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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

コキ5500を組んでみよう(後編)

2023-07-24 02:13:56 | 貨車
コキ5500の後編です。インレタが入手待ちなのですが、一応「ほぼ完成」としたいと思います。

全体をサーフェーサーでコーティング。#800耐水ペーパーをひと通りかけていますが、凹凸が多いので“なめる”程度です。数か所メインフレームと床板との間に接着不良がみられたので瞬着を流し込んでおきました。



デッキ側のカプラー取付ビス穴はやはり気になるので、ナットによる盛り上がりを削ったうえで紙片でフタをし、パテとサーフェーサーで均しましたが、盛り上がりを完全になくすことはできませんでした。繰り返しになりますが薄型ナット必須です。



塗色は赤3号です。以前に“コキ10000改”のコキ5500を作った時は何を使ったのだろう?と自分のブログを読み返したところモリタのビン塗料を使ったと書いてありました。たかだか4両塗っただけなのでまだどこかに残っているはずなのですが見つからず、Mr.カラーの調色を試みましたがイマイチなので、思い切ってジェイズの赤3号スプレーを購入しました(モリタは絶版)。まあこのサイズなので、コキかホキかトキを量産しないと元が取れません・・・トホホ。



天気が良かったのでパパッと塗装。インレタの手持ちが予想に反してほとんどなかったので、とりあえずエンドウの「ク5000」用に収録されていた「5850」を貼って、残りはこれから調達しようと思います。別に組み立てて塗装しておいたデッキ手すりを接着し、台車とカプラーを取り付けて一応の完成としました。バックの電車のクセが強すぎて目立たない・・・。笑



1種5t(10.8ft)のコンテナがまだ無いので18Dコンテナで代用。実車もやむを得ず2種5t(12ft)コンテナを積むときはこんな感じで非効率なVIP積み?をしたそうです。



今回は、V11コンテナを積んだ小海線の「朝どりレタス列車」や、先日購入したED61が牽く小貨物列車にポツンと混ぜることを考えまず1両だけ組んでみましたが、キットにはもう1両分入っているのでヒマをみて2両目を組んでみたいと思います。

それでもジェイズの赤3号スプレーは使い切れないと思うので、かくなる上はホキ2500を16両連ねた青梅線の石灰石列車ドーン! を無謀企画第2弾に据えようかと画策中です。(あぁ本末転倒・・・)

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コキ5500を組んでみよう(前編)

2023-07-20 15:05:46 | 貨車
“罪庫”とはよく言ったもので・・・。笑 昭和の貨物列車用にチマチマと買い貯めた面々です。
中にはインレタ貼るだけじゃん!みたいなのも含まれていますが、いずれにせよ手付かずなのは間違いない。


あまり溜めると精神衛生上よくありませんので作っていきましょう。

前の写真の右上に置いてある、パンケーキコンテナ(甲府モデル)のコキ5500初期型のペーパーキットを組み立てます。その下に見える「V19コンテナ」は「V11コンテナ」(5個積み規格の通風コンテナ)の間違いなのですが、それを乗せるために最近買ったものです。

コキ5500は以前にKATOのコキ10000を改造して4両ほど作りかけたものがあって、共用すればいいやぐらいの軽い気持ちでいたのですが、コンテナ4個積みに改造された晩年タイプ(27000番台)であったことに今さらながら気づき、追加増備することにしました。



キットはメインフレームなどが含まれる厚紙(写真)と薄紙の2枚セットでレーザーカット済み。説明書と簡単な組立図がついているので、それを横目で見ながら組み立てていきます。スクラッチを長くやっているとどうしても“ひと様の設計”というのがスッと入って来ず、手が止まりがちですが、この製品は部品点数も少なく、設計者の意図を理解するのにそれほど時間はかかりませんでした。



ということで早くも形が出来上がってきました。木工用ボンドをメインに使い、部分的に瞬着を併用する形で組んでいます。



ペーパー製ですが内部の補強もしっかりしていて、ブラス製コンテナを5個積んでも大丈夫そうです。



全体的にパーツどうしの“合い”は良好ですが、メインフレームに付くスティフナー(補剛材)は僅かに長めのように感じました。床板兼上部フランジと下部フランジは薄紙を使っているため、無理に押し込むとこれらが波打ってしまいます。



そこで、パーツの両端をこのぐらいカットすることで無理なく差し込むことができました。も~老眼との戦い、、



デッキ手すりもレーザーカッティング技術の結晶のようなパーツが付属しています。さすがにコレは・・・と思いましたが、さりとて真鍮線でさらりと組み立てる腕もないのでこれを使うことにしました。薄紙2枚重ねですが割と簡単・きれいに合わさってくれました。瞬着をガンガン浸み込ませてあるので実態は「シアノアクリレート」製品です。笑



