人魚伝説の寺「八百比丘尼入定地 空印寺」【福井】 【カテゴリ:北陸:福井】 | コメント(9) | □ 八百比丘尼が籠もったという洞窟 八百比丘尼伝説。もちろんあなたも耳にしたことがありますよね。人魚の肉を食べて不老不死の力を得たという美女の民話は全国各地に残っています。福井県小浜市の「空印寺」は八百比丘尼が入定したという洞窟があるお寺です。 八百比丘尼伝説とは? 654年。斉明天皇の御世、若狭の国の高橋長者という金持ちの家に、玉のように美しい娘が生まれました。娘が16歳の時、父親の高橋長者はある男から夕食に招かれます。素性はよく分からないものの、いつのまにか村に住みつき、周りの者に溶け込んでた不思議な男でした。 不思議な男の招待で大豪邸へ 高橋長者と近所の者が男の家にでかけてみると、それはそれは豪華な大豪邸。圧倒されつつも男に案内されて屋敷を見物してまわりました。そして調理場で不思