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株式会社セブン-イレブン・ジャパン [非上場] 国内店舗数No.1を誇るコンビニエンス・ストア 本社所在地:東京都 千代田区 二番町8-8 親会社:株式会社セブン&アイ・ホールディングス [東証1部:3382] |
セブン-イレブンとは、アメリカ合衆国発祥の、大手コンビニエンスストア(以下「コンビニ」)チェーンである。キャッチフレーズは「近くて便利」。
7-ELEVEnの「n」だけ小文字なのは、実のところ正式な理由は判っていない。
セブン-イレブン ヒストリー
セブン-イレブンは、米国が発祥の地であるものの、日本でのスタートはアメリカ・サウスランド社(当時。以下で詳述)とのライセンス契約で始まったものであり、直接アメリカのコンビニが入ってきたわけではない。
創業当時、現在のセブン&アイHD名誉顧問・鈴木敏文が、あまり乗り気では無かった当時の親会社・イトーヨーカ堂(以下「イトーヨーカドー」)を「もしも失敗したら、自らの保有するイトーヨーカドーの株式を売却して損失補填をする」という覚書まで書いて口説き落とし、フランチャイズのマニュアルを取り寄せたのだが…、そのあまりの内容の貧弱さ(「人通りの多いところに出店せよ」など、商売人にとっては当たり前すぎる内容ばかりだった)から、自ら手探りで開発せざるを得なかった。
しかし、それがむしろそれまでの日本の流通業界に無かった新しいシステム開発を促すこととなり、今では当然のごとく普及している「POSシステム」による商品管理システムを初めて導入した。これにより「売れるものだけを店舗に置く」という効率的な販売方法を実現。コンビニのみならず、流通業界全体に革命をもたらした。
また、限定された地域に集中して店舗を展開するという出店方式(これを「ドミナント出店【あるいは単に『ドミナント』】」と呼ぶ)も特徴である(=すなわち、店舗空白域が存在した。顕著な例が四国、山陰であったが、現在は出店済みである)。素人目には同じ屋号の店舗同士で顧客の取り合いになりそう…なこの出店方式は、その裏で流通コストの削減などにも繋がっており、結果的に現在の会社発展に寄与しているといえる。
1991年に、経営破たんしたアメリカのサウスランド社の株式を取得し、子会社化。サウスランド社は「7-Eleven, Inc.」に社名を変更。そちらの経営にも参加し、日本の方式を導入することで経営を改善している。2005年には完全子会社化し、日本のセブン-イレブン・ジャパン(子)がアメリカの7-Eleven, Inc.(親)を完全に飲み込んだ形である。
同年に「セブン&アイ・ホールディングス」としてグループ再編をした際、実質的な中心企業としてイトーヨーカドーと親子関係も逆転させた。親会社であったイトーヨーカドーよりも、子会社のセブン-イレブンのほうが規模も売上も大きくなってしまい、外部からグループ乗っ取りの危険性が高くなってしまったための措置である。
なおコンビニエンスストアとしては珍しく、他社ならば東京や大阪といった大都市で行う先行販売や限定サービスを長野・山梨を中心に行っている。これは鈴木敏文が長野県出身だからではないかと言われている。
2018年に子会社『株式会社セブン-イレブン・沖縄』を設立し、2019年7月11日に沖縄県内にセブン-イレブンを14店舗オープン。これをもって全都道府県への進出を制覇した。
略称
- 流通業界
「SEJ」「7‐11」 - 一般人
「セブン」「セブイレ」「イレブン」「ブンブン」
地域によって異なるが、大雑把に分けると、東日本は「セブン」で西日本は「セブイレ」が多い事が統計により判明している。
ちなみに、略さない人の割合がダントツである。略さない方がスッキリするのだろう。
実は、業界では上記の略称はあまり用いられていない。
業務提携
鉄道会社の子会社との業務提携により駅構内や商業施設への店舗進出・旧売店のセブン転換を行っている。業務提携店舗には『北海道ST』『京急ST』『新京成ST』『小田急』『ハートイン』『デイリーイン』『モノウェル』『神鉄』『Kiosk』といった店名が付される。
一例…「北海道ST旭川店」「Kiosk高知駅店」
レジで使える電子マネー・カード
プリペイド式電子マネー(現金チャージもできます)
以下は交通系電子マネー(詳細は各記事を参照)
あなたがいつも使っている交通系ICカード(下記すべてのカード)へ、レジにて現金チャージすることもできます。
- Suica JR東日本(ただし、初期発行のショッピング/バス/路面電車非対応タイプ【発行元鉄道会社で回収対象のもの】は当然ながら非対応)
- PASMO PASMO協議会(首都圏および静岡東部の鉄道・バス会社)
- Kitaca JR北海道
- SAPICA 札幌市交通局(札幌市営地下鉄駅の店舗でのみ決済可能だがチャージ・ポイント非対応。なお北海道ST大通店6番レジのみ使用不可。)
- TOICA JR東海
- manaca エムアイシー/名古屋交通開発機構(名古屋鉄道・名古屋市交通局)
- ICOCA JR西日本
- SUGOCA JR九州
- nimoca (株)ニモカ(西鉄グループの外郭企業)
- はやかけん 福岡市交通局
後払い式電子マネー
クレジットカード・プリペイドカード
QRコード決済 (2019年7月1日より)
- 7pay2019年9月末廃止
- LINE Pay
- PayPay
- メルペイ
- Alipay
- WeChatPay
- 楽天Pay (2019年10月1日~)
- auPay (2019年10月1日~)
- d払い (2019年10月1日~)
- ゆうちょPay (2019年10月1日~)
意外にも2019年7月1日までQRコード決済が使用できなかった。
余談ではあるが、7&iの他業態で見られるNEC製レジスター(POS)&グローリー製釣銭機に対し、セブン-イレブン はPOSはTEC(東芝テック)、釣銭機は富士電機を採用している。
関連動画
関連項目
- コンビニエンスストア
- コンビニエンスストアの一覧
- イトーヨーカドー (かつての親会社)
- 株式会社セブン&アイ・ホールディングス (親会社)