1990年代に大きな成長軌道に乗るも、2002年にはその成長も崩壊、関連株価は軒並み大幅下落となってしまったITバブル。大規模なITバブルはこの時点で崩壊となったが、その後もインターネット業界は広告ビジネスやiモード、ポイントサイト、出合い系ビジネス、ステルスマーケティング、アフィリエイトブログと利益の場を転々としてきた。しかし、現在のWEB業界は大きな岐路に立たされていると広告代理店社員は語る。 「人が集まる場所がなくなってしまったんです。SNSは基本的に個人個人を繋ぐツールですが、人々がここに終止してしまっている状況です。サイト運営者からは1つの記事アクセスがSNSやポータルサイト経由で飛躍的に伸びたとしても、そこからサイト自体を日々チェックしようという動きが発生しないと悲鳴が上がっています。また、最新の流れでは記事リンクを送らず、サイト記事のキャプチャを送り合うという流れになっている