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ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! SaaS企業の急成長には、優れたプロダクトや適切なマーケット選定、効果的なGTM戦略が不可欠だと言われています。しかし、見過ごされがちな要素もあるのです。それは「CEOのマインドセット」です。 従業員100人を超えるまでの成長フェーズでは、CEOの考え方と時間の使い方が企業の成長速度を左右します。そこで今回、直近のシリーズBで70億円の大型調達を実現させ、急成長を続けるログラスの代表取締役CEO・布川友也さんを招き、その経験を振り返っていただきました。 布川さんは大学卒業後、投資銀行でのM&A・IPOアドバイザリー経験を経て、上場直後
2022年以降、金融市場のSaaS企業評価は大きく変化し、成長一辺倒の様相から「成長と利益のバランス」へとシフトしています。この新たな局面で、未上場スタートアップも長期的な企業価値向上を見据えた戦略が求められています。 そこで今回は、財務とプロダクトの両面から、コーポレートファイナンスの基本に立ち返りながら、企業価値評価の考え方や、ファイナンス観点から見たSaaS企業経営の要点を解説いただくべく、テックタッチ株式会社 取締役 CFO / CPOの中出昌哉さんをお迎えしました。 中出さんは野村證券でのM&A経験、MIT Sloanでの MBA取得、そしてカーライル・グループでのプライベート・エクイティ経験を重ねて、テックタッチへジョイン。Webシステム画面上で操作に合わせてナビゲーションを表示するデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)「テックタッチ」の提供を通じて、システム利活用・定
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! 建設業界のDXを推進する「PlanGrid」の共同創業者Tracy Youngさんは、約10年間にわたる経営のなかで、最速のPMF達成、ARR1億ドルの到達、そしてアメリカの大手設計ソフトウェア企業「Autodesk」からの買収など、多くの経験を積まれました。 CEO退任後はY CombinatorのVisiting Partnerを経て、新たなスタートアップ「TigerEye (@TigerEyeLabs)」を立ち上げ、“2周目の起業”に奔走しています。 彼女は一貫して、自分が仕事をする中で「あれば良いな」と思っていたツールを自ら開
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! SaaSスタートアップがエンタープライズ市場に参入する機会が増えている一方で、エンタープライズ特有のお作法や理解不足から、思うような成果を上げられない企業も少なくありません。 そこで、エンタープライズ向けクラウドソリューションのリーディングカンパニーであるVeeva Systemsにおいて、日本法人のVeeva Japan株式会社で10年以上代表を務めた岡村崇さんに、エンタープライズへのSaaS提供におけるイロハや、陥りやすい罠について解説していただきました。 今回はエンタープライズSaaSを提供する上での課題として、以下3つの観点か
成長するスタートアップ企業において、「組織の拡大期」は様々な失敗が起きやすく、特に注意すべきフェーズでもあります。SaaSビジネスを営む以上は、必ずといってよいほどに訪れる、言わば「成長痛」のようなものです。 組織の急拡大に伴う悩みでよく聞かれるのが、幹部候補になりうる人材の採用、そして権限移譲の進め方です。マネジメント層を形作るために、踏まえておくべきことは何か。スタートアップ企業の組織作りに精通し、マネジメントにおけるスペシャリストであるEVeM社代表の長村禎庸さんをお招きし、体系的なノウハウも含めて教わりました。 ALL STAR SAAS FUNDでシニアタレントパートナーを務める楠田司が、自身の人材採用サポートの経験も交え、様々な角度からお聞きしました。 幹部候補に求められる資質とは?楠田:スタートアップ企業が急成長する中で、幹部人材の採用につまずく会社は非常に多いですね。主な悩
SaaSビジネスの成長と実現可能性を担保するための鍵の一つは、セカンドプロダクトの早期立ち上げ、そして成功にあります。 「セカンドプロダクト」の定義を、ALL STAR SAAS FUNDでは、共通機能を持ちつつもスタンドアローンで使え、価値を生み出せるプロダクトだと捉えています。今回取り上げる、クラウド人事労務ソフト「SmartHR」のタレントマネジメントに関する機能は、まさにその好例と言えるでしょう。 本記事では、SmartHRのタレントマネジメント事業の立ち上げと発展の軌跡を通じて、セカンドプロダクトを成功させるためのポイントを探ります。SmartHRは、コアプロダクトである労務管理ソフトに加え、タレントマネジメントという「事実上のセカンドプロダクト」を立ち上げ、高い成長率と利益率を実現しています。 (参照元:https://smarthr.co.jp/news/26682/) これ
