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ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

そして二月も終わる

2014年02月28日 | 日記
ベッドカバーは出来たし、本棚も落ち着き、クローゼットも可能な限り片付いた。
一応ミッションは終了。
でもなんか なあ。


息子は「勉強」と称して夜放映のWBSなる番組を録画して見ている。
一般では扱われない新商品や業界ばななど出てきて面白い。

「空から応援」とキャスターが読み上げた。航空業界の話題である。
息子は「はあ 馬鹿じゃないの。空から応援してどうするんだ」と言った。

……飛行機から試合会場を見下ろして声援を送るとでも?

「なわけないだろ」と笑ったら「今 言っただろ! 空から応援って」と言い返す。

ヘリコプターの遊覧飛行じゃないんだから。
窓も開かないのにどうやって応援するんだ。試合会場を旋回し続けるってどんなだ。
豆粒(にも見えるかどうか)の選手を見て面白いわけもない。

「比喩だよ 比喩」 少しは考えろや。


「ペット商品」
女性キャスター(?)が犬を連れて出てきた。途端に舌打ちする息子。
「なんでプードルなんだ。前も何かでプードルだった。どうして柴犬を使わないんだ。
柴犬レンタル料高くないだろ?」
……そりゃまあ丈夫だし賢いし。
「今 名前呼んだよ あれスタッフの犬なんじゃないの」
そのキャスターの飼い犬だった。
「趣味悪いな!」
いや そこ突っ込むとこちゃうから。ペット商品の紹介だから。


こんなんで勉強になってるんだろうか。


姉がいないとのびのびである。
「ああ ひとりっこっていいなあ」
「今だからそんなん言うけど 小さい時は姉ちゃんいないとあんた困ったんだよ」
「へ」
「どんだけ世話になってると思うの。あんたの反抗期が私に出ないで娘に出たのは娘が親代わりだったからっしょ」
「いや 君に反抗しても仕方ないし」
「ん?」
「どうせ勝てない」

親に勝つために反抗期があるんだろうか。
違うような気もするが、自分にも自分の子どもたちにも二次反抗期はなかったから分からない。
それはさておき。

今でこそあんな(どんな?)であるが、息子が幼稚園に入るまで娘は実にいいお姉さんだった。
幼稚園に入って息子が生意気になったから娘も変わった。
それでも小さい頃はふたりでシルバニアファミリーで仲良く遊んでいたし
反抗期(中二?)まで息子はなんだかんだで姉ちゃん子だった。

幼児期。
入院の時、私が付き添うんだから、日頃独り占め出来ないお母さん(私だ 念のため)に甘えればいいものを
「お姉ちゃんは? (ベッドの空いたところを叩き)お姉ちゃんもここで寝られるよ?」とごねる。

小学生。
テストを持ち帰り、第一声は「お願い 姉ちゃんには言わないで」だった。
私に叱られるのはよくても姉には知られたくない。

娘不在の折、大皿の寿司を食べようとしたら
旦那と私を制止して、姉の好物だけ取り分けた。

そして今でも一番に認めて欲しい相手は姉である。
そして娘はいつまでも弟を弟にしておきたいので認めてやらない。


昨日息子の髪を切らされた。
娘がいると「気持ち悪い」と言われるから、帰国する前に。
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覚書 相続手続き 不動産

2014年02月27日 | XDAY
不動産名義書き換えが終わった。
不動産に関してやる事は司法書士の選択である。
選んでしまえばあとは任せるしかない。

つてをたどるかネット等で探すか。
「債務整理を表看板にしているとこだけは嫌だ」
手数料の相場を頭に入れて、事務所を訪問する。

手数料は不動産の額・種類によって変わる。
事務所によっても、何をどこまでいくらで計上するかで変わる。


「実際に何度面談したらいいのですか」
「これきりで済まそうと思えば 後は郵送で出来ます」

どれくらい面倒だろうと張っていた気が思いっきり弛んだ。


依頼先を決めた後、残る選択は
「役所関係の書類を自分で集めるか 委託するか」である。
委託すれば当然手数料をとられる。

金融関係で既に謄本類を取得していたので 
残りも自力で集める事にした。

被相続人の除票(住民票みたいなもの)
相続人の住民票
は簡単だったが

固定資産評価証明書は
当然のことながら不動産所在地の役所まで行かねばならず、面倒だった。
自治体ごとに申請書の記入も受け取る書面の書式も異なり、戸惑った。

だが一日走り回れば終わる。


もし
(金融関係で使用した)戸籍(除籍)謄本を含めて
全部の書類取得を依頼するつもりなら

相続手続きは不動産から始める事をお奨めする。

せっかく委託手数料を払うのなら、
手続き終了後に返還されるこれらの書類を金融機関で使って
(大抵はその場でコピーして返してくれる)
もとをとった方がいい。

更に
我が家は生まれも育ちも名古屋で、謄本の取得も一箇所で済んだが
他県に及ぶ場合、その手間を考えるのなら
一括で司法書士に頼んだ方が楽かも知れない。


尤も一年もすれば相続税制がかわり
現在の「5000万+1000万×相続人数」から「3000万+600万×相続人数」となる。
そうなると税理士に相談するケースが増えるからして
そちらから様々なアドバイスを受け取る事が出来るに違いない。


