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ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

約束の旅行

2019年11月30日 | 旅行
夏につわり中の娘を預かった。
その「お礼」として旅行を頂ける事になっていた。
諸事情で娘夫婦と一緒に行く事となり
10月なら大丈夫だろうと予約を入れたのだが
台風と娘の体調不良で流れた。

心優しい宿主さまは「日延べならキャンセル料は頂きません」と仰って
四人の予約を「とりあえず二人」として
でも行ける事ならやっぱり自分も行きたいと
娘の都合のつく11月末に順延という事になった次第でございます。

直前まで分からなかったけれど
「なんだかここ数日調子がいい」とかで無事四人での出発に漕ぎ着けました。

目指すは琵琶湖。
手前の黒壁スクエアでサバそうめん。

暗くてなんだか分かりませんね。
黒壁 よかろー 鯖そうめん で検索してください。
想像と違って美味しかった。

宿に向かって走る途中娘が
「鶏足寺の紅葉が全国11位だって」と言い出す。
寄り道する。

殆ど終わっていた。
宿の人曰く「あそこは落ちた葉っぱがきれいなんですよ」。

4時過ぎ宿に着く。
一日一組限定。ご夫婦ふたりでの経営。
こじんまりした建物は細部まで凝っていて 過ごすほどに味わい深い。
それでいてとてもモダーンなのである。
食器や小物もセンスがよく、奥さまの教養があふれ出ている。
一階和室二部屋、二階にベッドがふたつ。

食事はいろり付きテーブルで。
写真を撮ったけれど暗くて何が何だか。
どのみち写真では美味しさは伝わらない。
優しくて奥深くて。あしらいもていねいに。

テレビも何もない。
トランプを持って行ったが、結局知らない間に時間が過ぎていた。

宿のおふたりのおしゃべりが面白い。

お腹一杯食べたけれど娘の胃はすんなり受け付けたようで。
早々に10時消灯し、朝の7時まで。
起床後お風呂に入って朝食。
いろり付きテーブルで一夜干しをあぶったり豆乳鍋をつついたり。

ご飯は土鍋で竈で炊いた近江米。

帰りに敦賀を回る。

夫婦二人の気楽旅行に慣れてるから
気遣いで疲れるかなと心配していたけれど
夜もぐっすり眠る事が出来て 愉しい(美味しい)二日間でした。



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働けど働けど

2019年11月28日 | 日記
9割ほど資料が出来た。
管理組合の資料である。

記録していく事が大事と
理事長たちに訴えて来たけれど
他人を動かすのは容易じゃなく
自分でやるしかないと思いついてやってみて
いざとなるとあれやこれや問題にぶつかった。

ひとりが書いてひとりだけが持っていたのでは意味がない。
つまり
理事長もしくは理事長が指定した誰かが書いても
それを引き継ぐ事が出来るのはひとりだけなのである。

複数のファイルを用意して役職ごとに記録して
それぞれが次期の役員に渡す。

さまざまな記録形態を考えて別々に作成する。
たとえばひとりは単純に時系列にまとめ
もうひとりは項目ごとにまとめ。
役職ごとにテーマも変える。

サンプルを作って出してみたらば
旦那にひとこと「無理」と言われた。
説明して説明して、あげく易しく作り直し納得して貰えたのだが
それを複数の他人にしなければならないと考えると気が遠くなる。
旦那の呑み込みが悪いだけと思ったのだが

次期委員長に「想定の三段階上をいっている」と言われた。
仕方なく大幅に変更する。


「私が手伝ったって(本当は『手伝った』んじゃない!)明言しておいた方がいいよ」
旦那に言った。表に出るのは旦那である。
「逃げ道を用意しておかないと」
「そうか! 間違いが見つかったらお前のせいにするんだな」
「違うわ ぼけ」
蹴り飛ばしたくなるのをぐっと堪える。
「質問に答えられない時 『この件は女房に任せたから』って言えるようにだわ」
ここまで考えていてやってるのに
お気楽なものである。
既に「周知の事実」となっている筈の件まで
あたかも今気づいたかのように言ってくれる。
本当に大丈夫かな。

