定した通信を継続しているのだろうか。2023
GEPRThese wind turbines were some of the first of shore in Denmark. They are located on "Middelgrunden" a few kilometers outside Copenhagen 国会の予算委員会で、秋本真利議員の洋上風力についての疑惑が質問されたので、昨年6月30日の記事を再掲する。 ゲームが始まってからルールを変えた 経産省と国交省が進めていた洋上風力発電をめぐって、いったん決まった公募入札のルールが、1回目の入札結果が発表されてから変更される異例の事態になった。これは2020年から始まった合計4500万kWの大プロジェクトで、2021年12月に最初の3件の入札結果が発表されたが、その結果に業界は驚いた。 第1回入札の評価点と価格 事前の予想では早くから参入を表明していたレノバや日本風力
Y!mobileは2月1日午前0時をもって、同社の1.7GHz帯の3G通信サービスの提供を終了した。これにより、1.7GHz帯を使用する音声、パケットサービスの提供も終わり、対象となるプランの契約は自動で解除されるという。 1.7GHz帯は、Y!mobileの前身であるイー・モバイルが事業認可を受けた2005年から、同社が利用する携帯電話用の周波数帯域として割り当てられていた。当時、ソフトバンクグループのBBモバイルも1.7GHz帯を利用していたが、2006年にはソフトバンクがボーダフォンを買収したことで1.7GHz帯の免許を返納している。今回のサービス終了は1.7GHz帯を停波するためで、今後1.7GHz帯はソフトバンクのLTEサービスの拡充に利用する予定としている。なお、一部エリアでは現在もサービスが続いており、完全な停波は3月29日としている。 サービス終了によりモバイル通信が利用で
旧EMOBILE LTEの回線でアプリのテストをしているときに謎の不具合として発見しました。 スピードテストや、普通のブラウジングは快適に行えているのに何故かzipファイルの転送時のみものすごく遅くなり、最初は自分のアプリの不具合を疑いましたがHTTP通信全般で発生するようです。 。 契約回線は旧EMOBILE LTEで、「当月のご利用通信量が10GB以上」で帯域制限を行うと公表されています。 テストした日までの通信量は10.588GBで、目安の通信量を超過している状態です。 この状態でHTTPによるリクエストを出すと、ファイル種類によって挙動が変わります。 月初めはどのような挙動になるか不明なので来月になったらやってみます。 以下実験結果です。 以下コマンドで1MBのダミーファイルを生成。 % dd if=/dev/zero of=test.zip bs=1M count=1 ファイルの
ワイモバイルは、今、SIMカードの単体販売に最も力を入れているように見える通信事業者だ。店頭には「格安SIM始めました」の文字が躍り、さながらその様子はMVNOのよう。12月4日に開始する「シェアプラン」にも、同様の発想が見え隠れする。シェアプランは、主回線に最大3回線をひも付けることが可能な料金プラン。主回線が「スマホプランL」なら、SIMカードの追加発行に月額料金はかからない。 シェアプランと同時に、端末の単体販売も開始するという。SIMロックがかかっているのは残念だが、タブレットの「MediaPad M1 8.0」は、主回線にプラスして持つことを想定した端末。価格を抑えた端末を導入したのもそのためで、本体を一括で買い、シェアプランで通信を行うといった購入スタイルを想定している。 MNOといっても、ワイモバイルが単体で提供するSIMカードは、建て付け上、ソフトバンクモバイルのMVNOと
欲しいと言ったのもヤフーの宮坂学社長、いらないと言ったのも同じ宮坂社長――。もしこれが本当だとすれば、ずいぶんと軽率な判断をしたものだ。 ヤフーがソフトバンクから傘下の携帯通信会社イー・アクセス(6月にウィルコムと合併)を買収すると発表したのは3月27日。それからおよそ2カ月後の5月19日、買収中止を発表した。 当初から、やや理解に苦しむ買収だった。そもそもヤフーはソフトバンクの子会社。イー・モバイルがソフトバンク傘下からヤフー傘下に移ることで起こるのは、負債の肩代わりを含めた4500億円の現金の移動。東洋経済は、3月の発表当初から、キャッシュリッチなヤフーから、大型M&A続きで資金を必要とするソフトバンクへの資金移動に過ぎないのではないか、と指摘してきた。ヤフーが買収するメリットが見当たらないためだ。 株価は大幅に下落 そもそも、イー・アクセスの大半がモバイルWi-Fiルーターのユーザー
ヤフーの子会社化を土壇場で回避 2013年12月、イー・アクセスによるウィルコムの吸収合併が発表された。さらにその約4カ月後の3月27日、ヤフーがイー・アクセスとウィルコムが合併する新会社を買収し、新たに「ワイモバイル」(ブランド名はY! mobile)として携帯電話事業を展開すると表明した。 →イー・アクセスがウィルコムを吸収合併、2014年4月に新会社 →インターネットキャリアを掲げる「Y!mobile」誕生 →ヤフー、イー・アクセスの子会社化を中止――「Y! mobile」は“協業”で展開 結局ワイモバイルはヤフーではなくソフトバンク傘下の1キャリアとして存続することになったが、インターネット事業を主体としたヤフーが携帯電話事業に参入しようとしたことに大きな驚きが広がったのは事実だ。ヤフーは既存のYahoo!サービスと連携したサービスをワイモバイルのインフラ上で提供するとしており、今
