ご無沙汰しております。8月頭にNYから帰国し、あわただしくしているうちに、病気が見つかり、このたび手術、病床の人となりました。 手術から数日して、少しずつ…
ご無沙汰しております。8月頭にNYから帰国し、あわただしくしているうちに、病気が見つかり、このたび手術、病床の人となりました。 手術から数日して、少しずつ…
ラフマニノフ"Variations on a Theme of Colleri コレリの変奏曲"
大変大変、ご無沙汰しております。 現在、夏の間だけアメリカに戻っています。日本への本帰国から2年が経ちますが、やはり未だに長く暮らしたアメリカに戻ってくる…
魔法使いの弟子 -Bach Violin Partita No.2 Allemande-
酷暑の東京で、再び少しだけピアノを弾き始めた今日この頃です。一方、バイオリン男子は、新しい環境でも変わらずバイオリンを弾いております。どこにでも自分の楽器…
驚きの響きとダンパー! Alexander Gavrylyuk -アレクサンダー・ガヴリリュク-
大変ご無沙汰しております。。。何とか東京で生きております。元旦にアメリカから日本に戻り、また音楽のない生活を送っていましたが、一昨日、現在の住まいから3…
ご無沙汰ばかりです。7月の終わりにスーツケースだけで日本へ引っ越して、あわただしくスタートさせた新しい生活。そこには、アメリカで当たり前に周りにあったもの…
先週末、仕事関係で見ておく必要のある展覧会に行ってきました。 現在、六本木にある国立新美術館で開催されている「李禹煥展」です。(会期は、来週の月曜日まで!)…
ついにKAWAI来る!ー中古ピアノを手に入れるまでの長い道のりー
大変ご無沙汰しているうちに、季節は夏から秋へ。。。7月の終わりに、とりあえずスーツケースだけで日本へ帰国し、すぐに家を探し、引っ越してから2週間ほどでフルタ…
ご無沙汰しております!実はこのたびアメリカから日本へ(仮)帰国しました!この先、時々はアメリカへ戻ることがあっても、基本的に最低4年、もしかしたらこれから…
※これは我家のピアノではありませんが、ほぼ同年代・同木材・同デザインです。 先日、我家の1926年製のNYスタインウエイについて記事を書いたところ、「10…
先週末、師匠が我が家に遊びに来て、私のピアノをノンストップで弾きまくった時のこと。 あっという間に癖をつかみ、ピアノを御した師匠。それは、まるで誰にも…
先週末、師匠が我が家に遊びに来ました。二人で食べて、飲んで、ピアノを弾きまくったこれ以上ないほど幸せな午後でした。 玄関からピアノに直行の師匠。彼が私のピ…
「木を見て森を見ず」全体像を見据えたフレージング -ショパン・スケルツォ第2番-
師匠の前で弾いて見せたショパンスケルツォ第2番、第2回目。前回の衝撃的なグサリコメントを受けて、より音楽的な表現をできるように努めて練習をしましたが、自…
アメリカの学校の多くは早くも夏休みに入り、あちらこちらで色々なキャンプが開催される時期になりました。音楽もフェスティバルと称して、様々なレベルの、様々な種…
※あくまでも私の個人的な感想に基づいて書いていきますので、ご了承ください。 しばらく前に、いつもレッスンをしている教会で、師匠が伴奏したNY在住の日本…
先週の日曜日に、バイオリン男子が自身の先生の年度末コンサートで演奏しました。彼は大トリの一つ前で弾いたのですが、大トリに向けての5人ぐらいは曲目も大きく…
ピアノでもバイオリンでも、ソリストとしてオーケストラの前で弾く場合、他の人の前に出てくるような音を出す必要があります。それがたとえピアニッシモであったと…
行き詰った時に行くべきところ -ロシア人ピアニストM氏の言葉-
思うように進化が見られないスケルツォ2番。6月の初めに師匠に見せようと思っていたので、かなり焦っています。その焦りから、ついつい見てしまった2021年のシ…
