十六章第十四回 Proxyこのページの最終更新日:2018年6月2日 今回はProxyを紹介します。これはES2015の新しい機能で、動作をカスタマイズしたオブジェクトを作成できるというものです。 ここで皆さんが思い出すべきはゲッタとセッタの話です。ゲッタやセッタを持つオブジェクトは、あるプロパティが参照されたとき及び代入されたときの動作を関数によりカスタマイズできるのでした。Proxyは、そのもっとすごいバージョンです。オブジェクトにまつわる様々な動作をカスタマイズできるのです。 最初にとりあえず例を見せます。 var target = {}; var obj = new Proxy(target, { get(target, name, receiver){ return name; }, }); console.log(obj.foo); // "foo" console.log(o