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。 当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。 イー・アクセス株式会社 株式会社ウィルコム ヤフー株式会社 ヤフー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮坂 学、以下「ヤフー」)、イー・アクセス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:エリック・ガン、以下「イー・アクセス」)、および株式会社ウィルコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮内 謙、以下「ウィルコム」)は、2014年3月27日付「ヤフー株式会社によるイー・アクセス株式会社の株式の取得に関するお知らせ」にて、ヤフーがソフトバンク株式会社(以下、「ソフトバンク」)からイー・アクセスの株式を取得することについてお知らせしましたが、その後、ヤフーとソフトバンクで協議を重ねた
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社のコーポレートサイトはこちらです。 当ページに記載されている情報は、2023年9月30日時点の情報です。 イー・アクセス株式会社 株式会社ウィルコム ヤフー株式会社 ヤフー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮坂 学、以下「ヤフー」)は、本日、イー・アクセス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:エリック・ガン、以下「イー・アクセス」)の株式の99.68%(議決権比率33.29%)を、ソフトバンク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:孫 正義、以下「ソフトバンク」)から3,240 億円で平成26年6月2日(予定)に取得することを取締役会で決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。 イー・アクセスおよび株式会社ウィルコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:宮内 謙、
ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏は6月21日、同社の株主総会において、ソフトバンクモバイルとイー・アクセス、ウィルコムの3社間で無料通話を提供する考えを示した。 株主から「グループ3社のシナジー効果を高めるため、3社間の無料通話を提供してはどうか。この場で“やりましょう”と言っていただきたい」という質問に対し、やや間を置いて「やりましょう」と回答。「今のでかなりお金がかかったなぁ……」と続けて会場の笑いを誘った。提供時期や方法などは未定。 次世代の高速通信規格「LTE-Advanced」への取り組みについては、「LTE-Advancedは当然準備中。非常に優れた技術の進展が控えている」としたが、提供時期などは明らかにしなかった。関連して設備投資が2012年度と2013年度がピークになる点については、「設備投資で一番お金がかかるのは自前で鉄塔を建てること。これが来年度の半ばでほぼ作り終わ
LTEに対応し、テザリングもできて、端末代も含めた月額のトータルコストがわずか3880円。3月7日に発売された、初のEMOBILE LTEスマートフォン「STREAM X(GL07S)」は、他社のLTEスマートフォンよりもはるかに安い料金で利用できるのが大きなメリットだ。クアッドコアCPUを備え、LTE Category 4をサポートし、イー・モバイル端末では初めておサイフケータイも利用できるなど、必要十分なスペックを満たしている。なぜここまで安い料金に設定したのか。STREAM Xではどんなユーザーをターゲットにしているのか。そしてソフトバンクとの経営統合はどんな影響をもたらしたのか。イー・アクセス 執行役員 マーケティング本部 宣伝部長 中村達郎氏に聞いた。 Huawei製だから、最先端のスマホを安く出せた ITmedia まずは、LTEスマートフォンのSTREAM Xと、新たなパケッ
新聞まあ、朝日新聞のことなんですが。「ソフトバンク」が「サムスン」に、ってことでネトウヨといわれる層が大量に釣れるんでしょうか。朝日新聞デジタル:ソフトバンク、イー・アクセス株売却へ サムスン電子にソフトバンクは、今月1日に完全子会社化した通信会社イー・アクセスの議決権付き株式の約67%を、韓国・サムスン電子など11社に月内にも売却する方向で調整に入った。売却額は十数億円。 記事の中でも、売却先は、サムスン電子など海外の通信機器メーカー5社とオリックスなど国内のリース6社。各社に約6%ずつ売却する方針。って書いてあるじゃん……。 現時点で報道されている売却先は以下のようなラインナップだし、売却割合はそれぞれに約6%の予定らしいし、特に国士のみなさんがこめかみをピクリと震わせるような内容でもないような。国海外通信機器メーカーフランスアルカテル・ルーセントスウェーデンエリクソンフィンランドノキ
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