コンクール映像を見ないはずだったのに。Bruce Liuさんの演奏
※今日書くことは、いつもに増して、全て私の個人的な感想であることを始めにお断りしておきます。 私は、コンクールの映像はなるべく見ないようにしています。特に…
内声の捉え方 -ショパン Scherzo No.2 in B flat minor-
現在、超特急で焼き直し中のショパン、スケルツ第2番ですが、これがなかなか進化しません。そこで、色々な演奏を聴いていて、ショパンコンクールのコンテスタントの演…
バイオリン男子 ブルッフを弾く! -Bruch violin concerto No.1-
バイオリン男子がバイオリンを始めて今日まで、曲が仕上がる過程で、練習台としてほとんどの曲の伴奏をしてきた私。 ちびバイオリン男子のために、リーディングな…
時が経つのはあっという間で、今のロシア人の先生に習うようになってもう6年たちます。知り合ってからだと9年近くに。。。 その間、信じられないほどたくさんのこ…
幸せな時は短い? -ラフマニノフOp.3-1 Elegie-
私は自他ともに認める超ラフマニノフマニアですが、悲しいことにラフマニノフは技術的に弾ける曲があまりありません。 そんな私の数少ないラフマニノフレパートリ…
1か月後ぐらいに師匠に見せられるように、ショパンのスケルツォ第2番の焼き直しを始めました。 この曲は、ピアノを辞める1年ぐらい前の中学3年生の時に弾きまし…
毎回レッスンの初めに、「1曲ずつ弾き合う」習慣は、ずっと続いています。 大したレパートリーもなく、スピード学習者でもない私は、過去に弾いた曲を掘り起こして何…
先日、師匠が間近に迫ったミニコンサートのリハーサルを見せてくれました。それは、ショパンのノクターンの第1番で始まるプログラムでした。 私にとって、ショパンの…
まず、今日の記事は、私個人の考えであり、政治的な意図は全くないことを述べさせてください。 ロシアのウクライナ侵攻以降、NYのロシア人音楽家には苦難の時が…
私は子供の頃、ハンガリー人のピアニストにピアノを習っていました。彼女のご主人はイギリス人のピアニストで、私が通っていた子供のための音楽教室があった東京都…
お 早くも2月も残り10日を切りましたが、2月は音楽的にとても贅沢で良い月でした。 それは師匠が定期的に伴奏をしている、NY在住の超有名日本人バイオリニス…
危ない二人 -ラフマニノフ 4手のための6つの小品 Op. 11-
師匠と取り組んでいるラフマニノフの4手のための6つの小品。1曲目のバルカロールから始め、ロマンス、ワルツとこれまで3曲をやりました。一番大変だったのが、最初…
感覚的と論理的 -クライスラー:プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ-
現在、バイオリン男子が練習しているのがクライスラーの「プニャーニの様式による前奏曲とアレグロ」。 聴き映えのするとてもカッコイイ音楽。構成自体はシンプル…
同じピアノから違う音色を出す方法-Chopin Nocturne No.11, Op.37-1-
最近師匠とのレッスンの時にルーティンとなっているのがまず始めにそれぞれ1曲ずつ弾きあうということ。 師匠が弾いてくれたのは、モーツアルトのソナタNo.11(…
謹賀新年!師匠から新年の贈り物 -Bach Organ Sonata No.4 II -
新年あけましておめでとうございます。皆さま良いお年をお迎えのことと思います。今年も出来るだけたくさん音楽に関することを書き綴っていきたいと思っています。本…
鳴らせる男と鳴らせない女 -ラフマニノフ Etude Tableau Op.39 No.9-
今週久しぶりに師匠とピアノを弾くチャンスに恵まれて、またしてもぎゃふん!→がっくりとなってしまった私。 ここしばらく恒例となっている師匠との弾き合い。まず…