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! SaaSのGo-To-Market(GTM)戦略においては、「ボトムアップ型」か「トップダウン型」を用いることが重要だと言われています。しかし、そのセオリーは、果たしてすべてのSaaS企業が倣うべきフレームワークなのでしょうか? セキュリティ領域でデベロッパーコミュニティと連携し、両方の型を採用しながら、GTM戦略を実践しているユニークな企業があります。「Snyk」は開発者向けのセキュリティSaaSを提供し、短期間でARR100億円を突破しています。未上場サイバーセキュリティスタートアップとしてはLacework、Netskopeに次
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! 2023年11月期の決算において、ついにARR200億円を突破したマネーフォワード。M&Aを含めた新規ビジネスを次々と取り込みながら、非連続的成長と連続的成長を実現し続けてきた、日本でも稀有な一社とも言えるでしょう。 このような強大な成長戦略のためには、何が必要なのでしょうか?「新しいビジネスが生まれる仕組みづくり」や「次の世代を生み出す取り組み」など、思い浮かぶ言葉はあっても、その実践知はまだ見知らぬ人が多いものでしょう。 多くのSaaS起業家が成長の過程でいずれぶち当たる壁。フレームワークもなく、ルールさえない領域で戦い続けるリー
スタートアップにおける悩み事の多くは、組織や人にまつわることと言っても過言ではありません。組織の課題をうまく乗り越えていくために重要なのが「ミドルマネジメント」の存在です。彼らをいかに機能させていけるかによって、事業成長の角度は大きく変わります。 そこで、ALL STAR SAAS FUNDは、スタートアップにおけるマネジメントの第一人者である株式会社EVeMと共に「ベンチャーマネジメント集中講座」を全4回で開催しました。 講師は、EVeMの創業者である長村禎庸さん。大学卒業後、リクルート、DeNA、ハウテレビジョンを経て、ベンチャーマネージャー育成トレーニングを行なうEVeMを設立されました。DeNAでは広告事業部長、株式会社AMoAd取締役、株式会社ぺロリ社長室長兼人事部長などを担当。ハウテレビジョンでは取締役COOとして同社を東証マザーズ上場に導いた経験を持ちます。 いずれの企業でも
「1つのプロダクトをつくり、それを普及させ、成功させる」というのが、これまでのSaaSにおける「一般常識」とされてきました。実際に、この手法によって、多くの企業が自分たちのポジションを確立し、現在の「SaaS業界」は誕生したわけです。 しかし、「Rippling」がこの常識を覆します。人事、IT、財務にまつわる情報を統合されたプラットフォームで扱える人事管理SaaSを展開する同社が提唱するのは、複数のプロダクトを展開することで成長をさらに加速させる「コンパウンドスタートアップ」という考え方。 創業6年目にして30近いプロダクトを持ち、何十社もの競合企業からマーケットシェアを奪取。従業員数は2,300人を超え、売上高は数百億円、前年比成長率は100%を維持しています。 本セッションでは、RipplingのCOO(Chief Operating Officer)であるMatt MacInnis
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! この2年間、株式市場でSaaS企業の株価は大きく変動し、高いマルチプルを維持しているSaaSと、マルチプルが低下するSaaSが混在するようになりました。利益を優先するSaaSもあれば、大型調達を実施するSaaSもあり、マーケットは激しく変化し続けています。 米国の投資領域において第一線で活動を続けるベンチャーキャピタルは、この状況をどう見ているのでしょうか。今回、Box、Rippling、Figmaなど著名なSaaS企業への投資実績をもつ「Kleiner Perkins」のPartner Mamoon Hamidさんに『減速するSaa
スタートアップにおける悩みごとの多くは、組織や人にまつわることと言っても過言ではありません。組織の課題をうまく乗り越えていくために重要なのが「ミドルマネジメント」の存在です。彼らをいかに機能させていけるかによって、事業成長の角度は大きく変わります。 そこで、ALL STAR SAAS FUNDは、スタートアップにおけるマネジメントの第一人者である株式会社EVeMと共に「ベンチャーマネジメント集中講座」を全4回で開催しました。 講師は、EVeMの創業者である長村禎庸さん。大学卒業後、リクルート、DeNA、ハウテレビジョンを経て、ベンチャーマネージャー育成トレーニングを行なうEVeMを設立されました。DeNAでは広告事業部長、株式会社AMoAd取締役、株式会社ぺロリ社長室長兼人事部長などを担当。ハウテレビジョンでは取締役COOとして同社を東証マザーズ上場に導いた経験を持ちます。 いずれの企業で