最初のファイルが「想定の三段階上」であるならば
旦那のレベルは想定のひとつ上くらいにはなる筈で。

IQ20の差って冗談だったんだけど。


ロールキャベツを作ったので息子の部屋に持っていく。
メールしておけば今日は来ないだろう。
なんてのは甘かった。
「話したい事がある!」と電話してきた。
こいつの(こいつに限らず)話にろくな事はない。
仕方なく、ロールキャベツは朝に回す事にして
冷蔵庫にあった牛塊肉を切り出して串焼きを作る。

話というのは
相談ではなく報告。報告と言うよりもただ「喋りたかった」だけ。
それを聞いてやって、あんたの選択は間違ってないと言ってやる。
親の務めである。

持って来たケーキを(給料日後である)食後三人で食べる。


こんなに疲れたのに
物理的には動いてないから活動量計には反映されない。
しかも夜遅くにケーキなんぞ食べたから体重にはそれだけが反映される。
わりにあわない。

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娘には勝てない気がする

2019年11月27日 | 子どもたち
娘が息子の学外学習のしおりに落書きをした。
愛・地球博の時である。
モリコロキャラを勝手に書いたのである。

それを見つけて息子は消しゴムを取りに走った。
「怒っていいんだよ!」
無論私も娘を叱ったが、息子自身抗議してもいいのである。

だがしかし。

「これだけ消せればいい。これは鉛筆だから何とかなるよ」
女装したキッコロの画である。
他のモリコロは別にそのままでも構わない と言う。

息子がよくても私の腹がおさまらん。
娘の教科書が放置されていたので落書きしてやった。
わはは ざまあみろ。人の痛みを思い知れ。

だがしかし。

「教室で皆に『お母さんがやった』って見せて回った。
みんな大笑いだったよ」

娘には誰も勝てない気がする。


休日。娘だけ友人と外出。
三人で寿司桶を買って来て家で食べる事になった。
さあ食べようとしたらば 息子が「待て」と言う。
何だろう と見ていたら 台所に皿を取りに行く。
そしてせっせと姉の好物を取り分けるのであった。
「……姉ちゃん遊びに行ってるんだよ?」「食べて来るんだよ?」
「姉ちゃんだけ会費払ってメロン狩り行ってるんだよ!」
何度も止めたが息子は懸命に姉の分を選んでいる。

もう何も言う気も失せた。
そして私らは歯抜け状態の寿司桶を
息子の「もういいよ」を待って食べ始めたのだった。


息子は修学旅行の時、娘の好物の「おたべ」を二箱買って来た。


某日。娘が体調を崩した。
翌日 娘の様子を見に行く。息子もついて来る。
そして娘のベッドに上がった。娘が蹴る。
痛いだろうに、息子はにこにこ「よかった 姉ちゃん 元気だ」。


某日。息子が落ち込んでいる。
理由が分かるだけに どう慰めていいか分からず眺めていた。
娘がいきなり「あー うっとーしー」と立ち上がり
息子に馬乗りになった。
最初無反応の息子だったが、そのうちいつもどおりになる。
娘が「けっ」と降りる頃には元気になっていた。
そういう対処療法もあるのだと知った。


娘のクレペリン結果。
「人の成長を助ける仕事が合うでしょう」
ありえないと大笑いした私である。
だがしかし
今現在娘は教師をしている。

なんだろう 娘にはそういう(変な)才能があるんだろうか。
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優待券は届いたが

2019年11月26日 | 日記
9月にばたばた優待目当てで株を買った。
そのうちのひとつが届いた。
だがしかし。
私は勘違いをしていた。
「以下の店舗以外では使えません」を「使えます」と読んでいた。
今回改めて読み返し、理解した。
この優待券はコメダでは使えない。

でもいい。どうせ5000円分しかないもーん。
ラーメンでも麻婆豆腐でも。と開き直ったら
洋食レストランもある事に気づいた。
ハンバーグでも。

株を買うには買ったが
どこのが何月に届くか覚えてない。
覚えていないという事は
サプライズになるわけで それはそれで楽しい。


息子ねた。
息子中学2年。食べ盛り(永遠の5歳ならぬ永遠の食べ盛りだが)。
自分で冷凍うどんを作っていた。

高校に入って携帯を持った娘。
「友だちに弟の写真見せてって言われたんだった!」と
いきなり調理中の弟の写真を撮り出した。
息子は慌てて姉から携帯を取り上げ、消去しようとした。
まだ携帯を持っていなかった息子は操作に手間どり
それでも(機器の扱いはゲームで慣れているのか)なんとか
自分の写真を消す事が出来た。