バッハのエネルギーと栄養 ーPartita No.6 e minor, tocattaー
最近忙しくて、練習時間がなかなか取れないので、練習する曲数を減らしていました。でも、どうしてもバッハが弾きたくなって、ずっと気になっていたパルティータの6番…
【動画アリ】師匠の弾く バルトーク ”ルーマニアンフォークダンス”
先日の師匠のミニコンサートの一番最後に弾いたバルトークのルーマニアンフォークダンスを目立たないようにビデオに撮ってみました。演奏を聴きつつ、手で携帯電話を…
旧ソビエト製のラフマニノフ「赤頭巾」! -Etude Tableaux -
先週、師匠と連弾の練習のためにいつもの教会に入っていくと、何と!礼拝堂の中からラフマニノフのタブロー(Op.39, No.6 a-minor, Allegr…
速い曲を速く弾く練習 -ショパン Op.10-2エチュード「革命」-
すっかりなまってしまった左手のリハビリにと思ってここしばらく練習していたショパンのエチュード「革命」。久しぶりに弾いてみて思ったのが、この曲の真の難所は右…
ここ2週間ほど、コンサートに向けた師匠のリハーサルを続けて見ていて、たくさんの気づきがありました。 その中でも特に感心したのが、ペダル。彼のペダリングと私…
9月から、私の周囲でとても色々なことが起こり(主に良くないこと)、気が付けばこんな秋の空になっていました。思えは、空をゆっくり見上げる時間も余裕もありません…
先日、師匠にラフマニノフの連弾曲を初見で弾かされ、大汗をかいたのに懲りて、譜面が到着してからすぐに全曲譜読みしました。 ただ読んだだけでは弾けない連弾曲。…
昨日、師匠から「明日、連弾できる?」とメールがあり、いそいそと出かけた土曜日の午後。先週に引き続いてフォーレのドリー組曲をやるのだと思って・・・ そうした…
フレージングが良くなった? -フォーレ”ドリー組曲” 再び-
2年前の夏の室内楽のキャンプで練習したフォーレのドリー組曲。なぜかそれっきりチャンスが無く、去年のロックダウンの時に、録音された師匠のパートに合わせて弾い…
バイオリンちゃんがやってきた!-ショスタコービチ 2台バイオリンとピアノのための5つの小品集
少し前のこと、バイオリン男子のガールフレンド(バイオリン男子よりも上手)が「今度室内楽のキャンプでこの曲を弾くことになったんだけど、バイオリン男子のお母さ…
少し前に、学生による室内楽のグループのピアノの代弾きを頼まれました。予定していたピアノ奏者が思うように演奏できず、翌日本番に間に合わないので助けて欲しい!と…
先週、師匠のミニコンサートがありました。遠くだったので私は見に行かれなかったのですが、夕方師匠から電話がかかってきました。何かあった?と心配しながら電話を取…
先日、師匠のミニリサイタルのリハを見せてもらった時のこと。彼が弾いたベートーベンのピアノソナタ「悲愴」は、私がそれまで感じていた悲愴とは、かなり違うイメージ…
どうも最近、小指と親指から奏でられる音のクオリティーが気になります。特に左手の小指と親指。残りの3本の指と比べて音の響きもカラーも乏しいのです。指先の鍵盤に…
明後日に迫った師匠のミニコンサートの通し練習を見せてもらいました!「通して練習したいから、時間があったら見に来てくれる?」と師匠のもったいないお言葉。喜び勇…
バイオリン男子の演奏会が終わり、学校も夏休みとなり、ようやく私にも自分の練習をする時間ができるようになりました。 そして、先週から再開したM氏とのレッスン。…
2年ぶりのライブの舞台で、モーツアルトのバイオリンコンチェルト第3番を弾いたバイオリン男子の本番が終わりました! ご本人もひどく疲れたようですが、私もどっと…
バイオリン男子が、モーツアルトのバイオリンコンチェルト第3番を弾くリサイタル前の最後のレッスンの時に、彼の先生が言った言葉。 「本番で起こりうることを全…