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! アメリカのビジネス環境は競争が激しく、採用においても多くのユニコーンやデカコーンとの間で優秀な人材の争奪戦が繰り広げられています。この競争環境で成功を収めるために、ハイパフォーマンスなマネジメントは必要不可欠。さらには言えば、多国籍でダイバースな環境であっても、全員を同じ方向へ導くリーダーシップも求められるのです。 そんな最前線の地で起業し、確かな結果を残した日本人がいます。Y Combinatorに日本人として初めて採択され、2012年にアメリカで福利厚生SaaSを提供するFond Technologies, Inc.を創業した福山
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! 2021年9月8日に開催されたIndustry Co-Creation(ICC)サミット、その名物ともいえるプレゼンテーション・セッションの「カタパルト・グランプリ」。優勝を飾ったのは創業してわずか2年のログラスでした。 CFOや経営企画向けのプランニング・クラウド「Loglass」を開発・提供するログラスは、日本のエンタープライズ企業を中心に「経営管理の課題をハイレベルに解決している点」を高く評価され、見事栄冠に輝いたのです。 代表取締役CEOの布川友也さんは28歳。大学在学中に人材系のスタートアップの立ち上げに関わりましたが、思う
ALL STAR SAAS FUNDは、2023年11月9日(木)に東京・丸の内の「JPタワー ホール&カンファレンス」にて、「ALL STAR SAAS CONFERENCE 2023」を開催しました。 第8回目の開催テーマには『SaaSの進化は常識を飛び越える〜Disrupting the Norm〜』を掲げ、転換期を迎えようとしているSaaS業界の現状に迫りました。生成型AIの登場、マルチプロダクト戦略、SaaSネットワーク効果の増大......それらのトピックによって、従来的なSaaS戦略は時代遅れとなりつつあり、ダイナミックな変化を求められてもいます。 様々なスピーカーが登壇したセッションのラストには、ALL STAR SAAS FUNDのManaging Partnerである前田ヒロと、同じくSenior Partnerの湊雅之が登場。2023年のSaaS業界を振り返り、202
SaaSスタートアップを支える「T2D3」という圧倒的な成長。その高成長を実現するためには、SaaSの世界を駆け抜けるための「戦略」が存在します。そこで、ALL STAR SAAS FUNDでは、全4回からなる短期集中型の連続講座を通じて、その戦略について多角的に考えていく機会を作りました。昨年度に引き続き開催する「ALL STAR SAAS BOOT CAMP」では、主にシードからアーリーフェーズの企業や、起業準備中のSaaS起業家へ、T2D3をハックするためのメソッドを見つけ出していきます。 課題を乗り越えてきたSaaS企業の現役経営陣とSaaSスタートアップの各成長フェーズを支援してきたALL STAR SAAS FUNDのメンバーが、実体験をもとに各テーマについて解説。今年度の最終回となる第4回、そのテーマは「人事制度」です。「人」や「組織」こそSaaSが成長する源泉といえます。組
※本記事は前編・後編で構成されています。前編を読んだ上で本記事を読むことを推奨します。 前回は、国内、海外のSaaS/ITベンダーからのヒアリング結果をもとに、現在スタンダードとされる、顧客支援フレームについて整理しました。後編では、支援フレームを整理・構築する際に、サービス提供側で論点になりやすいポイントを考察し、それを踏まえた上で、私が考える理想の支援フレームを展開していこうと思います。 (1)支援フレームのトレンド紹介 (2)現存する支援フレームが抱える問題← 今回はここ (3)最適な支援フレームの考察 では早速、 支援フレームを運用する上で課題・論点化しやすいポイントをまとめていきましょう。 プロフェッショナルサービスと有償CS、どちらで支援を提供するべきかプロフェッショナルサービスと有償CSは同義に解釈されることも少なくありません。これは言葉の定義の問題なので、正解を求めるこ
昨今、SaaSスタートアップをスタートする際、カスタマーサクセス組織も同時に作ることが当たり前になりつつあります。組織化まではせずとも、創業時点でCS相当のロールを用意するのは、もはや常識かもしれません。 それほど常識化したカスタマーサクセスですが、最近よく聞かれる質問の一つに、「カスタマーサクセスの支援活動に値付けするのは、妥当なのか?」というものがあります。 カスタマーサクセス人員の稼働は、通常、提供SaaSの契約金額に含まれており、営業やマーケのそれと同じく、プロダクト・サービス契約の中で回収されることが前提となっています。しかし、顧客のITリテラシーや求める要求水準によっては、必要以上に稼働を消費することもあり、適正な値付けをしなければ、事業収益の悪化を招く恐れがあります。そのため、SaaSベンダーの中には、「支援を有償化すべきではないか?」という発想に至るところも少なくないようで