だがしかし。

その間にうどんは姉に喰い散らかされていた。
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息子からの電話は

2019年11月25日 | 子どもたち
携帯が鳴る。前日昼飯を食べさせてやったばかりである。
そして夕食は約束があると言っていた。
では電話の内容は「飯」ではない。他のトラブルか。

「……何」
「おおふり出てるで!」

マンガである。新刊である。忘れた頃にしか出ないから忘れていた。
息子もチェックしていなかったようで本屋で見つけてびっくりしたのだろう。
外出から戻ったところだったので「買っておいて」と言う。

まあ平和な内容でよかった。


深夜のゴキブリ騒動の話をしたら
(ゴキブリが出たと息子から電話があった。夜の10時半)
知人たちは「まあ可愛い(ゴキブリがじゃない。息子が)」と言った。

……他人事だからか、心底そう思うのか。
彼女らの中には幼い頃の息子しかないのかも知れん。
幼児期の彼は確かに可愛かった。
人と争わずいつもにこにこしていた。

知人(いわゆるママ友であるが)のひとりが当時、
リビングで猫のぬいぐるみを撫でながら「おねんねかな」とか言ってたら
息子は寝室から布団を引っ張ってきた。
大人たちは一体何かわけがわからなかったが
知人が「私が お布団掛けてあげなきゃとか言ったから……」と呟いて
ああ そういう事かと納得した。
いたずらをするような子どもじゃなかったもの。

公園に猫がいた。
誰がそうしたのか記憶にないが
息子の膝に猫が乗っていた。
猫はずっとそこに丸まっていた。息子もずっと座っていた。
動いたら猫が逃げるとでも思ったか固まったように座っていた。
気がついて息子を立たせようとしたら
関節が固まってすぐには動けなかった。
(そんだけ放置した親も親だが)

娘の幼児教室に連れて行く。
おやつが出る。おやつの袋を捨てるためにゴミ箱が用意される。
気づくと息子がそのゴミ箱に向かってよちよち歩いている。
ゴミ箱を漁る娘の姿が脳裏を過り、息子を追い掛けたが間に合わない。
ああ……と絶望した瞬間
息子はポリバケツのゴミ箱に一生懸命に蓋をしようとした。

息子が生まれて間もない頃
ベビーカーに入れて娘と一緒に公園に連れて行った。
遊び時間の終わりに息子がぐずぐず泣きそうになった。
「あ」と思った瞬間ベビーカーに向かって走っていた娘が転んだ。
そして大声で泣き出した。
その声を聞いた息子は、ぴたっと泣くのをやめた。

あれやこれや。ああ 息子は本当に「可愛い」子だった。
だがしかし。
今も「可愛い」というのはどうかと思う。

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これじゃあなあ

2019年11月24日 | 日記
痩せんわ。

昼前息子より電話。
今日の昼は友だちと約束があった筈だが?
と思ったら変更になり「飯喰わせて!」だった。
給料日前である。

「何が食べたいの」「しゃぶしゃぶ食べ放題!」

痩せんわ。これじゃ痩せれんわ。歩いたぐらいじゃ駄目だわ。


早朝ボーリングの旦那。最中に次期委員長から電話があったらしい。
静かなところに移動して掛け直せばいいものを
そういう発想もないらしい。
そういうこところが甘いと言っているのに分からんのだ。

通じたつもりで通じていない話を持ち帰る。
そんな中途半端な意思疎通じゃ と思うのだが
とりあえず記録に必要な物品は購入していいとの事なので
買いに行く。

買ったからには作業である。
頑張るのはもっぱらプリンタだが
そのプリンタさまのご機嫌をとるのはわたくしである。

前はよく癇癪をおかしてくれたので
撫でては「お願い」していた(誇張でなく本当である)。
今は使用頻度が増え気をよくしているのか
せっせと頑張ってはくれているのだが
よく分からんところで機嫌を損ねたりもする。

特別機械に強いわけでもないのに
他の家族がさっぱりだからやるしかないのである。
たとえそれが「撫でる」だけでもである。

宥めながらそれなりに捗ったが全部は無理である(人間も)。
しかも中途半端なまま終わった件のせいで迷う箇所も多い。

まったくまったくもう!