バイオリン男子、カデンツアを弾く -モーツアルトバイオリンコンチェルトNo.3-
今度の日曜日にある発表会でモーツアルトのバイオリンコンチェルト第3番、G-Majorを弾くことになったバイオリン男子。1年半ぶりのライブでの演奏会です。 そ…
昨日書いたmedici TVのマスタークラスの記事に、「YouTubeにも何かありますか?」とご質問いただいたので、私が面白いと思ったランランのマスター…
去年コロナでロックダウンになった時に、値引きしていたので年間購読してみたmedici TV。日本で観られるmediciTVとは内容が違うようなのですが、アメ…
先週、師匠から「「喜びの島」をもう一度練習しているから、一度聴きに来てくれない?」と嬉しいお誘いがありました。 去年の3月の終わりに予定されていたコンサート…
体調が悪いときに決まって聴きたくなる曲があります。それは、ラフマニノフ ピアノソナタ第2番とリストのピアノソナタ b-minor。 先々週に、コロナの第1…
しばらくの間、仕事が猛烈に忙しくて、ほとんどピアノが弾けませんでした。そして、やっと仕事が一段落、これで練習できる!って思ったら、ネギと一緒に指を刻んしてし…
色々ありましたが、ついにクライスレリアーナをレッスンに持っていくことになりました。(逆切れ師匠の真意などは、また今度お話しします!) まだ全曲譜読みできて…
M氏に、「たとえ一小節でも、必ずフレージングしなさい!」「フレージングに始まり、フレージングに終わる!」と良く言われてしまいます。 フレージング。つまり、…
打鍵のスピードをコントロールする -Chopin Ocean, 大洋のエチュード-
先週、前回から数か月ぶりにレッスンに行ってきました。コロナ以降、こんな状態が続いています。なかなか続けてレッスンに行かれません。 でも、心機一転、全て新曲…
時々、アメリカ在住の超有名な日本人女性バイオリニストの伴奏をしている師匠M氏。 バイオリニストの彼女が新たに取り組んでいるコンテンポラリーのピースのレコーデ…
本番で自分の楽器を弾けないピアニストの宿命 -別の楽器に慣れるまでの時間短縮方法-
どこにでも自分の楽器を持っていかれるバイオリンやヴィオラなどの弦楽器奏者と違って、ピアノはほぼ100%、そこにある楽器で本番を弾かなければなりません。そして…
シューマンのクライスレリアーナを練習していて気が付いたのですが、シューマンを弾くには、「小指が多弁でなければいけない!」ということ。 例えば、この第4曲のよ…
バイオリン男子が学校のブラスバンドのためにアルトサックスを習い始めて、ちょうど1年ぐらいが経ちました。去年の3月からはオンラインレッスンになってしまいました…
地雷を踏んだ?! 師匠ぶちぎれた! -シューマン・クライスレリアーナ-
「死ぬまでに弾いてみたい曲(コンチェルトは除く)」リストの中の上の方の1曲、シューマンの「クライスレリアーナ」 子供の時からの憧れの曲で、これまでに何回か…
祝!バイオリン男子の初モーツアルト -バイオリンコンチェルトNo.3 G-Minor-
このたびバイオリン男子が初めてモーツアルトのコンチェルトに挑戦することになりました。 ピアノの場合、モーツアルトは初級から上級までそれぞれのレベルに合わせた…
やっぱりソコロフ!-ショパン エチュード Op. 25-12 "Ocean"-
コロナ禍、長らく練習してきたバッハのパルティータ2番を少し休ませて、別の曲を練習することにしました。また、そこで大変な曲を選んでしまったわけなのですが、今日…
長いフレーズを歌う練習のために「タイスの瞑想曲」をもらって、初めてのバイオリン男子のレッスンでの出来事。 初めのFシャープから次のDに進ませてもらうのに30…
お知らせです。姉妹ブログ「NYで料理三昧」をオープンしました!