SaaSスタートアップを支える「T2D3」という圧倒的な成長。その高成長を実現するためには、SaaSの世界を駆け抜けるための「戦略」が存在します。そこで、ALL STAR SAAS FUNDでは、全4回からなる短期集中型の連続講座を通じて、その戦略について多角的に考えていく機会をつくりました。 昨年度に引き続き開催する「ALL STAR SAAS BOOT CAMP」では、主にシードからアーリーフェーズの企業や、起業準備中のSaaS起業家へ、T2D3をハックするためのメソッドを見つけ出していきます。 課題を乗り越えてきたSaaS企業の現役経営陣とSaaSスタートアップの各成長フェーズを支援してきたALL STAR SAAS FUNDのメンバーが、実体験を元に各テーマについて解説。第2回のテーマは「GTM(Go To Market)戦略」です。 第2回のゲストは、プロダクトリリースから2年で
SaaSの世界に身を置いている方であれば、Ripplingというスタートアップの名を耳に、目にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。 近年、SaaS業界を席巻しているコンパウンドスタートアップという言葉。日本でもOff TopicやLayerXのCEOである福島良典さんなどが発信されたことで、徐々にスタートアップ業界においても注目されつつある概念ですがこの言葉を提唱したのが、Rippling CEOであるParker Conradさんです。 同社の経営哲学や成長の軌跡を現した、今後のSaaSのトレンドを示す重要な概念、それがコンパウンドスタートアップです。 コンパウンドスタートアップという概念が注目されはじめた背景にはいくつか理由があると推測されますが、SaaSの誕生から四半世紀が経ち、成長企業のPlaybookが型化されたことやSaaSの民主化により競争環境が激しくなったことが重要なポ
SaaSスタートアップを支える「T2D3」という圧倒的な成長。その高成長を実現するためには、SaaSの世界を駆け抜けるための「戦略」が存在します。そこで、ALL STAR SAAS FUNDでは、全4回からなる短期集中型の連続講座を通じて、その戦略について多角的に考えていく機会をつくりました。 昨年度に引き続き開催する「ALL STAR SAAS BOOT CAMP」では、主にシードからアーリーフェーズの企業や、起業準備中のSaaS起業家へ、T2D3をハックするためのメソッドを見つけ出していきます。 課題を乗り越えてきたSaaS企業の現役経営陣とSaaSスタートアップの各成長フェーズを支援してきたALL STAR SAAS FUNDのメンバーが、実体験を元に各テーマについて解説。初回のテーマは「PMF」です。 SaaSにおけるPMFの達成確度を高めるために、「プロダクト開発」の観点から実践
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! 今、日本企業は競争力の向上を求められています。2023年3月末に東京証券取引所が公表した「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて」では、日本企業に対して株価や利益率改善の期待が寄せられています。 SaaSは日本の生産性や競争力をアップデートしていくビジネスの一つであり、そのプロダクトを企業に導入する実績を、より増していくことの重要性が浮き彫りになっています。一方で、SaaSベンダーにとっては、自社プロダクトの販売や導入に至ることができず、業績を高めることができない課題にも直面しやすくなっています。 特
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! スタートアップ企業が競争の激しい市場で成長するには、「Growthマインドセット(成長志向の心構え)」を持った人材が必要です。Growthマインドセットは、心理学者のキャロル・ドウェックが、その著書で提唱したことで広まりました。個人の能力や知識は固定的なものではなく、努力や経験によって成長・発展する可能性を持っているという信念に基づいています。 スタートアップのコンテキストで考えると、Growthマインドセットは組織全体が共有するべき重要な価値観となります。スタートアップは、常に新たな技術やアイデアを探求し、新しいビジネスモデルを開発