ああ。早くきりつけたい。


ああ。早くきりをつけたい。
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ハードルは蹴飛ばしてもいいわけで

2019年11月23日 | 日記
さて昨日。
ここに書いた通りぶちぎれたわたくしは
そのままを旦那にぶつけ
ねちねちいびったのであった。

夕方息子からSOSの電話が入り出て行った旦那だが
その時息子に「なんかあったの」と訊かれたと言う。
旦那の言動に何かを感じたのだろう。そういうところ聡い奴。

息子を送ったらその足で娘の迎えである。
駅で拾って産婦人科に送り込む。
一番の予約だから30分で出て来る。
そこから夕食。今回は回転ずし。
食べ終わり自宅まで送ろうとしたのだが

にゃごやでG20開催中であった。
夜まで影響があるのか!と驚いた。渋滞である。
中途半端な場所でタクシーから降りて走る人あり。
「車より地下鉄の方が早いわなあ……」と旦那が呟くと
娘も「駅でおろして」と言い出した。
この流れではどれだけかかるか分からん。
新聞に規制区域とか影響範囲とか出てないし。
てなわけで最寄駅で降ろす。


さて。
ぶちぎれの理由は管理組合関係である。
管理組合活動の充実には「まず記録」。
記録を残す事も大事だけれど
聞く書くまとめるという行為によって主体性を引き出す。

委員会を傍聴して分かったのだが
大半の役員は「座ってるだけ」なのである。
資料が手もとにあるのにメモすらとっていない。
後日配られる議事録もおそらく読んでいないだろう。

読んでいれば審議の内容も正確に把握できている筈なのだ。
これまで関わって来た事の、
問題の発端は「いつのまにか検討済みになっている」事だ。
「やるかやらないかの検討」が「どうやってやるかの検討」に
すり替わった。
議事録を丁寧に読み込んでいれば「いつの間に?」という疑問が出る筈なのに。

だから出来るだけ多くの委員に「ノートをつけて貰う」。
一期と二期がいるから内容を変える。
一期目は漫然と会議ごとに記録すればいいのだが
二期目はそれを項目ごとに分類して書いて欲しい。

事前に意見を貰った役員経験者たちは「必要な事だ」と同意してくれた。
次期委員長も同意してくれた。
だが誰もが異口同音に「ハードル高いけどね」と言う。

一年で一枚だ。一回の委員会で数行。
分類して書く場合は途中で書き直しになる場合もあるだろうが
ルーズリーフを利用するから反故にしても構わない。

どんなハードルだ?

しかも。ハードル競技、別にハードルを蹴倒してもいいのである。
ゴールさえすれば(タイムは遅くなるけれど)いいのである。

とりあえずハードルを置くぐらいやってもいいんじゃないかね?
勿論高すぎるハードルはスタートする気さえ奪うから気をつけないといかんが。

という事でここ数週間せっせと準備して来たのだが
(主にわたくしが。殆どわたくしが)
その最後の詰めを旦那がしくじったのであった。
現・次期委員長と管理会社ときっちり決めて来いと言ったのに
余計な事をべらべらべらべらべらべら喋って
肝心な事を訊いてこなかったのである。

わたくしが切れても当然ではないかね?









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投げた

2019年11月22日 | 日記
あったまきた。

勝手な事やるならもう手助け出来ない。
私にだって限界はある。
もともとやりたくないのに
知らぬが仏が出来なくて手を出しただけのこと。
今以上の事を今の段階で約束なんてしたくない。

口に出したら責任を負う。私はそう考える。
「これこれこういう問題があります」と
口にしてしまったら 解決に向けて動くつもりがある
と受け取られても仕方ない。

だから自分の手に負える分だけしか宣言しない。


世の夫たちが
熱を出した妻に「皿は洗わなくてもいいよ」と言う。
だが自分が洗うわけではない。
「洗わなくても僕は気にしないよ」という意味である。
洗濯も掃除も「今日はやらなくていいじゃないか」。

