派遣の良さは、意識的に会社と距離を置けること
なんとなーくホッテントリに挙がってたこの記事を読んで、
あるのに、見えない家事育児 〜「家事労働ハラスメント」を読みました〜 - kobeniの日記
この部分を読んでふーむ、となって。
契約社員や派遣社員という非正規のフルタイム労働者の増加からもわかるように、日本の正社員は、実はフルタイムで働けることが条件ではない。会社が必要なときに何時間でも働けるという高い拘束を受け入れる人たちが『正社員』だ。(第一章 P.33)
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で、派遣になって良かったなと思うことの一つに、
会社と距離を置けるにようになったこと、または会社と意識的に距離を置いても罪悪感がなくなったこと
がある。
正社員だったときは、会社のために働いてた。会社が望むように遅くまで働いてたし、それで自分の承認欲求を満たそうとしてた。
でも、いまは、自分のために働いてる。仕事が完了すればそれでよくて、それ以上の成果は求められてないし必要もない。仕事が完了した対価を賃金として単純に頂いている。承認欲求を満たそうとなんか思ってない。正社員時代の私からすると、随分会社と距離を置いてる、ドライな考え方になったと思う。
仕事で承認欲求を満たすことだけが人生の全てじゃない。会社で評価されて昇進したり有名タイトル制作したりすることが、正社員時代は大正義だと盲目的に思ってたけど。他にもいろんな選択肢あるから!私にとってはそれはブログやインターネットだった。
もちろんいろんな生き方があるから、会社で評価されるために生きるのもいいと思うけど。苦しくなったら、それだけが人生じゃないっていう事実を思い出してみてください。
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