台車とカプラーを仮止めしてみます。台車はエンドウのTR63を無加工で使用し、スペーサーはプラキット(確かアクラスの80系のはず)の余りパーツの中から高さが合うものを探してエンドウのT車用センターピンで固定しました。カプラーはIMONのNo.205が長期欠品中なのでケーディーのNo.5を取り付けています。



台車とカプラーの取付用に予めM2ナットを床板に埋め込むよう指示されていますが、ここはぜひ薄型を使うべきでしょう。私は買いに行く手間をケチって手持ちのものを使ったため見事にこうなりました。。最低限、コンテナで隠せないデッキ側のカプラー取付用ナットだけでも薄型にすべきと思います。



補剛材が細かく入った初期型のコキ5500も昭和の貨物列車の良きアクセントですね。


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カルテックスマークが出現!

2023-01-08 18:25:37 | 貨車
近所のガソリンスタンドの隣で工事が始まったと思ったら、なんと今ではかなり貴重になった日本石油の「カルテックスマーク」が姿を現しました。隣地の塀が壊されて今まで隠れていたものが出土した状態。戦後しばらく自社石油製品の販売が制限されるなか米CALTEX社と業務提携して以来、1983年まで使用されていたマークとされます。



普通はセットになっている「蝙蝠(こうもり)マーク」が無いのが不思議でしたが、よくよく見ればその部分は塀が壊れたかなにかで新しく取り替えられていました。これは残念!工事が本格化すれば消されるか新たな塀で隠されてしまうでしょうから、今のうちにしっかり愛でておきたいと思います。



実はこのマークが出現する少し前に、買ったまま放置状態だったTOMIXのタキ9900キットを組み立て始めていて、キット付属のマークじゃものたりないなぁと思ってネットの海から「こうもり&CALTEX」マークを拝借してシールを作ったのです。



デッキとかドームまわりの作り込みメンドーだなぁ、、と手が止まり気味だったので、この実物マーク出現で大いにモチベがUPしました。笑




さて、話変わって富山地鉄のクハ173ですが、ひと晩考えてやっぱり白すぎるので、当初から気になっていたタミヤの「レーシングホワイト」を新たに購入して吹きました。



まだエンドウ車よりは白いですが、“足して2で割った”ぐらいにはなったのでこれでよしとします。



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最近の買い物から

2022-08-02 10:11:17 | 貨車
今日も朝からグングン気温が上昇しています。暑中お見舞い申し上げます。

先月末にTOMIXからコキ107と20Dコンテナが発売されたので若干数ですが購入しました。



当鉄道では中央東線の貨物編成として1990年代、2010年代、2020年代をイメージした編成を仕立てたところですが、頂き物の関係でコキ104が多数を占めていたので、コキ104と106・107の比率を改善すべく買い増しをしました。コキ107は今後もう少し増やしていきたいです。コキもコンテナも箱から出したばかりの“載っけただけ”スタイルで失礼。



同じような理由でコンテナも19Dと19Gばかりだったので、モデルアイコン製も含めて背高コンテナを増備しています。今回のTOMIXのものは増備型ということでJRロゴマークが小さくシンプルになったタイプのようですが、正直、バリエーションがいっぱいあって付いていけていません。汗



今後はブルーの18Dコンテナの発売も予告されているので、19Dの比率が高めの1990年代編成の見栄え向上を期待しています。


そしてこちらはホビーモデルのワフ22000キットです。C56の牽く小海線の貨物列車向けに購入しました。盆休みにでもツム1000と一緒に“イッキ組み”を画策していますが、さーてどうなりますやら。。


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本日の着荷

2019-04-11 22:18:45 | 貨車
本日届いた宅配便2件。

まずこちらはジュニア模型店から届いたエンドウ製ク5000復刻版キット。車体がエンドウの金型を使ったプラ製で手すりがジュニア模型店オリジナルの金属製となっています。4両1セット。いやーいつ着工しようかな~楽しみ。。



台車は手持ちのエンドウ製TR63。1両分はスクラッチする気満々だった頃に試作した下回りに取り付け済み。せっかく作ったけどこれも取り外しですな。



と思ったら、ななんとピッタリ収まってしまってびっくり!これ、そのまんまいけるんとちゃいますか~?w




ということで2件目。箱であります。
今回初めてYAMA模型から発売されている車両収納箱を取り寄せてみました。2両用を4箱と3両用を2箱。何を入れるかは決まっていたり、いなかったり・・・。



予想したよりかなり頑丈なつくりです。色もおめでたい感じで引き出物でも入ってそう。スポンジ、プチプチ、保護紙、シールが同梱されています。値段も手ごろです。



そもそも3両用は591系用に調達したもの。17m級用の「小」ではギリギリ入らない寸法だったので20m級用の「大」にしました。スポンジをガンガン詰めないと。。




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