汚れた皿も衣類も明日には洗わなくてはならない 妻が。

我が家は皿に関してはそういう事はない。旦那がやる。
だがしかし。

「もう考えずゆっくり寝ろ」「好きな事やれ」と言う。
それで自分が全部考えて采配してくれるか というとそうではない。
自分もゆっくり寝て遊ぶのである。


「同じ事だ」と私は旦那に言った。
私が考えすぎて先走ると言うのなら
お前がその先をやれ。
そうでないのなら余計な問題を持ち込むな増やすな。

「お前に出来ても俺には出来ない」
またそれだ。
私が指先一本でやっているとでも思うのか。
身を削り時間を削り心を削ってやっているのである。
何の努力もせずに出来るわけがない。

無論。
娘にも言うように「努力できる事自体が才能であり環境である」。
しかしそれを試みもせずに「無理」と言われたら
せっせと努力している側は救いがない。

出来ないと言うのなら出来る範囲でやれ。
補える何かを探せ。
こっちが動くのを待つな。


もう知らん。
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ランチ 通夜

2019年11月20日 | 
朝電話が鳴る。
旦那の母からである。
身内の訃報である。義父の兄、旦那の伯父。

翌日の葬儀は、無理をすれば出られなくもないが
だがそうまでして行く事もなかろうと
「通夜だけでいいんじゃない?」。無論旦那だけ。

義母を夕方迎えに行って一緒に行く事になる。
香典の額を打ち合わせて供花をどうするかという話になる。
親戚の葬儀には大抵供花もしくは果物かごを出す。
金がない兄弟に出せとは言えないので兄弟分は我が家で出す。
義母に任せておいたのでは心許ないから旦那が手配した。

次男のところはどうするだろうと旦那が次男に電話する。
次男は「知らない。どのみち無理」と言った。
嫁さんにメールする。仕事だ。その後電話が入る。
なんと。次男嫁さんも知らなかった。

なにやらその伯父と(腹違いの弟が継いだ)本家ともめてる。
前日の会話では義父は葬式があっても行かないと言っている。
次男嫁さんはそう言った。

なんなんだ それは。その程度の葬儀に
つまり実の弟である義父が行かないような葬儀に
ずーーーっと会っていない甥の旦那が行く必要があったのか。

我が家も一応年金暮らしである。
てか旦那の年金じゃ喰っていけない身である。
香典も供花代も本当ならとてもきつい。
電話して来なければ知らないで済む。
だが知った以上旦那は「行かないわけにはいかない」と言う。

ほんと 面倒臭い一族だ。


気を取り直し、昨日昼はランチに出た。
あれやこれや悶々する事があるので すっきりしたかった。
前日もわたくしはランチだったが あれは「おつきあい」。

ビストロ ボンガルフォ。ランチ1200円。
前菜は三つから選ぶ。
私はテリーヌ。

前に食べた夏野菜のテリーヌも美味しかったが これも美味しかった。

旦那はいつものタコのサラダ。
もうひとつの選択肢のカニのコロッケも単品で注文する。

メインはたらとほうれん草のパイ包み。

旦那はいつもの鶏。鶏は嫌いだとか言ってたくせに。

これに食後のコーヒーがつく。
1200円は破格に安いと思う。美味しいし量も満足できる。

で支払い。
クリームコロッケは単品メニューでは750円だったのに
レシートでは500円。
単品メニューは夜の単価だからという事だろうか。
承知の上での注文なのに。
更には。
1200円の筈のランチが1180で計算されている。
増税後の値下げ……? おいおい。どんだけ商売っ気ないんだ。


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私の知ってる名駅はもうないのね

2019年11月19日 | 日記
ランチのため出て行く。現地集合である。
事前にパソコンで地図を印刷しておく。
ビル内だから地下街の表示を見ながらでも行けると思ったが
念のため印刷してペンで注意書きを入れておく。
これでだいじょうぶぃ。

というのは甘かった。

目的地は三井ガーデンホテル。

まずまミッドランドスクエアビルを目指す。
何度もいったところだけれど 上を見ながらしか辿り着けない。
着いたけれどいつものところじゃない。
手元の地図を見ながら「ショップあんどレストラン入り口 入り口」と
呪文のように唱えながら進む。だがしかし。
ショップ&レストランの表示はない。
でもまあ 何か店が見えるし見た事のあるエスカレーターもあるから。

でここは通り抜けるのね。矢印に従って次のビルを目指すのね。
でもってやっと豊田シンフォニービルなのね。
よく分からんけどこのビルの中にホテルがあるんだよね?

