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みんなと分かるミャンマー https://myanmareconomy.hatenablog.com/

ミャンマー支援ブログ。今に至る背景や現状を分かりやすく十分にまとめてお知らせできるよう努力します。現地で見聞きした情報や先人が書いた関連文献で今を読み解きます。

KAWASE
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2021/03/26

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  • 「人道的支援」は危険?

    先日、イワワジ誌に「人道的援助の強調はミャンマー危機を悪化させる」との論考が掲載され、ハッとさせられました。 著者は、ボスニア生まれの(今はミャンマーで活動する)人権活動家で、自身が紛争中の自国で人道的支援をした経験をもとに、ミャンマーの今のような状況における「人道的援助」で気を付ける点を指摘しています。 ミャンマー関連ブログ・ランキングに飛ぶリンクです。クリックお願いします。 一つは、人道危機への対応が喫緊の課題として優先されやすく、危機の根本的な原因に対する議論が深まらないかもしれないということ。 もう一つは、人道主義に基づくアプローチは、そこにある危機を生んだ責任の所在を曖昧にしてしまう…

  • 実用的!ミャンマー現地へ格安電話する方法

    日本からミャンマー国内の同僚、従業員、友人に連絡を取りたいとき、どうしていますか? 自分が日本にいた時には、基本LINEやViberで電話していました。手軽です。 しかしながら、2021年5月23日現在、ミャンマー国内では、携帯電話によるインターネット接続が制限されているので、LINE, Viber, WhatsAppなどのコミュニケーションアプリでは、相手が出先や移動中の場合は連絡が取れません。 (補足)FTTHなど固定回線を利用する場合は問題なく使えるのでこれらのwifi圏内なら問題ないが、当然ながらずっと家や職場にいるわけではないし、ミャンマー人の多くは自宅に固定回線を引いていません。 …

  • チャット相場と購買力平価

    為替レートは2国間の物価上昇率の比で決定されるという「相対的購買力平価」理論に基づくチャット/ドルレートの推移と実勢レートを比較したのが下記の図です。 オレンジ線は、チャット/ドルの実勢為替レートの推移です。2011年まで公式レートと非公式レートが並行して存在していて、非公式レートの正式な統計はないのですが、ここでは、1988~1999まではDr. Sean Turnell(今ミャンマーで拘留されています泣)の本から借用し、その他はIMF統計を使っています。 青線は、1989年の実勢チャット/ドル為替レートを起点にし、これにチャットベースの物価上昇率からドルベースの物価上昇率を引いた率を毎年か…

  • 国軍企業の事業規模をフェルミ推定してみる

    国軍系2社の開示資料は少なく、どの程度ミャンマー経済に食い込んでいるのかを正確に把握する方法は現状ありません。 何らかの数字がなければ、どのぐらい重要なのかイメージし難いし、議論が先に進まない。 そこで手に入る公開資料を基に、これら2社の事業規模を推定してみます。 多くの人に知ってもらうためにポチ願います (注)国軍企業とは何かについては以下をご参照ください。 (簡易的な)推定① Amnesty International(2020)は、ミャンマー・エコノミック・ホールディングス(MEHL)による配当金支払が1990年から指数関数的に増加し2011年には約200億チャットに上っていることを指摘…

  • 国営企業と国軍企業について知っておきたいこと

    ミャンマーには、現在、国営企業が32社(World Bank 2017)と国軍系企業が2社(及びその関連会社)存在しています。 1988年までの軍政下では大きな会社は全て国営企業で数にして数万社があったようですが、1989年以降に一定の業種以外は自由に事業ができるようになり、国営企業の民営化も(一応)実施されたので、国営企業の数はかなり少なくなりました。 この間、国営企業の地位低下と民間企業の台頭の間隙を最大限利用したのが国軍です。国軍は、早々に特殊会社を設立し、民間に解放される業種にいち早く参入していきました。免許や許可が必要な事業に有利な立場で参入できることを見越して、民間企業や外国企業も…

  • これだけは知っておきたい、2月1日以降のこと

    ミャンマーは、今、日々情勢が悪化しています。 3月27日の国軍記念日には過去最多の100名以上の死者が出てしまい、日本でもNHKや民放で生の映像が流れたことで、一気に注目度が高まったような気がします。(2月から死者累計500名以上と報道。) 興味を持ったという方が最近増えたということを期待して、おさらい的に、これまでの現地での出来事をむちゃくちゃ絞ってお伝えします。(注:ある程度主観が入ってしまうと思いますが、経緯を把握する観点から必要だと思う事実に絞って淡々と記載します。至らぬ点はご容赦ください。) これを読めば今日のニュースや新聞の内容が頭に入ってきやすいのではないかと思います。 多くの人…

  • 今のミャンマーを理解する8つの質問

    みなさん、ミャンマーのニュースって日々目に入ってきますよね? ご存じのとおりです。2月1日、ミャンマーは大変不幸なニュースで覆われました。どのぐらい不幸かというと、国民の殆どがその後今まで毎日涙するぐらいです(誇張でなく)。 日本人にしてみれば、その他多くの不幸なニュースの一つではあります。ほとんどの人にとってできることはありません。でも、ミャンマーの人たちは日本人がミャンマーのことを知ってくれて応援の声をもらうだけで力になると言っています。 なので、この記事をお届けします。 ミャンマーの今を理解するのははっきり言って難しいです。そのためには歴史を結構深めに知る必要があるからです。ミャンマーを…

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