占いのお勉強は古い文献から読むのが好き
こんにちは。 占い師の法演です。 わたしは占いを学ぶ時に、できるだけ古い著作物を探すようにしています。 理由はいくつかあります。 ひとつは、手垢が少ないということ。 占いって意外と歴史があるので、いろいろな人の考えや気持ち、意識が少なからずくっついてる。 これは仕方ないことで、そうした積み重ねがあるからこそ厚みのあるものになったというのもある。 でも、個人的には知らない人の手垢はできるだけ付いてないのが良い。 もうひとつの理由は、言いにくいこともかなりはっきり書いてあるということ。 古いものだと、平気で「女性関係にだらしない」と書いてあるの。 今なら忖度が働いたり、気遣いがあって言葉が選ばれたりして「恋愛が活発」とか「恋愛経験が豊富になる」とか「モテる」みたいに書かれてたりする。 でも、「だらしない」のと「モテる」のは絶対に違うの。 恋愛で身を持ち崩すみたいなことが、昭和の初期以前の著作物にはけっこうはっきり書いてある。 この本質的な表現のほうが核心をついていて分かりやすい。 時代と人の手を経るにしたがって、どうしてもたくさん何かが付け足されて表現がぼやけてしまう。 付け足す人は親切のつもり...