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鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

作品展「モケイ鉄道に恋をした。」その2

2021-02-26 21:00:00 | ヒビノニッキ


ハタチ過ぎの頃、フジの110カメラ片手にあちこちのローカル私鉄をまわりました。その時に撮影した写真です。
ワンテンなんで画質は本当に大したことないのですが、若い方は目を輝かせてご覧になられて。
写真って、最終的には記録性が一番大切だとこの歳ではっきり言えますね。
左手のファイルは北の友人が送ってくれた旭川1001の細部写真です。これも宿題です。



模型を始めた頃、ワタシに多大なる影響を与えた書籍、雑誌。鉄道模型というモノが自分で作れること、それも自分次第でハイレベルな仕上がりが得られること。
そして廣田尚敬さんのロマン溢れる写真。
若い頃に良質なコンテンツに出逢えたのは本当にラッキーでした。
本当はこの10倍くらい見ていただきたい本があったのですが、スペースの関係で断念しました。
あと後ろにあるのは鉄コレから可部線73系を作ったときの写真を纏めたフォトブックです。


初日、準備中のわたくし。




長野のMさんが持ってきてくれたクモユニ81。
前面、片側パンタを含めペーパーからの自作(キハの型紙)凄い!カッチョいい‼︎



凄腕Kさんの東急8500。レールロードのオールエッチングキットをシュッと纏められて凄いわ。てかここまであのキットを作った方、初めてみた。ちょっとこの抵抗機、見ていただきたい。


京都のNさん。これは上手く纏められてカッチョいい。鉄コレの鶴見臨港に江若キハの前面を継いでます。全然縁のない同士なのに妙に似合ってます。これで余った車体が当方の資材倉庫に入ったのはまた別の話w


押入線のオーナー様がワタクシにお土産を。
京急2000は大好きな車輌でして…いいんですか?
ありがたく頂戴いたします(・∀・)大切にしよっと。




















































締めはサカモト様と。多大なるご協力をいただきました。いろいろヒントもくださり、本当に勉強になりましたです。
地味にやってきたつもりでしたが、そんなに間違った歩みではなかったかな、と思いました。
有難いし、幸せな男だとつくづく。

そこで発表です。味をしめましてw第二弾をやりたいと思います。2023年、つまり再来年の1月14日から、今度はやや短めの一週間。
覚えておいてくださいませ。

遠くは名古屋、京都そして長野県松本から、わざわざご来場賜りありがとうございました。
中には朝イチで関西から観においでになって、ワタシに会う間もなく飛んで帰られた方もありまして、ただもうびっくり&感謝です。
ご来場の皆様に、何か模型心が沸々灯ったならこんな嬉しいことはないですよ。
そして非常事態宣言中、涙を呑んでご来場を見合わせられた方、次回お待ちしております。
素晴らしいジオラマで盛り上げてくださったイツローさん、町屋ジオラマを当日朝まで掛かって作ってくれ、オープン&クローズまで付き合ってくれたツッツン、本当にありがとう。

それではまた、いつもの弊ブログに戻ります。







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作品展「モケイ鉄道に恋をした。」 その1

2021-02-24 08:49:00 | ヒビノニッキ


終わりました。作品展「モケイ鉄道に恋をした。」今は脱力感でいっぱい(嘘)
もともとこんなNの工作なんてこの世界では主流ではないし。超精密ジオラマでも、ブラスの手が切れるような模型でもないし。
友人の他には「こんな模型を作る人もいるんだなあ」みたいな感じで、一日に二人か三人くらいチラチラ観に来る方があるくらいだろうと。





それが驚くほどたくさんの方に来ていただいて、びっくり。ホビダスのブログに紹介されたこともあり(羽山さんありがとうございます)実に多くのお客様に熱心に観ていただきました。












後ろから眺めておりますと、皆様擦り付けるように展示台に頭を寄せて、右へ左へ。
頭に血が昇らないか心配になるくらいに。
二週間の会期のうちに、紛失や破損した模型はひとつも無く、本当に皆様モラルのレベルが高い方ばかりで嬉しかったです。








友人に小さなジオラマをつくっていただきました。とてもレベルが高くて車輌が引き立ち、ありがたかった。






友人撮影。凄みがお分かりいただけるでしょうか?本当に幸せ者だと思います、ワタシ。


お花をくださる方もおられました。感謝でしかないです。


二週目からは、TMSから返却されてきた湘南交通300形も花を添え。これ目的で何度も通われた方も。


記念プレートは、こんな感じで貼りました。

他に用事があった関係で、ワタシはあまり在廊出来なかったのですが、とにかく多くの方がおいでになりました。中でもTwitterやホビダスのブログをご覧になってか、20代から30代の若手モデラー様達が(中には10代の学生さんも)たくさんいらっしゃったのには驚きました。
皆様本当に熱心にご覧になり、質問されたのが印象的。ディテールを付けることの本質や、模型を作ることの作家性など、本当に勉強されておられますね。ワタシも気持ちを新たにしなければ。






































我儘を言いまして、ご来場された方と記念写真&ブログ掲載。敢えてマスクを付けていただいて、時代性を演出させていただきました。
何年かしてこの作品展を振り返った時に「あの時は大変な時だったけど、やってよかったね」と振り返るために。
やはりまずは健康からです。

                続きます。









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56歳最後の落成

2021-02-04 22:39:00 | 工作記録 津田沼第二工場



これも積年の仕掛かりでした。気動車のまま仕上げるか、電車に化かすか考えた末、上田丸子の3122へ。








元が佐久鉄道のキハでしたから、電車になりきれてない部分もありますが、まあそこはそれで。基本的には何時もの通り対衝撃瞬間接着剤組みですが、ドアの張り出しは強度を考えてハンダ付けしています。
パンタ台とランボードはプラ帯板からチャチャっと。カプラーは旧作京成1500以来のZスケール用ケーディーを使用しました。
下回りはモデモ東急80から。クレオスジャーマングレーに塗ったくらいで、あとは長さを詰めてそのまま嵌め込んであります。




あんまりディテールらしいものもつけてないのです。ランボードはクレオスサーフェイサーの赤褐色のを吹いて、黒でウォッシングしました。車体は小田急アイボリーに近鉄ダークブルー。屋根はクレオスの特色ジャーマングレー。パンタはカトー京急230用とPS16Bの組み合わせ。全然違うのですが、まあ改造したのだからと満足しています。
実物へ晩年上田原の車庫の隅に鎮座し「そえひ」駅の駅名標やら定尺のベニア板に貼り付けたHOのレイアウト?やらが中に詰め込まれておりました。その姿もかなり惹かれました。




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