このところ室内の園芸のお話ばかりでしたが
一月の庭も希望に満ちています。
冬水仙もこんなに咲いてきました。
とっても香りがいいんですよ。
一足先に春を運んでくれるようです。
そして毎年コボレダネであちこちから顔を出してくれる
黄色い小さな花の「冬知らず」
少しづつ咲き出しています。
かわいいですね~
小鳥たちの大好きな赤い実も
美味しいのかソヨゴから無くなって
今は千両や万両が残っています。
冬の庭に千両の赤い実は引き立ちます。
男性は本当にこの手の植物が好きですよね~
和の庭は主人の担当です。
そこにちょっとだけ間借りしてる私のユリオプス・デージー。
秋深まって咲き出し、冬中咲いてくれます。
和にも洋にも良く似合ういい子です。
この青白い葉が黄色い花をさらに美しくしていますよね。
その先の茶色い地面はアジュガ(十二単)に覆われています。
隅にチラッと黄色い実が見えますか?
かわいい黄色い千両です。
たくさん実がなって、日陰の薄暗い場所を
ぱぁ~っと明るくしてくれるんですよ。
赤と黄色が並んで、私もちょっとお気に入り。
その先に足を進めるとトキワマンサクの木が綺麗です。
冬のトキワマンサクの葉、きれいでしょう~?
赤と紫と・・・そんな色が様々に交差して
この葉を見ているだけで時間が過ぎます。
足元にぼやけて写っている草はムスカリの葉ですよ。
青いあの花に会えるのも、もう少しですね。
そしてこのトキワマンサクだって
そっと春の準備を整えています。
ほら、枝から赤い粒のような芽が出てるでしょう?
これは蕾なんですよ。
濃い限りなく赤に近いピンクのヒラヒラの花が咲くんです。
この花が咲くとそれは見事です。
全身赤く輝くんですよ。
小さなセダムや地植えしてのびのび育ちだしたテッセンの新芽。
今は寂しい小さなバラ庭に揺れるオールド・ブラッシュ。
一月の庭も捨てたもんじゃないでしょう?
覗き込むと春の期待がいっぱい詰まっているんです。