このたび、本ブログ“NYでピアノ三昧”の姉妹ブログ“NYで料理三昧-なんちゃってアメリカなお家ご飯と器の話”をオープンしましたので、お知らせさせていただきま…
皆さま、明けましておめでとうございます。穏やかな新年をお迎えでしょうか。 しばらく更新を怠ってしまいましたが、今年はもう少し頑張って更新していきたいと思ってい…
良い日、悪い日 -バッハ/パルティータ第2番 Capriccio-
今日は思いがけず「良い日」、「良い練習の日」でした! まず、なぜか最初の一音目から音がとても良かった。おっ?と思うような響きでした。<湿度のせいかも。(室内…
今は無き、NYはマンハッタン57丁目のNYスタインウエイホール。歴史的な建物の地上数階と地下が長年にわたるNYスタインウエイの本拠地でした。1階に、有名なス…
先日、師匠がこの9月から彼が新たにレッスンを頼まれた子供(12歳)について話してくれました。「その子は、耳コピーで全部覚えて、楽譜を見ずに弾くんだよ。僕はどう…
怪我の功名か?ホロヴィッツの魅力を再々・・発見 -CD75というNYスタインウエイ-
頭が痛くなるようなCDをわざわざ日本から取り寄せてしまったことにひどく後悔しましたが、それ以来、また何千回目かにホロヴィッツの魅力を発見してしまった私です。…
立体的な演奏 ーラフマニノフ エレジ- in e flat minor Op.3-1-
先週また久しぶりの対面レッスンに行った時のこと。 コロナの直前にバッハのパルティータ2番と一緒にもらったラフマニノフのエレジーは、一度録音を送ったきりになっ…
※前回に引き続き今回もまた、文中に主観的な意見が含まれることをあらかじめご了承ください。※ ホロヴィッツがかつて使っていた2台のニューヨークスタインウエイが…
※ 今日は、私の個人的な好みから書こうと思いますので、主観的な文章になってしまうことを予めご了承ください。※ 最近、日本で大人気の若手ピアニストのSさん。初…
やっぱり師匠の音は美しかった!-バッハ パルティータ第2番-
先週の日曜日に、半年ぶりに待望の対面レッスンに行ってきました。久しぶりだからお互いハグぐらいしたいのに、それもかなわず、微妙な距離感。。。 いつもの教会の礼…
我が家のバイオリン男子がバイオリンを始めたのは5歳になったばかりの時でした。複数の人からの紹介で、車で30分ぐらいのところにお住いの日本人の女性の先生に習い始…
我が家のバイオリン男子の先生から私に伝染してきたバッハ熱。今度はそのバッハ熱が私から私の師匠であるM氏に伝染してしまいました。 バイオリン男子の先生の演奏から…
バッハは伝染する -バイオリンコンチェルト E-major BWV1042-
バッハのバイオリンコンチェルト E-Mjaorを弾いている、我が家のバイオリン男子。 最初のレッスンで1楽章を何とか通して弾いて見せたら、彼の先生が「Good…
NYエリアは、未だに規制がありながらも、少しずつ色々なものが再開を始めました。 しかし、未だにほとんどの習い事は対面レッスンではなく、オンラインレッスンがほと…
我が家のバイオリン弾きがフルサイズへサイズアップ!という時が、ついにやってきてしまいました。そして、また恒例の「弦楽器の金銭感覚」の洗礼を受けています。 スト…
コロナで外出禁止になってから早4か月以上がたち、ずっと調律が必要だと思いながら、だましだまし弾いていたピアノがいよいよ。。。 オクターブがオクターブでは無く…
"Duetto" メンデルスゾーン”無言歌集”-Song without words-
しばらく前の土曜版の新聞にメンデルスゾーンの直筆譜が近々オークションにかけられるという記事がありました。そこに、メンデルスゾーンの記譜の美しさは、それだけで…
”両手に花 -モスクワ音楽院 V.S. ジュリアード音楽院-” 180度変わってしまった一年後
