衆議院選挙と共に、14日投票が行われた最高裁判所の裁判官の国民審査は対象になった5人の裁判官が全員信任されました。 最高裁判所の裁判官の国民審査は15人の裁判官のうち、任命されてからまだ審査を受けていない5人について、衆議院選挙と共に告示され、14日投票が行われました。 総務省によりますと、審査を受けた鬼丸かおる氏、木内道祥氏、池上政幸氏、山本庸幸氏、山崎敏充氏の5人はいずれも罷免すべきだとする票が過半数に達しなかったことから、全員信任されました。 国民審査の投票率は、前回、おととしの審査より6.55ポイント低い、50.90%でした。 最高裁判所の裁判官の国民審査は、昭和24年から始まり、今回が23回目ですが、これまでに、罷免すべきだとする票が過半数に達したことはありません。