とりかかるまでとんでもなく面倒に思えた相続手続きだが
ひとつずつ済ませていけば然程でもなかった。

……相続争いがないからね。
……我が家の場合、父の存在が問題だったけどね。いろいろ。


まとまったお金は定期預金に、不動産の書類を貸金庫に入れたら
もとの生活。
心の片隅にはあるだろうけれど、忘れていた方がきっといい。
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♪先の事など今は

2014年02月26日 | 日記
……さすがにこの歌を知っている人はいるまい。

某漫画家が作詞作曲して出したCDに入ってる曲だ。
20年以上前に友人がダビングして送ってくれた。
あれこれ思い悩んでいる時に口ずさむ。

ただの(?)恋愛の歌なんだけどさ。


子どもたちの通知表。
開いて眺めて笑う。
息子は必ずチェックが入っていて、娘には一度もついていない項目。
(教科じゃなくて日常生活の評価欄)
「元気に明るく過ごす」

娘がすごいのは
○しか並んでいなかった小2の年間評価から
高校二年で(体育と家庭科以外)5(5段階だぞ)で埋められるに至った事。

敬愛する先生の手で「努力に勝る才能なし」と書かれていた。
まさしく。

先の事など心配しても始まらない。
小学校二年の時には思いもよらなかった未来が、娘にはあった。
元気に明るく過ごしてるよ。


バイトから疲れて帰宅した息子の携帯が鳴る。
「駄目 絶対ダメ やだ 嫌だからな! 今日ばかりは絶対きかない。昨日も遊んだだろ」
と言いつつ電話を叩き切れない息子。
服を脱ぎながら洗面所に向かう。
「俺 もう風呂入るから! 寝るから!」
『まだ入ってないんだろ?』とでも突っ込まれたらしい。

暫し後洗面所から出てきて「先に入っていいよ」と私に言った。
「断り切れなかったのか」
「二分の一」
「は?」
「R(もとかれ)が来たら行く 来なかったら行かないと言っておいた」

つまりはもとかれに託したわけですね。自力では断り切れなかったんですね。
でもって先日私が気をきかせてやった逢瀬も、その電話の主たちに邪魔されたんですね。
(二人でいるところに電話が入って合流したもよう)

この性格、吉なのか凶なのか。
エントリーシートに
長所 断らない
短所 断れない
とでも書くかね 息子。


卒業旅行中の娘、メールがあった。最終国に入る。
つまりは帰国も近いという事だ。
帰ってきたら……

いやいや。
♪ 先の事など今は どうでもいいと思える
♪ 明日には明日の風が吹く ただそれだけ
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刹那が いい

2014年02月25日 | 日記
生放送は勿論、ニュースでさえもオリンピックねたを見ない息子。
「やー 話についてけんわ。きむよなってそんな悪者?」

きむよなが悪いわけじゃない。彼女も被害者なのかも知れん。

某二国の主張を読んでいると
日本はメダルに絡まなくてよかったと思う。
あんな争いに巻き込まれるくらいなら
自分の滑りを滑った で終わった方がいい。

オリンピックでのきむよなの滑りは生彩を欠いていた。
そつなくまとめられてはいたけれど
いつか見たすべりのような柔らかさも温かさも女らしさも感じられなかった。

フィギュアスケートは
危ういがゆえに美しいのかも知れない。
跳ぶたびに、心臓がきゅんとなる苦しさと、無事着氷した時の弛緩は
失敗と紙一重にあるから、余計に切なくも心地いい。
だから、そつなくまとめられた演技じゃ、駄目なんだ。

でも。

浅田選手にはトリプルアクセルを忘れて、滑り続けて欲しいなあ……
まだ完成も完結もされていない。
技術的には表現力は身についているけれど
そこに全部を浸せるような、そんな演技を見てみたい。
これから彼女は円熟期に入る。



目的を明確にしなければ断捨離は大掃除に終わる と書いた。
実家のごみと格闘しながら、子どもに同じ苦労をさせたくない
と思うのは当然で、だがそれはもしかしたら建前で
本音は、母親のような恥ずかしい死に方はしたくない、なのかも知れない。