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! SaaSスタートアップの成長過程において、組織の課題やマネジメントによる問題で、思うような成長曲線を描けず、起業家自身が悩みを抱えているケースが多くあります。 特にSaaS企業は少数精鋭で経営することが難しく、メンバーの数を確保していくことも重要ながら、業務を支援して組織で結果を出せるマネージャーについては、それ以上に重要だといえます。 VCとしてスタートアップ支援に努めるALL STAR SAAS FUNDでも、このような課題に対して組織インタビューや定量アンケート調査、タレント紹介などを通じて支援を続けてきました。そこでもやはり、
SaaSスタートアップの成長過程において、組織の課題やマネジメントによる問題で、思うような成長曲線を描けず、起業家自身が悩みを抱えているケースが多くあります。 特にSaaS企業は少数精鋭で経営することが難しく、メンバーの数を確保していくことも重要ながら、業務を支援して組織で結果を出せるマネージャーについては、それ以上に重要だといえます。 VCとしてスタートアップ支援に努めるALL STAR SAAS FUNDでも、このような課題に対して組織インタビューや定量アンケート調査、タレント紹介などを通じて支援を続けてきました。やはり、「ミドルマネージャー」への期待や役割が人によって大きく異なり、うまく言語化されていないという課題が身近にあることを感じています。 スタートアップにおけるミドルマネージャーの抜擢や育成、経験者の採用、そして彼らがスキルアップするためには、どのように取り組むべきなのでしょ
アメリカのRipplingをはじめ、QA(Quality Assurance、品質保証)が果たす役割が認識されはじめています。SaaSプロダクトは継続的に使うことが前提となるだけに、根幹をゆるがすような許されないバグだけでなく、使い心地に関わる部分まで、QAが担う「品質」をいかに定義し、チームを運営していくのかが大切です。 まだ日本では取組内容に関してオープンになっている事例が少ないQAではありますが、自社プロダクト開発におけるQAについて意志を持って取り組んでいる企業も存在します。その一つが、「バクラク請求書」「バクラク申請」「バクラク経費精算」「バクラク電子帳簿保存」「バクラクビジネスカード」といったBtoB SaaSを提供するLayerXです。プロダクトとしては後発なものもありながら、その開発スタイルは業界でも一目置かれる同社。 LayerXの初代CTOを務め、現在はQAチームも含め
はじめにここ5年、世界でB2B Fintechはホットなセクターとして広く認知されるようになりました。Rampのような次世代法人カード、Stripeのような組込型金融、企業間決済周りのCoupaやBill.com──。 世界のクラウド/SaaS企業のスタートアップのランキングであるForbes Cloud 100の内、(B2Bの)Fintechセクターにおける2022年の評価額合計は205億米ドル(約27兆円)。世界のクラウド/SaaS最大のセクターです。2019年対比での評価額合計の成長倍率で見ても6倍と、全セクター中で2番目に急成長しています。 参照「Tech valuations are down. A16z says fintechs are getting hit hardest.」見るに明らかですが、B2B Fintechに関してはB2Cと異なり、高い業績パフォーマンスを示し
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! 昨今、SaaSスタートアップが急成長するなかで、早い段階から業務遂行のスペシャリストとしてCOOを配置する企業が増えています。このトレンドにつながる理由は、主に2つあると考えられます。 ひとつは特定の専門領域を持つスペシャリストだけでは事業の成長を加速させられず、専門領域外で業務を推進できるようなジェネラリストの存在が不可欠であること。もうひとつが、COOが急成長を支えてくれる事例が生まれていることです。 しかしながら、どういった人材がCOOに向いているのか、あるいはCOOとして活躍したいと考えてきた人が、どのようなキャリアを歩んでき
ALL STAR SAAS FUNDのメールマガジン「ALL STAR SAAS NEWSLETTER」購読登録受付中ALL STAR SAAS FUNDがお届けする 最新SaaSニュース、ブログ記事情報を配信するSaaS業界にいる方は必見のメールマガジン! アメリカで支持を集める掲示板型SNS「Reddit」のCEO、Steve Hoffmanはこう言いました。 「数ヶ月のコーチングが、Redditに数十億ドルの価値をもたらした」と。 彼が絶賛した、「Mochary Method」をご存知でしょうか?これはOpenAI、Coinbase、Rippling、Notionなど、急成長を続けるテック企業の経営者たちが受けるコーチングメソッドです。 彼らはなぜ、コーチングを受けているのか。そしてそこでは一体、どのようなコーチングが展開されているのでしょうか。 「課題を抱えていた企業が、コーチング
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