その他の意味については「くるり(曖昧さ回避)」を参照。
概要
1999年にオーソドックスなバンドサウンドが特徴の1stアルバム『さよならストレンジャー』をリリース。
2000年にオルタナティブサウンドに接近した2ndアルバム『図鑑』、翌年にはエレクトロを大幅導入した3rdアルバム『TEAM ROCK』、更に翌年にはハウスの要素が加わった4thアルバム『THE WORLD IS MINE』、過去2作品の電子音楽要素がすっかり抜け柔らかな音になった5thアルバム『アンテナ』、UKロック調の6thアルバム『NIKKI』、クラシック音楽に影響された7thアルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』、ノーコンセプトで挑んだ8thアルバム『魂のゆくえ』、故郷・京都でシンプルに作られた9thアルバム『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』、トランペットを含む新メンバーで作られた瑞々しい10thアルバム『坩堝の電圧』、多国籍・無国籍サウンドを押し出した11thアルバム『THE PIER』をリリース。アルバムの度に音楽の基盤をくるくると変え続ける珍しいロックバンドである。
『ジョゼと虎と魚たち』(「ハイウェイ」)、『リアリズムの宿』(「家出娘」)、『天然コケッコー』(「言葉はさんかく こころは四角」)、『まほろ駅前多田便利軒』(「キャメル」)、『奇跡』(「奇跡」「最終電車」)など、いわゆる単館系の邦画に数多くの主題歌を提供している。
2010年12月1日にNHKにて放送された「SONGS」で岸田繁は、
JUBILEEを「ウィーンのオーケストラと作り上げた”くるりの最高傑作”」と紹介した。
不動の2名(岸田・佐藤)に加え現在のバンドメンバーは、2011年6月29日、2枚目のベストアルバム『ベストオブくるり -Tower of Music Lover 2-』の発売と同時に加入。これからの活躍に期待したいところ。