私は私の生にも人生にも執着したくない。
生きた証なんて形は要らない。何も遺したくない。

写真も原稿も手紙も。

自分のものは何一つ捨てようとしなかった母は、そんなにも自分が好きだったのか。
そんなにも自分と自分に付属するものに価値があると思ったか。

私はそう考えてしまう。そして軽蔑する。

縫い上げたばかりのベッドカバーでさえ、渡した後はどうなってもいい。
汚されて捨てられても、
それを縫い上げる事が出来た時点で、役割は終わっている。

原稿もそうだ。
私がそれを書き、誰かがそれを読んだ時間は、その瞬間にのみ存在する。

写真も、記憶を掘り起こすには有効だが、それも要らない。
全部私の中にある。覚えている事も覚えていない事も。

現時点での断捨離の目的は、私の過去を消す事だ。
ならば
一向に減らない家族の所有物に苛立つのはやめよう。
一見何も変わっていないように見える押入れも、今詰まっているのはモノだけである。
私が死んで、子どもたちがそこを整理したとしても、私はいない。
彼等の知らない私は、いない。
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ちくちく

2014年02月24日 | 日記
まあね 仮に私がこれ(ベッドカバー)を貰って嬉しいかっていうと
嬉しくないんだな。
邪魔くさいというか面倒というか鬱陶しいというか。
正直迷惑である。

ならばなぜ作るのか。

三年前の海外実習の折に、どうしてだか「クッションカバーを縫ってやろう」と思い立ち
簡単なパッチワークで作ってやった。
それまでは小学生の時に買ったキティちゃんのカバーだった。
色褪せてはいたが、娘が自分で選んだ生地である(縫ったのは私)。
新しいカバーを喜ぶかどうかは半々だった。
よって古いキティちゃんも捨てずにとっておいた。
それがいいと言うならそれに戻すつもりだった。

帰宅して自室に入り、飛び出てきた。

ああ。そうか。嬉しいんだ。
自分も嬉しい筈なのだが、意外な気持ちの方が大きかった。

「ベッドカバーも作って!」
「やだ」

まあ そういういきさつがあったので、今回作ってやろうという気になったのだが
眺めていて「やっぱり要らんよなあ?」と思うのである。


息子がまた夕食をどたきゃんした。
今日は「遅くなっても温めて食べるから」とは言った。
言ったが、会う相手は東京から帰郷したモトカレである。
久しぶりの逢瀬だからして、時間を気にせず遊ばせてやりたい。
「……喰わんでええよ」

イマカレに浮気されてる(愛車に)息子への母からの愛。

旦那の帰宅まで夕食がずれ込んだので時間が空いた。
いっきにラグの表を縫い合わせてしまおうと頑張ったが
さすがに飽きた。


ベッドカバーが仕上がって
「これでもうわけの分からん話題を聞かせれずに済む」
とお思いのお客様もいらっしゃるだろう。
見たこともやった事もないパッチワークの話を、文字だけでされてもな。

あ。
もし万が一
「私もやってみよう」と思われた方がいらっしゃるなら

「始めるなら今ですぜ」。

12月は毛糸と冬物の生地がのさばっていた。
今なら春めいた色のコットンが並ぶ。淡いピンクやブルーの生地がいっぱいある。
今から始めて5月までに仕上げるのがよろしいかと。


じゃなくて。
「わけの分からん話」

息子がペルソナ4のゲームをしている。
私は三巡目の途中で放置してある。その続きをしようか。
六股目指して頑張っていたのだが、アイちゃんにはふられた気がする。
ならば。
直斗のセーラー服を目指そう。

直斗は男装している女の子である。
クリスマスまでにカップルになっていたら女装が見られるという話だが。


こういう記事を書いていると、
お客様は何を目的で来ているのだろうと改めて思ってしまう。

少なくともペルソナばな じゃあないよな。
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てなわけで

2014年02月24日 | 日記
完成品。

ちゃんと見えているでしょうか。
自分で撮影したんで何が何だか。
ここに写真出すのも初めてで何が何だか。

配色に関しては あー コメント不可!
周囲の赤は設計図(?)では青紫でした。
もっとふわふわした感じになる予定だったんだが。
腐った色に見えますが模様は一応ピンクと青です。

娘VS私 の図式が浮かび上がったんだな きっと。

「頑張ったね」と誉めて下さい。
全て手縫いでこのサイズ(2×1.4)仕上げるだけで大変なんだぞ。


残り布でラグを仕上げたら、パッチワークは終わり。
厚くて使えなかった生地で息子のクッションカバーを作り

あ 端切れで娘の枕カバー縫うかも。これは一応パッチワークだな。


パッチワークは手段であって、趣味じゃないなあと思いました。
目的は完成であって、完成形ではない。
敷物やカバーは作ってもタペストリーは絶対作らん。

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男の面子

2014年02月23日 | 日記
先日、夕食をドタキャンした息子に
「一週間食事に文句を言いませんと 一筆書け」と言って逃げられた事を
旦那に話した。

旦那は「当たり前だろ! そんな事するな」と言った。
「なんでっ 何が」
「男の面子に関わる。男が軽々しく一筆なんか書けるか。
息子にそういう事をさせるな。男を小さくする」

