出会えない出会い系…元国家公務員“実体験”を赤裸々 “おいしい話”は全てウソ 取材中も男性の携帯には、「特別キャンペーン」メールが何通も着信(左下)。奇跡の出会いを信じ、手数料を払い続ける(クリックで拡大) 毎日大量に届く迷惑メール。その大半は「出会い系サイト」の広告だ。多くの人は見向きもせずに削除しているだろうが、それをあえてクリックし続ける男がいた。複数の出会い系サイトに会員登録し、女性との出会いを求めてチャレンジし続けるがダマされ、それでもクリックし続ける60歳の元国家公務員が、実体験を赤裸々に語ってくれた。 男性は今年3月まで某官庁に勤務し、定年退職した。入庁以来、真面目一本の仕事ぶりで、30代で埼玉県に一戸建てを購入。1男1女に恵まれ、公私とも恵まれた日々を送ってきたが、その裏で、一度でいいから見知らぬ女性と一夜限りの情事を体験したいという妄想を抱いていたという。 「職業柄、常に