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ジニーの、今日も気まぐれな感じで・・・

気負わず、気取らず、ありのまま。
ゆるりと思ったことを書いていってます。
お気に召したらうれしい限り。

坂木司 「何が困るかって」 読了

2023年05月25日 19時53分00秒 | 読書
こんばんはジニーです。

今日紹介するのは坂木司さんの「何が困るかって」です。

坂木司さんの作品は実は初めて手に取りました。
きっかけはいつもの読書系YouTubeで坂木司さんを
紹介している動画を見たこと。
いわゆる日常の謎系の小説で有名な作家さんだと
いうことで興味が湧き、本作を手に取りました。

いざ読み始めると半端ないボリューム感。
文庫用
書き下ろしを含めて、19編。
数字だけ見るとちょっと気後れしてしまいそうですが
一つ一つはとても短く、読んでみると結構
サクサク進んでいきます。
なので、なんか不思議なお得感を感じますねw


個人的に好きだったのは
「都市伝説」
でしたね。
なかなか不気味な話でした。

他にも「勝負」や「洗面台」、「ライブ感」
などの話も面白かったですね。


ただ、正直なところ全てが面白かったかというと
そうではなく。
なんだかよくわからない話や、僕にはピンと
来ない話もあったりで、ボリュームが大きくなれば
それなりに当たり外れも出てくるもんだなと
思うところもありました。


全体的な雰囲気は不条理なブラックユーモア
という感じ。

ちょっとそこまでお出かけ、的な気軽さで
日常と非日常の狭間を見に行くと言ったお手軽感で
手に取ってみるのも良い作品かなと思います。


話ごとに好き嫌いが分かれそうな、そんな面白い小説。







コメント
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