はあ?
食事に拘る事こそ男を小さくするんじゃねえの?
一週間過ぎたら破り捨てるんだから、一筆でも二筆でも書けばいいじゃんね。

その後息子に「この前書かんかったのは なぜ」と訊いた。
息子は「面倒くさいからに決まってる」と答えた。
「お父さんは 男のプライドだと言うんだけど?」
「はあ そんなもんあるわけねえだろ。あいつ(父)にだってないんじゃ」

ああ。思い出した。
10年以上前だ。旦那は「一筆」入れた。私に。
『今後このような事をした時には金三千円を払います』



バイト先で。
年配の女性客に「女の子かと思った」と言われたそうで。
「この背で この髪で 間違えるか?」
「カチューシャもしてないのにねえ」

息子は雰囲気が柔らかい。だから子どもに見られたり女に見られたりする。

娘と息子を連れてお子さまランチを頼んだ。
玩具がついて来る。「男の子の玩具と女の子と ひとつずつ」
持って来た店員はどちらの前にどちらを置いていいか迷い、テーブルの隅に二つまとめて置いた。

クリームソーダを頼むと、息子の前にピンク色のソーダが置かれる。
娘はむっとした顔で自分のグリーンと取り換える。

息子はちゃんと男性体型に育ったけれど、雰囲気だけは変わらないんだろう。
男の面子を覚えたら、雰囲気も変わるかな?


ベッドカバー完成!
どこまでキルティングすべきか分からん。
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新聞の片隅

2014年02月22日 | 日記
15年間無免許で教師。
大学退学後、友人の免許を参考に偽造し
その後も採用試験を受け続け、合格後就任。
以降15年に渡り中学で社会科を教え続けた。

無免許がバレた。

大学を卒業するより、採用試験に受かる方が難しいと思う。
どうして退学したのか。
どうしてそこまで教職に拘ったのか。

気になる。
過去も、今後も。
その人の授業ってどんなだったのだろう。
その人の生徒の声を聞きたい。


糸を買って来て、キルティングの続き。
周囲部分に取り掛かる。延々直線を縫う作業である。
1.4メートルをとりあえず四本。
縁をまっすぐに縫うのだから楽なのだが、退屈である。

録画しておいたペルソナ4のアニメを流す。五話分。

本日買い物から帰ったら、2メートル延々直線に取り掛かる。
えー 何本縫えばいいんだ?
ペルソナ何話分? 足りなければ進撃の巨人か。あれは「ながら」で観られるものか。
オペラ座の怪人映画版、消さなきゃよかった……
(スケートを見ていたら観たくなった)

余り布と、予備で買った布でラグを作っている。
計算して裁断して、数日後、どういうつもりでそうしたか忘れている。
余り布だからして、一回り小さいパーツである。


息子がバイトに行ったので、ベッドの中身を放り出す。
洗濯したり干したり。マットレスのへたれっぷりがすごい。
よれよれのタオルケット。洗いたいが、叱られる。ライナスの毛布。


早めにお昼を食べて、ちょっと遠くの店に買い物に行こう。
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断捨離の覚悟

2014年02月21日 | 日記
昨日クローゼットの整理をしていて
断捨離とは何ぞやと気づいた。

プチだろうとグランだろうと断捨離は断捨離で
大掃除とは違うのだ。
私がやっているのは大掃除でしかない。

まあそれでもやらんよりはやった方がいいんだからいいんだけど。

古いもの要らないものを捨てるのは大掃除だ。
断捨離は目的に沿って不要なものを切り捨てていく、
いわば完成形が先にある整理術だ。

何を今更。


端っこにある箱を開けたら、なんと! 登山靴とアイゼンが出てきた。
まるで記憶にないが、私以外に入れる人もない。
高校生の時に使ったこれらを、なんでここに運び込んだか。
私は実家→アパート→(実家取り壊し)→マンションと移動している。
つまりわざわざこの古くて重くてでかい登山靴と、当時でも旧モデルのアイゼンを
実家からどこを経由したかはさておき、マンションに運び入れたわけだ。

ご存じのとおり母は捨てられない人で
亡き姉のスキー板まで私に持たせた。確かギターも。
暫し後それらはゴミに出したけれど、取り壊される実家に残しておけば手間は省けた。
使うあても思い出もないそれらを運んだぐらいだから
自分の登山靴を持ち込んでも不思議はない。
ないが、今日の今日まで後生大事にクローゼットに保管していたとは驚きである。