しかし見回しても上に上がるエレベーターもエスカレーターもない。
やっと見つけたと思ったら1階まで。やっと見つけたと思ったら「オフィスオンリー」。
仕方なく おまわりさんに訊く。

でやっとホテル入り口らしきエレベーター扉の前に出たのだが
これがまたエレベーター扉とは思えない扉。
本当に開くのかよと思いながら近づく。
後ろに来た二人連れが「分かりづらいのよねー」と喋っている。
「前に来た時はスマホのグーグル使いこなせる人と一緒でさ」
「ああ 私も私も。連れて来て貰った」

私だけじゃなかった。

あがったところに待ち合わせのふたりはいた。


料理は美味しかった。メインにオードブルバイキング。
美味しかったよ。だから赦すけど この現地集合は私にはきつかったよ。

余裕を見て名古屋に着いて本屋に行こうとしたんだけれど
二軒とも見つからなかった。

私の(知ってる)名古屋駅はもうないのね。



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やめたくなる

2019年11月18日 | マンション管理 new
記録を見直して業者のやり口を見つけた
という事を前に書いた。
ひとつの事項を一本に通す事の必要性、
前期と今期を繋げる事の重要性を思い知る。
一見無駄に思える作業のどれかが
大切な何かにぶち当たる。

去年悩み続けたあの一件がその例だ。
「こんなことまで」と思えるような事までほじくり返し
そこで見つけたひとつの事実がどんでん返しを招いた。

だから「こんなこと」と思いつつも
せっせとほじっては書きつけて、一冊のファイルにまとめた。
過去20年と前に書いたような気がするが
数えたら15年だった。それだって結構な量である。
議事録から議題を書き写し、一年を一ページに詰め込んで
重要な事は別資料としてまとめてコピーと共にファイルして。

これはメインとなるファイル。
これ以外に「保全係」「書記」「全体理事」「監事」のファイルを用意する。
何冊も作るのは記録を縦につなげるためと(一冊しかないとひとりしか保管できない)
記録をつけるという事で議題に向き合わざるを得ないようにするため。
出来るだけ多くの役員に役職に向き合って欲しい。

今の役員の大半は会議に来て座って帰るだけ。
議事録も資料もろくに読んでいないだろう。

だから「議事録」(会議の後に発行される)と
「資料」(会議の前に作成される)との間の祖語に気づかなかった。

議事録では「三択」だった採決の結果が、資料では「前回会議で」二択になった と記されていた。
役員全員それを呑み込んで
ずっと省かれた「選択」を除外して議論していたのである。
その選択は業者にとって都合の悪い内容である。
どうして消えてしまったのか調べてやっと分かった。
指摘したが、理解出来たのは僅かである。
改めて採決して「新たに」その選択が加えられた事になっている。
再度の採決で「多数」の賛同を得た選択が、どうして省かれたままになっていたのか。
「そう決まったと信じていたから」「今更言っても」
資料を作ったのは管理会社である。

こんな事では業者や管理会社の思うままだ。

だから何とかしないと!との思いで提案し
提案しただけでは動かないから具体的に示そうと
ファイルを作り、各係のノートのサンプルを作った。

それを「好きだから出来る事ですよね」と言われた。

好きでやるか くそったれ。
その間私は自分の趣味の時間を削りまくったんだ。
何も知らない人から言われたなら許せる。
だが言ったのは今の委員長である。

お前な! あれだけの危機に直面して何も学ばんかったのか!
私らが指摘しなければ無駄な一億の工事の契約者になるところだったんだぞ!
お前ら役員がぼーっとコンサルの説明を聞いている時
どんだけ必死に調べたと思ってるんだ。


でも結局は大半の人間がそう言うんだろう。
もうやめたくなってきた。
困るのは私じゃねえよ 50年後に生きてるあんただよ。


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施設からのカフェからの 焼肉!

