千葉県の銚子電鉄が愛媛・伊予鉄道から購入した車両4両が銚子港に到着し、陸揚げされた。 大型トレーラーに移され、6日未明には仲ノ町駅車庫と笠上黒生駅引き込み線への搬送作業は完了する見通し。 銚子電鉄保有の5両のうち、2両が戦前の1940年製造、1両が50年製造で老朽化したため、国土交通省から早期更新を指摘されていた。 今回、購入した4車両はいずれも62年製造で、京王電鉄が使用後、伊予鉄道が84年に譲り受けて運行してきた。購入費用は、輸送費や改装、点検整備費などを含めて約1億5000万円という。 銚子電鉄はライトグリーンに塗装し、4両を2両編成の2系統にして来年3月の運行を目指す。