それらは勿論ゴミ袋にぶちこんだが
今回も思い切れなかったのは「ウッドのテニスラケット」である。

この時点で「ああ 所詮は大掃除」と気づいたわけだ。

なんの。まだ終わったわけではない。最終チェックでこのウッドのラケットもゴミになるかも
知れないが、他のラケットに紛れて生き残る可能性も大、なのである。


どのみち和装関係を処分出来ない事にはクローゼットは詰まったままだ。
小紋二枚をアメリカに送るか、留学生にあげるかしようと提案したのだが
娘はどちらも好みだから手元に残したいと言った。
嫁入り前の娘がいる以上着物は思い切れない。

だからまあいいか。大掃除で。

やらないよりは。


ぶっくおふから買い取り金額が送られてきた。
ショックで落ち込むあたり、覚悟が足りていない証拠。
引き取って頂けただけでいいんだ。いいんだ……
いくらだったらいいという目安もないんだし。


糸がなくなった。買いに行こう。
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♪これでなくっちゃ

2014年02月20日 | 日記
糸がなくなりそうである。
キルティングは終わりそうにない。
うっかり指先を使い過ぎて痛い。

昨日夕食をどたキャンした息子に
「一週間食事に文句を言いません と一筆入れろ」と詰め寄った。
息子は断固拒否して出て行った。

「俺 文句なんか言ってないだろ」
と言うなら、別に書いても損はない筈だ。
書かないのは余程に警戒しているからか。

梅干しとご飯とインスタントみそ汁 な夕食が出てくると思ったか。

本日の昼食は昨日の息子の分の牛肉である。
消費期限が二日(二日?)切れたのでしっかり火を通してやる。
まずかろうが知った事ではない。

叩いてのばしてパン粉をつけるか
細長く切って野菜と炒めるか。

朝帰りな(四時頃だったらしい・旦那談)息子はまだ寝ている。
いいご身分だな 大学生。

ネット通販で買った漫画が
我慢できない程ではないが、どうにも気になる具合であったので
メールしてみた。
「代替品を送ります。それで駄目なら返金します。手元の商品は処分なさって下さい」

配送料を考えたら、そうなるか。
これまで何度も利用して、返品交換を申し出た事がない。
ああ。こんな事なら最初の一回は、豪華装丁限定版で使えばよかった
なんちって。

本屋存続の為に店頭で買いたい。
今回のシリーズ、全巻そろっている本屋を探して
試しの一巻を購入し、続きを買う事に決めて再度行ったらば
「商品入れ替えのため」とそこの棚だけ空になっていた。
周囲に店員はおらず、わざわざ呼び寄せてまではと
他についでがあったのでネットで2・3巻だけ頼んだ。

まだ続きがある。
ネットで一気に申し込むという方法もあるけれど
行く度にちみちみ買う方が好きだ。


体重がいきなり増え、いくらなんでもなあと
脚がむくんでいるような気がして、夏に調べたむくみ解消マッサージをした。
足の指の股を揉みほぐし、指の間に手の指を挿し込んで足首を回す。
布団の中で足がほこほこし、次の日はむずむず痒くなった。血行がよくなったのさ。
私は冷え性ではないけれど、足が冷えて困る人にも有効なんんじゃないか。
2・3分の事だ。お試しあれ。

体重は減ってないが。


息子が。
「これでなくっちゃ これでなくっちゃ ってコマーシャルあるだろ」
♪これでなくっちゃ これでなくっちゃ これでなくっちゃ ……○○茶
というコマーシャルである。
「あれが どうしても何の宣伝だったか思い出せなくてさ 気になってさ」

出てきたのが「あーとねーちゃー」だったと。

だが画面は子どもたちが滑り台を降りてくるイメージである。
「子どもが あーとねーちゃー 使わないよな?」

ちゃはちゃでも 茶なんだよな。
なんか笑えた。
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総菜 惣菜

2014年02月19日 | 日記
テレビを観ていた息子が「あれ そうざい ってああいう字だったっけ」と言う。
「どういう字が出てるの」
「総合の 総」

まあそれでいいんじゃないのとその時は流したが
その後パソコンを開いた時に打ち込んでみた。
変換は二種。総菜と惣菜。

主食以外の総称ならば 総でいいだろう。

ところで私のパソコンでは「そうざい」で出る。
だが地域によっては「そうさい」と読むところもあるらしい。
北海道で売っているパソコンでは「そうさい」で出る
……という事はないだろう。

