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ブックマーク / www.businessinsider.jp (2)

  • 「勉強していると浮いてしまう」施設から医学部現役合格した生徒が願うこと

    さまざまな事情で親がいない、親と共に暮らせない子どもたちが入所する児童養施設には、全国で2歳から18歳まで約2万7000人が暮らしている(2018年厚労省調査)。 子どもたちは18歳になれば施設を出て行かなければならない(※)が、そのほとんどが就職を選ぶため、大学進学率は全国平均50%前後に対し、10%超にとどまっている。 なぜ彼女ら彼らの多くは、進学ではなく圧倒的に就職なのか。周囲の流れに逆らって、児童養護施設で暮らしながら大学進学という道を選んだ2人の学生を取材した。 ※ 必要があれば、満 20 歳に達する日まで措置を延長できる(児童福祉法第 31条第 2 項) 「高校生の学びは一生のために必要なもの」 現在関東地方に住む19歳のリナさん(仮名)は、国立大学の医学部に現役合格を果たし、医学を志す大学1年生だ。リナさんは幼い頃から両親の離婚や母親の逮捕など、不安定な家庭環境で育った。 高

    「勉強していると浮いてしまう」施設から医学部現役合格した生徒が願うこと
  • 終戦前日に亡くなったユーハイム創業者が歩んだ激動の人生「お菓子は平和の証」【戦後75年】

    カール・ユーハイム(1886〜1945)は、木の年輪をかたどったドイツ菓子バウムクーヘンを日に伝えたドイツ人。老舗洋菓子メーカー「ユーハイム」(神戸市)の創業者だ。 株式会社ユーハイム提供/ 今から75年前、1945年8月14日の夕方6時前。神戸・六甲山上のホテルの一室で、ある菓子職人が59年間の生涯を静かに終えた。 「私は死にます……けれど、平和はすぐ来ます」 大きな安楽イスに埋まるように座っていた彼が、息を引き取る直前、に伝えた言葉だ。 まるで神のお告げを伝えるような、荘重かつ静かな口調だったという。 職人の名はカール・ユーハイム。木の年輪をかたどったドイツ菓子バウムクーヘンを日に伝えたドイツ人で、老舗洋菓子メーカー「ユーハイム」(神戸市)の創業者だ。 2度の世界大戦と大震災——歴史の荒波に翻弄されても、職人たちは古きよきドイツ菓子の伝統を守り、安心・安全の菓子づくりを継承してき

    終戦前日に亡くなったユーハイム創業者が歩んだ激動の人生「お菓子は平和の証」【戦後75年】
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