暴力団組長や接骨院を開いていた男らによる療養費の詐欺事件で、うその請求に使われた健康保険証の名義人に複数のタレントなどが含まれていたことが、警視庁への取材で分かりました。こうした名義人はおよそ1000人に上り、警視庁は複数のルートで幅広く集めていたとみて調べています。 うその請求に使われた健康保険証の名義人はおよそ1000人に上るとみられ、この中に複数のタレントなどが含まれていることが、警視庁への取材で分かりました。 警視庁の調べによりますと、こうしたタレントなどは、逮捕された会社役員、尾高仁容疑者(35)が経営していたボクシングジムなどを通じて集めていた疑いがあるということです。 また三戸容疑者らは、都内のクリニックや千葉県内の歯科医院の医師らとともに、診療報酬もだまし取っていた疑いがあるということで、被害額は合わせて1億円を超えるとみられています。 調べに対し、三戸容疑者ら11人は容疑