なんで惣菜かと考える。
それはスーパーで売られるがゆえに。
せめて「心」を込めた事にしておきたいから。

……なんちって。


今日は朝から働いた。
いつもの家事に加え、お雛様を出した。本日雨水(うすい)なり。
お雛様は雨水の日に出すと縁起がいいと昨年知り、今年も実行した。

娘にいい縁がありますようにと願いを込めて。

何も女の幸せは結婚だと考えているわけじゃない。
娘の結婚が私の幸せだと思っているんだ。
卒業だ何だと必死に言っているが、それも言霊信仰に過ぎず
おそらくは私に代わる誰かが現れない限り、卒業は難しい。
誰かとは「夫」である。


昼ごはんを五平餅で誤魔化すために、アップルパイを仕込む。
成形して冷蔵庫へ。あとは焼くだけ。

昼ごはんが済んだら、買い物に行って雛あられを買って来よう。
そして夕方までキルト。


昨日のおかずは、れんこんとごぼうとカボチャを素揚げにし
鮭にかたくり粉をつけて揚げて、同量のみりんとしょうゆを煮たたせて、つける。
本当は茄子も入れるのだが、買うのを忘れた。
作り置きできるおかずである。
これをメインにしたいとこだが、見た目が地味である。

本日は肉である。冷凍してあるデミグラスを解凍しよう。
あとはほうれん草でスープを作ろうか。サラダ。昨日の煮汁利用でもう一品。

明日はぶたしゃぷ。旦那の家ではこれを常夜鍋というらしい。毎日食べても飽きないってか。

明後日は魚。私は魚が好きじゃない。料理も知らない。煮魚は悲惨である。
焼けばいいのだが、グリルの掃除が面倒。
囲炉裏で串刺しの魚がいいなっ。

……タイトルが総菜なんで。
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大雪

2014年02月18日 | 日記
ひとごとのように雪で遊んでいた名古屋人ですが

今朝届いたメールがぶっくおふからで「昨日届きました」とな。
送ったのが13日朝。意外と時間がかかったなあと思って、
! もしかしてこれは雪の影響か。

濡れたりせず崩れたりせず無事に届いたのだろうか。

ってもっと切実に困っている人は山ほどいるのに不謹慎だろ。

既に過去の事となっている大雪の、その後の報道を新聞で見ては
現在進行形なのだと思い知る。

いやいや。
かつての東海豪雨。ちまたではすっかり過去の事となっている時、
私ら被災者は泥と格闘していたのさ。
死者こそ出なかったものの、二次的な被害を考えたら相当なものさね。
それだって河一本向こうでは普通の生活が続いてるんだもんな。
河の氾濫という局地的被害だったゆえに、また孤独でもあった。
盗難も相次いだ。

大雨も大変だったが、雪は雪で大変だ。時期が悪い。


ベッドカバーの縁処理が終わった(バイアステープのまつり縫い)。
ここからまだキルティング作業だが、これでいつでもカバーとしては使えるという事さ。

就職祝いと言って渡すつもりだったけれど「卒業記念」に変更。
これは娘の卒業と、私の(娘の)子育て卒業を記念するものだ。
娘にもそうしっかりと伝えねば。
これを見る度私からは卒業したと思い知れ 娘!

私はあなたの花嫁姿 は見たくないが、早く結婚して欲しい。

四人の優れた女性教師に巡り会えた娘だが、どの先生も独身で
でも一番最後の高校の担任は、その後ご結婚なさり先日ご出産もなさった。
他の先生は教育者として優れていた。
この先生は教育者としてのみならず総合的に有能であった。
娘。目指すならこの先生を目指してくれ。結婚してくれ!


息子が見ていた番組で
「働く女性のための」商品として「カレー・シチュウ用に下ごしらえ済みの野菜」が出てきた。
台所に立っていた私は思わず「カレーくらい自分で作れよ」と呟いていた。
したらば息子は「働く女性のための商品なんだ」と言う。

同じ専業主婦の子どもでも、娘と息子では見方が違う。
息子は「兼業主婦はエライ! 働く女性はすごい」と思っている。
別にいいんだけど、働いていればエライってもんじゃないだろ、と多少の僻みも混ぜて思う。

「働く女性だからこそ カレーやシチュウは作り置き料理として大事にすべきだ」
それらを手作りしておけば コロッケを惣菜で買って来てもいい。市販のローストビーフをサラダに乗せてもいい。
カレーすら作れないようなら、その人のキャリアとしての能力も知れてる。

ええ どうせ私は専業主婦。現場を知らないたわごとと言うなら言え。


先日「ぐうたらしてない」と書いたが
「(適当な)家事の合間に(金にもならん)パッチワークをして 更には読漫して
これを(私ら働く女性は)ぐうたらと言うんだ」と突っ込まれても不思議じゃないよな
と自分で突っ込んでいた。

