クールジャパンの盛り上がりの影響なのかどうかはわからないが、近年、関西の各百貨店では「日本の物作り」に焦点を合わせた催事イベントが断続的に行われている。 今春夏もその動きが顕著で、先日グランドオープンしたばかりの近鉄百貨店あべのハルカス本店と、大丸梅田店でほぼ同時期に催事があった。また、阪急百貨店うめだ本店も6月上旬に「メイドインジャパン」をテーマにした催事イベントを開催すると耳にしている。 近鉄百貨店は雑誌「モノ・マガジン」とのコラボによる「職人モノ展」で、3月20日~26日まで開催された。大丸梅田店は「めぐる日本のものあわせ」で3月12日~31日までの開催となっている。近鉄百貨店あべのハルカス本店は、6月下旬からもこの「職人モノ展」を開催することをすでに告知している。 百貨店のほとんどは導入ブランドも取り扱いブランドも均一化しているのは周知の事実であり、集客動員を図るためには常設ブラン