2019年11月17日 | 子どもたち
午後息子が来て一緒にコーヒーを飲んだ後、
駅まで娘を迎えに行って 実家父の施設に行く。
そう。目的はこれである。

先日「入院か施設で看取るか」の電話を受けた。
それを聞いた子どもたちが「今のうちに面会」と言ったので
一緒に行くことになったのである。

娘の婿さんは一度も父に会った事がないので
今更行ってもという事で娘だけ。

電話では「もう食べる事が出来ない」という印象だったが
受付で聞いてみるとそこまで極限でもないようで。
ただ大声で「痛い」と騒ぐから部屋に寝かせておくことが増えた
で食べられない時は点滴をする
という事のようである。

その点に関して異議ありませんが

あまり言われるとこちらが針のむしろになる。
居住階でも「騒ぐ」と言われ
報告というより苦情に聞こえてしまうのだ。ちくちく。
実際迷惑だろうとは思う。

だからその日も寝ているのを起こさず
子どもたちに顔だけ見せて帰った。
「どーしても話したいなら起こしてもいいけど
起こすだけ起こしてすぐ帰るんなら迷惑だから」

起きていればそれなりに時間を過ごすと思ったから
余裕をみて待ち合わせたのだが、10分で出てきてしまったから
時間が余る。

カフェに寄る。

ところで息子は その施設に仕事で行っているのだが
その時話した担当者の名前を何度も言い「いるかな?」と気にしていた。
私的には「仕事で訪問した先に家族と行くのは格好悪い」と思うのだが
息子にはその感覚はなかったようで
施設でその人の姿を見かけると自分から駆け寄って話し掛けていた。
犬だなあ……

で結局、娘はあまり調子はよくなかったようで
「特に食べたいものはない」との事で
調整しやすい焼肉でいいと(彼女なりに弟への気遣いもあったと思う)(思いたい)
予約の電話を入れた。

あぶないところでほぼ満席だった。

で めでたく家族四人(娘婿さんは実の父と二人で呑んでいるらしい)
焼肉を囲む事となったのであった。

「タン10人前!」と言って旦那に叱られたのは今は昔。
大人しくあれやこれや1~2人前ずつ注文し、ご飯(誰も呑まねえ)を頼む。


昔を知らない人の為に書き添えておくならば
ずっと以前に
注文を取りに来た若くて可愛い店員さんにわたくしが
「タン10人前と……」と切り出したら
旦那が「5人前にしとけ」と怒ったのであった。
「だってどうせ食べるし」「追加すればいいだろ!」

よく分からん見栄である。若くて可愛い店員さんは笑っていた。


そんな昔話をしながら 美味しく食す。
私たちが今の父ぐらいに老いた時 この時間はどんな意味をもつだろう?


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ぶるぶる

2019年11月16日 | 子どもたち
午後一家四人が集まる予定である。
夕食を共にする事は決まっているが 何を食べるかは未定。
娘がぎりぎりまで何を食べたくなるか分からないからである。

四人揃っての夕食と分かって以来
息子は「焼肉」を期待している。

だがしかし。

先週通院で娘が来た時に焼肉に行ってしまっているのである。
尤も娘は気分次第で二週連続でも「焼肉」だから
本日も焼肉である可能性は十分ある。
とはいえ ずっと食べていない場合に比べて
やはり確率は低い。

娘と三人で焼肉に行った事は息子には内緒である。
娘ほどには怒らないと分かっているけれど
敢えて耳に入れる必要もないだろう。

今朝 娘にメールしてみた。
「まだ何が食べたいか分からんもん」
「時間だけ決めて」

その時間を息子にメールする。したらば
「昼過ぎにそっち行くわ!」 食べるのは夕食なのに?
「早く予約しないと間に合わんで!」

……

「もし今日(娘の気分次第で)(もしくは早く決めなかったがために予約がとれなくて)
焼肉じゃなかったら 年内に別の機会に連れて行ってあげるから 焦らないで」
とメールした。このメールが証拠になるから確実に焼肉に行くことになる。
返事は「ういっす」。


子どもたちの名前を考える時に買った本を
娘に貸してやろうと思って引っ張り出した。
画数がどうのより
生まれ月による性格判断のページが面白いのである。

私と旦那の相性は「植物が嵐に巻き込まれる様子」である。
旦那の生まれ月は温厚で わたくしの生まれ月は まあ その なんだ。
そういう月の生まれの女の子には
ひらがなとか柔らかい印象の名前をつけろとその本にあるのだが
わたくしの名前はカ行で始まる漢字の名前。
漢字そのものの意味も強靭である。

娘の生まれ月は派手好きと出てたから地味目の名前。
息子の生まれ月は優しげだったから 強めの名前。
効果あったんだかなかったんだか。

娘の生まれ月に「衣食住に恵まれる」とあった気がする。
ええ。「食」にね。




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財布

2019年11月15日 | 日記
昨日午後 管理人室で資料を借りて書き写す。
いい加減嫌になって来た。集中も続かない。
午前中眼下に行って瞳孔開いてるから余計にだろう。
そうでなくても疲れる。
もうこのあたりで打ち切ろう。
あとは修正と仕上げ。
手応えがあったら印刷。プリンタちゃん頑張って!