私にとって寝転がっているより起きている時間が長ければ ぐうたらではない。


寒い。うっかりパソ部屋の窓を開けっぱにしたので、冷え切っている。


カチューシャをした息子を「可愛い」と褒めたのは女性教師ではなかった。
息子に確認したら「違う。あれは男の先生だ」と返ってきた。
「一年きりの非常勤だったけど 好きだったなあ……」
ああ。そうですか。
コメント

はんどめいど

2014年02月17日 | 日記
パッチワークだのキルトだのベッドカバーだのと騒いでいるが
実際にそれを趣味 もしくは生業となさっている方はどんなだろうと
なにげに手芸カテゴリを覗いてみた。

いやはや。わけ分かりません。
このキルトってどうやって作るの?に始まり
ベッドカバーで一年半に「どっぴゃあ」と驚き
あざやかなキルティングに恥じ入り

知らないキルトばかりで、キルトとは何ぞやと分からなくなりました。

……もうキルトねたは書くまい

と思いつつ
まあ私の場合趣味とすら言えない代物だからこれはこれでいいんじゃね?
と開き直り。

私のは全くの我流で、本で見た単純、かつ基本的なパターンを繋ぎ合わせて全体柄を作る
というやり方でやってます。
精巧なパターンを何種か作って接ぎあわせるのとは違います。

今回は正方形に、その一片を半径とする四分の一円を書き、
この二枚で正方形を作っておいて、それを繋ぎ合わせていく。
(文字でどこまで伝わるか)
四枚合わせると全円が出来るのは勿論、花とか波模様とか描けます。

あー 興味ない人には面白くもなんともないっすね。
興味があっても文字じゃ分かりませんね。

♪いまじん おーる ざ ぴーぽー  (だから何が言いたいんだ)


広げて眺めて思うのは色彩感覚。
いや せめて24色えんぴつ買おうよ 自分。
ここまで時間を費やすんなら最初の材料費けちるなよ 自分。
足をのばして大きな布地屋さんに探しに行けよ 自分。

突っ込みどころ満載ですが
ここが私の限界なんだろうなあ……
自分で枠を作らないと動けない。

材料費の上限とか、道具の限定とか、限られた枠の中でのやりくり、でないと
何をどうしていいのか分からなくなる。
大きな布地屋に行ってもきっと何も買わずに帰ってくると思われる。


かつてスーツとかも作っていたんですが これもほとんど我流で。
素人なら雑誌の型紙のままやればいいものを
「どうせ作るならオリジナル」とデザイン画を描いてました。
デザインのスタート地点は「ファスナーつけもボタンホールもやりたくない」。
特にボタンホールは、それが正面だったりすると失敗したらそれまでの苦労が水の泡ですから。

そのわけの分からん作品を他人様の披露宴に着て行っていたんだから
知らぬが仏と言うか。今考えると顔から火ですわ。

素人の作はどこまでいっても素人の作で、どう頑張ってもどこか野暮ったくなる。

ええ。

スケートの羽生くんの衣装もかつてお母様の手作りだったそうで。
今回のフリーの衣装も手作りだと思っていたら違うようですが。
そのわりにデザインと処理が素人くさかった。

今ほど騒がれていない頃、デザインを某スケーターから貰って、お母様が縫った
とあったから
今回のフリーもそのスケーター提供のデザインかも知れない。
その後別記事でそのスケーターがゲイだと知り、さもありなんと(センスが乙女)思った。
来シーズンはこのイメージから脱却して欲しいなあと私的に思います。

女性プロボウラーにも手作りの服で参戦なさっている人がいたけれど
やっぱりプロの服はプロに作って欲しい。
女性ボウラーは実力だけでなく、見た目も大事。
ボーリング業界のためにも衣装には金と気を遣って欲しい。

手作りが悪いと言うんじゃない。
でも手作りに込められた思いや価値は
見て貰ってなんぼの世界には通用しないと私は思う。

手作りの価値は限られた領域でのみ通じるものだから
自己満足で満足する事も大事。


今回のこのベッドカバー
仮に娘が「だっさー なんで先に相談してくれんかったの」と言ったとしても
私は落ち込みも怒りもせず、自分の部屋に敷いて使うだけです。
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パンドラの箱?

2014年02月16日 | 日記
実家で、半端に時間が余ったから
箱の中身でも整理するかと蓋を開けた。

出てきたのは39年度、公団入居申し込みなんたら。
当時実家は工場の中。町工場と住居が同じ屋根の下にある というやつ。
子どもが二人になって手狭になったのだろう。
この数年後に家を建てている。

そう。こんなものまで残っているのだ。断捨離のレベルが違う。

その下に見えたのは
「こ これは もしや」(現金にアラズ)「結婚写真」
若き二人が写っている。白黒。男性の方が息子に似ていなくもない。
だが確信がもてず息子から父に訊いて貰うが
「さあ?」としか返って来なかった。

旦那は「これがお義母さんとは思えない」と女性を指して言う。
息子は「むっちゃ いい男じゃん」と男性を指して言う。
(なんで不細工な息子が似て見えるかというと
それはお笑いの若林と じゃにの光一くんが似ているのと同じで)
(この話が分からない人は こちら を読むべし。コメント欄)

箱の中から同じものがもう一枚出て来たから、やっぱりこれは両親だろうなあ……?