一年前にこんな記事を書いているのを見つけました。 去年の今頃は、ヴァーモント州にある大学で開催された室内楽キャンプに参加していたのでした。2週間朝から晩までピ…
またここしばらく思うようにピアノが弾けない日々が続いています。時間的にも余裕がなく、また精神的にも余裕ない。それと同時に、ピアノを弾きたい!音楽を奏でたい!と…
おしゃべりなバッハ -ニコラエワのPartia #2, Nikolayeva's Bach -
コロナで外出禁止になる少し前に始めたバッハのパルティータ第2番。譜読みの楽しい時期が終わってしまい、ここからは一進一退、なかなか進歩が感じられない、ぐっと我慢…
師匠、シューマンを語る -色とりどりの小品 Schumann/Bunte Blatter-
先週、発見したトリフォノフの弾く、シューマン”色とりどりの小品”。 師匠に「一音目からトリップさせられました!」とメールをすると、「Bunte Blatt…
シューマン 色とりどりの小品/Bunte Blatter by Daniil Trifonov
NYエリアに外出禁止令が出て早くも2か月以上が経過。いろいろな産業が大きな影響を受けていますが、エンターテイメントビジネスも最たるものの一つです。 NY名物の…
Lilly of Valley、スズランの香り -良い音楽を届ける-
庭のスズランが満開になりました。外に出ると、かぐわしい香りが漂ってきて「はああ、なんて良い香りなんだろう。。。」と思います。 この感覚は、良い音楽に…
教えてください!バッハ パルティータ(鍵盤楽器)のお勧めの楽譜
私が使用しているバッハのパルティータの譜面は、ウイーン原典版 先日、師匠にバッハのパルティータ2番のシンフォニアの録音を送ったところ、「29小節目のリズムが…
10年以上越しの念願かなって、このたびついに手に入れました! モンブラン社の限定モデル、ドネイションペン。2003年はカラヤンの年でした。忘れもしない200…
師匠と交換日記 その2-超盛り上がったコンフォーコの話、Chopin Etude 25-10-
師匠との音楽の交換日記は今週も続いています。先週は、私から行き詰まりかけているバッハのパルティータ第2番からシンフォニアとサラバンドを送りました。この交換日記…
コロナで外出禁止令になって早5週間。食料品の買い物以外はほとんど車に乗ることも無くなりました。最初は閉塞感いっぱいだったのですが、もうすっかり慣れて、あまり苦…
ホロヴィッツに癒される -Horowitz at home-
ここしばらくまたホロヴィッツ病を発病している私です。ホロヴィッツのアルバムは色々持っていますが、その中でも最近特に良く聴くのが、”HOROWITZ AT H…
毎年、私の最愛のバディーの調律は3月の下旬頃にお願いしています。「そろそろ?って思ったら、連絡ください。それまではもつでしょう。」と伝説の調律師。 私のバ…
超笑えた!我が家のバイオリン弾きの驚くべきコメント -ベリオ・コンチェルト第9番-
コロナによる外出自粛要請から、かれこれ2週間以上ほとんど家から出ない生活をしています。学校もオンライン授業のみ、すべての習い事はキャンセル。でもその後、オン…
私が住んでいるエリアも実質の外出禁止令が出てから、およそ10日。一時はスーパーから多くの物が消えて、皆パニック状態になりましたが、だいぶ落ち着いてきました。し…
音楽が傍にあって良かった -大混乱のNY、先の見えない不安-
出来ればこのブログには、私の日常生活のことには触れずに、音楽にまつわる話だけで埋め尽くしたい!と思ってこれまで書いてきました。けれども、今日はその思いからちょ…
