東北地方太平洋沖地震で緊急停止した東京電力福島第1原発の今後が懸念され、デマ情報も飛び交っている。そんな中、東京大学理学系研究科の早野龍五教授(@hayano)が、Twitter上で寄せられた質問に回答。その内容をサイエンス・メディア・センターがまとめて公開している。 →原発に関するQ&Aまとめ 政府の避難指示が目安、外気に触れないこと それによると、被ばくについては「原発の近くに行かないことが第一です。政府の避難指示20キロが目安です。そして外気に触れないことです」。 放射線が漏れ出した場合の影響範囲については、「漏れた放射性同位元素量と天気(特に風)がわからないと、予測困難です。今回同様格納容器が無事だったスリーマイル島(参照リンク)の場合は,10マイル(16キロ)より遠いところには影響が及ばなかったとされています」とコメント。 東京電力の福島第一原発から仙台までの距離は90キロ、東京
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