更にその下から成績表と模試結果が出てくる。
全部は見ていないが、中学の時に受けた結果があった。

全く記憶にない。
国語と数学は全国レベルで最高ランクか、その一つ下(10段階)。
英語は平均かその上。

私は中学時代全くと言っていい程勉強していない。
エスカレーター式の私立に入ったので、その必要を感じなかった。

にも関わらず、この成績はなんだ。
これなら英語を頑張り、社会科をなんとかすれば旭ヶ丘だって受かったんじゃないのかっ。

母は「あんたはさかあがりが出来んし 根性なしだから高校受験なんか出来ん」と
私を女子校にぶっこんだが、地元中学でそこそこ勉強していれば
いや していなくても中堅公立には楽勝だったんじゃないかっ!
(おまけに私立に入ってもさかあがりの特訓はあった)

……常連さんはこれを読んでも笑うだけだろうが
初めての方には自慢に映るかも知れん。自慢ならよかったよ。
私はこれほどに馬鹿だったわけだ。あああああ 自分の成績くらい自分で把握しとけ。


似たような親をもつ人にしても大抵は
「親に恥をかかせないよう 自慢できるくらいの成績をとれ」というのが普通だ。
子の可能性をとにかく削ぎ取ろうとするのは珍しいんじゃないか。
写真が両親のものならば美男美女から生まれた私は美女だが
「みっともないから目立つな」と育てられた。あったまくるなあ!(自分の容姿ぐらい自分で判断しろ)

母親の洗脳のパワーは知らない人には分からない。


ここらで力尽き、時間切れとなった。
まだ箱半分以上残っている。
全部捨てたら希望が出てくるんだろうか?
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折り返してる~!

2014年02月16日 | 日記
月半ば という事は 娘の卒業旅行も残り半分(ない)。
前半何をやってた? 自分。

ぐうたらした日ってないわ ない筈よ。

パッチワークってどうしてこう無駄に時間を費やすんだ。
真面目に作る中での、このサイズは初体験だから やたら手間取る。

表地と裏地と中芯を合わせてしつけをかけるだけで六時間。
その後主だった部分と周囲のキルティングを終え、
昨日一日かけて周囲の寸法合わせて切り落とし、バイアステープと縫合。
縫合たって本体とバイアステープを縫い合わせただけで、その後の始末はまだ。
(裏側のまつり縫いだ。その前に裏側の幅を合わせながら躾どめだ。
手作りのテープだからして折り目がないので手間も余分)

尤も「一日」と書いても一日じゃなくて数時間である。
一応主婦だから。家事の合間、読漫の合間。

漫画で主人公が友人二人にベッドカバーを作ってあげるエピソードがあった。
「じゃ 材料費だけ! 材料費だけ貰うよ」
「そのかわり簡単なパターンでがまんして」
「端っこだけミシン使っちゃった」
そして彼女は学校に通いつつ、短期間に二枚仕上げた。

あれは無理があると思う。
その人の漫画は裏打ちがしっかりしているのだが
この件に関して、今回「嘘だ」と思ってしまった。
それとも主人公は学生とはいえキルトで収入を得ている人だから
手際が違うんだろうか。

ちなみに成田さんの「サイファ」である。

卒業旅行が決まった段階で、ベッドカバーでも作ってやるかと思いついた。
思いつきの段階でブログに書いたら「やれ」とスポンサー じゃない 某さんから指令コメが入った。
出発してからのつもりだったが、年末に布を買いに行き、
娘の留守の時にちょこちょこ縫い始めた。
出発前には各パーツは出来ていて、翌日から接ぎあわせに入った。
ここまでで一か月の余。それから半月。
バイアステープで包めば、完成形となるわけだが、まだまだ完成じゃない。
主要部分に沿ってのキルティングやら、周囲の模様のキルティングやら、
仕上がりを見てのキルティングやら。
卒業旅行の間だけじゃ無理だった。早くに始めて正解。

余談だが上記「スポンサー」はフレドリック・ブラウンの「スポンサーから一言」である。


クローゼットは棚の半段分が空いただけ。
最上段の隙間と、テニス用品を放り出して空いたところに残り半段の分を押し込めば
一段分確保出来るが。


四週間なんかあっという間じゃないか!
三月が怖い……
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