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ご無沙汰しております。8月頭にNYから帰国し、あわただしくしているうちに、病気が見つかり、このたび手術、病床の人となりました。 手術から数日して、少しずつ…
大変大変、ご無沙汰しております。 現在、夏の間だけアメリカに戻っています。日本への本帰国から2年が経ちますが、やはり未だに長く暮らしたアメリカに戻ってくる…
酷暑の東京で、再び少しだけピアノを弾き始めた今日この頃です。一方、バイオリン男子は、新しい環境でも変わらずバイオリンを弾いております。どこにでも自分の楽器…
大変ご無沙汰しております。。。何とか東京で生きております。元旦にアメリカから日本に戻り、また音楽のない生活を送っていましたが、一昨日、現在の住まいから3…
ご無沙汰ばかりです。7月の終わりにスーツケースだけで日本へ引っ越して、あわただしくスタートさせた新しい生活。そこには、アメリカで当たり前に周りにあったもの…
先週末、仕事関係で見ておく必要のある展覧会に行ってきました。 現在、六本木にある国立新美術館で開催されている「李禹煥展」です。(会期は、来週の月曜日まで!)…
大変ご無沙汰しているうちに、季節は夏から秋へ。。。7月の終わりに、とりあえずスーツケースだけで日本へ帰国し、すぐに家を探し、引っ越してから2週間ほどでフルタ…
ご無沙汰しております!実はこのたびアメリカから日本へ(仮)帰国しました!この先、時々はアメリカへ戻ることがあっても、基本的に最低4年、もしかしたらこれから…
※これは我家のピアノではありませんが、ほぼ同年代・同木材・同デザインです。 先日、我家の1926年製のNYスタインウエイについて記事を書いたところ、「10…
先週末、師匠が我が家に遊びに来て、私のピアノをノンストップで弾きまくった時のこと。 あっという間に癖をつかみ、ピアノを御した師匠。それは、まるで誰にも…
先週末、師匠が我が家に遊びに来ました。二人で食べて、飲んで、ピアノを弾きまくったこれ以上ないほど幸せな午後でした。 玄関からピアノに直行の師匠。彼が私のピ…
師匠の前で弾いて見せたショパンスケルツォ第2番、第2回目。前回の衝撃的なグサリコメントを受けて、より音楽的な表現をできるように努めて練習をしましたが、自…
アメリカの学校の多くは早くも夏休みに入り、あちらこちらで色々なキャンプが開催される時期になりました。音楽もフェスティバルと称して、様々なレベルの、様々な種…
※あくまでも私の個人的な感想に基づいて書いていきますので、ご了承ください。 しばらく前に、いつもレッスンをしている教会で、師匠が伴奏したNY在住の日本…
先週の日曜日に、バイオリン男子が自身の先生の年度末コンサートで演奏しました。彼は大トリの一つ前で弾いたのですが、大トリに向けての5人ぐらいは曲目も大きく…
ピアノでもバイオリンでも、ソリストとしてオーケストラの前で弾く場合、他の人の前に出てくるような音を出す必要があります。それがたとえピアニッシモであったと…
思うように進化が見られないスケルツォ2番。6月の初めに師匠に見せようと思っていたので、かなり焦っています。その焦りから、ついつい見てしまった2021年のシ…
※今日書くことは、いつもに増して、全て私の個人的な感想であることを始めにお断りしておきます。 私は、コンクールの映像はなるべく見ないようにしています。特に…
現在、超特急で焼き直し中のショパン、スケルツ第2番ですが、これがなかなか進化しません。そこで、色々な演奏を聴いていて、ショパンコンクールのコンテスタントの演…
バイオリン男子がバイオリンを始めて今日まで、曲が仕上がる過程で、練習台としてほとんどの曲の伴奏をしてきた私。 ちびバイオリン男子のために、リーディングな…
酷暑の東京で、再び少しだけピアノを弾き始めた今日この頃です。一方、バイオリン男子は、新しい環境でも変わらずバイオリンを弾いております。どこにでも自分の楽器…