目途がついた解放感
……に浸る暇もなく 夜息子から電話。
「金貸して」

いい加減にしなさい。
とりあえず焼きそばを作って待つ。
お金を渡すだけじゃすぐに逃げられるから。
食べている横で紙とペンを用意し
「固定費から言ってみ」と出費を聞き出す。

書き出してみて愕然とする。
こうしてみると自由に使えるお金って意外とない。
コンタ代車経費食費雑費
でもって我が家に払う光熱費車ローンなど。
残ったお金が交際費兼遊興費 と思ったが
服飾費が抜けていた。

息子は家賃を払っていない。
本当の一人暮らしの人ってどうやって生活してるんだ?
まあ(転職二回の)息子の給料が安いという事もあるけれど。

「しかしそういう時こそ節約だ! 100円500円の積み重ねが一万になる」
わてら新婚時16万で家賃を払ってふたり生活し、かつ預金もしていた。

息子のお金の使い方は、外から見れば「きれい」。私から見ると「ずぼら」。
娘は「がめつい」とも言えるがメリハリがきいていて最終的には「きれい」だと思う。
少しは見習えよ 息子。

説教が一段落する。

「俺もう限界だよ」
「なにが」
「犬飼って。ゴールデン」

……馬鹿が。
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だから業者に舐められる

2019年11月13日 | マンション管理 new
古い記録をまとめてる。

その作業の中で見えてくるいくつかの事がある。
そのひとつ。

公園遊具の撤去に至る経緯。
複合遊具の一部分が損傷した。
危ないので撤去する。空いた場所に何を入れるか。
20万と60万のプランが示される。

どうしてこの時二択だったのか。カタログ請求ぐらいすればいいのに。

60万の遊具を入れる。
その工事の後で「総点検した方がいいですよ」と業者が言う。
60万の遊具を入れる時は相見積もとらなかったくせに
なぜかこの時は拘る。たかだか15万である。
で業者から「とりあえず無料でやりましょう。修繕箇所が見つかった場合は
有償で引き受けます。修繕作業がなかった場合は点検費用を請求します」

「ただより高いものはない」

点検結果「補修に100万ほど必要です」
「まだ使えるんですか」 「修繕していけば使えます」
修繕を依頼する。

年度が変わる。理事も入れ替わる。
「10年以上の遊具に点検セットをお奨めしています」
20万ほど払って依頼する。
「今すぐ支障が出るわけではないが1年以内に500万を超える修理が必要となる」

……おいおい。記録を打ちこみながら笑う。
半年前に「まだ使えます」って言っただろ。
そりゃ確かに500万600万かければ使えるんだろうが
それでも「現在の安全基準は満たせません」だ。
だったらどうして半年前にそう言わんかった?
そもそもその一年前に遊具の一部を撤去する際、
「他の部分も2年で大々的修繕が必要となります」と言わんかった?


慌てた理事たちは「完全撤去」を決議する。
そしてその後また同規模の遊具を入れようとする。
同じ業者で。


そりゃ舐められるわ。
どうして「一年以内に500万以上の修繕が必要で
それを実施しても今の安全基準は満たせない」と言われた時
「半年前と今で安全基準が違うのか?」「まだ使えると言ったじゃないか」
と突っ込まんかった。
「物理的には不可能ではありません」と業者は言うだろう。
だがしかし。「30年経過した1000万の遊具に700万かける馬鹿はいない」

過ぎた事は仕方ない。今更である。
だがこの事を突きつけ抗議する事は必要だと思う。
その上で「相見積をとる」と宣言すべきなのである。

赤子の手を捻るとか言う。
業者から見たら管理組合なんて赤子同然なんだろうな。

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