ホームランコンテストとは、スマブラシリーズに登場する競技の一種である。略称:ホムコン。
概要
大乱闘スマッシュブラザーズDXにて新たな一人用モードのミニゲームとして初登場した。
対戦ではアイテムとして登場するサンドバッグくんをホームランバットで遠くまでふっ飛ばすというシンプルな内容であるが、初登場以来幅広いプレイヤーにやり込まれているスマブラシリーズの名物の一つ。
今日も多くのプレイヤーたちが世界記録を目指し、争いを繰り広げている。
スマブラDX
スマブラDXの時から、制限時間10秒で台の上でサンドバッグくんのダメージを蓄積させ吹っ飛ばすというスタイルは確立されていた。特に、DX時代にダメージを蓄積させる際は台から落とさないように、というプレイヤーの涙ぐましい努力があったとか。
この当時から、ガノンドロフはバットに頼らず凄まじいふっ飛ばしを記録できるキャラとして勇名を馳せていた。他にも、バットに頼らずふっ飛ばしを稼ぐ方法としてプリンの「ねむる」やロイの「エクスプロージョン」が存在した。
余談だが、キャプテン・ファルコンは本作ではバットのスマッシュの吹っ飛びベクトルが他のキャラとは異なり垂直に近い方向に飛ばすので、ホムコンでは素直にファルコンパンチを繰り出すことをおすすめする。
なお、初期verは900m以上飛ばすと測定不能になるバグがある(後期ver.は約3000mぐらいまで大丈夫)。これは、ステージそのものが右へ長く作られているという仕様上、それ以上飛ばすと地面下へ落下してしまうためである。スマブラX以降はステージ仕様が変更になり、何m飛ばそうが何十万メートル飛ばそうがこのような現象は起きない。
ホームランコンテストで(どのキャラクターでも良いので)400m以上の記録を出すと、スマブラ64時代のヨッシーアイランドのステージで遊べるようになる。
スマブラX
スマブラXの時から、ステージにバリアーが張られ、強力なふっ飛ばしが無ければサンドバッグくんを落とすことは無くなった。それにより、初心者にもプレイがしやすくなり、上級者も戦術の幅が広がった。また、2プレイヤーによる協力プレイも行えるようになった。
キャラ性能に関してだが、スマブラXにおいてもガノンドロフの名声は衰えることなく、ホムコンおじさんとして人々の敬意を集めていた。特に魔人拳コマンド(ニュートラルB)を押してすぐ反対方向にスティックを入力し振り向きで魔人拳を放つことでふっ飛ばし能力を高めることが可能となり、元々バット要らずであったガノンドロフの強さを更に引き立てることになった。
スマブラfor3DS/WiiU
発売当初
スマブラforになって、ランダム要素が激減される仕様となった。例えばむらびとの出すカブ攻撃では最大火力のカブ×3になっていたり、ピクミン&オリマー(アルフ)のお供ピクミンは全て最大火力の紫ピクミンになっている、Mr.ゲーム&ウォッチのジャッジは6になっている等。その他は基本的に『X』同様となる。
スマブラforでも、猛者たちの研究と実践が続けられている。紫ピクミンによる超DPSが魅力のピクオリ、腹式呼吸やモナドアーツによるバフが魅力的なWiiFitトレーナーやシュルク等が(バットを〆に使って)名を上げる中、相変わらずガノンドロフは(振り向き)魔人拳でバットを使わず他を寄せ付けない記録を上げ、ホムコンおじさんとしてその名声を不動のものとしていた。
2015年6月以降
2015年6月、スマブラforに3人のDLCキャラクターが参戦。帰還せし2人のファイターと強いやつを求めてスマブラにやってきたリュウに多くのファンが熱狂する中、ホムコン猛者たちの研究が始まった。
程なくして、この「帰還せし2人のファイター」の片割れ、FE封印のロイのふっ飛ばしが想像を絶するものだと判明する。具体的に言うと、彼のニュートラルB必殺技「エクスプロージョン」のMAXチャージ直前の攻撃が猛者のプレイによって、大魔王ガノンドロフ様ですら到達し得なかった領域である、驚愕のソロ5000mにDLC解禁から1週間も経たずして到達。その勇姿に多くのプレイヤーは言葉を失ったのだった。そんな中、誰が呼んだか、ホムコンおにいさんと…。
スマブラSPECIAL
まさかの廃止。
次回作以降に復活の可能性はなくはないかもしれないが、桜井氏は「全員参戦は今回限りだと思ってる」とインタビューで答えており、そういう意味でも本作は非常に貴重な一作であったため、ホムコン廃止は残念な結果と言わざるを得ない。
…と思って残念がっていると、
2019年9月5日、DLCキャラクター・バンジョー&カズーイの配信(ver5.0.0)と同時に突如配信開始。
- 距離単位が「km」になっていたり、ふっ飛ばした際のカメラワークやサンドバッグくんが飛んでいる際の演出が強化され、飛ばしているという感覚が更に強くなった。
- ホームランバットが残り時間4秒時点で登場する。今までホームランバットを投げつけてダメージを稼ぐキャラが多かったが、最初の6秒は自前の技でダメージを溜める必要がある。
- サンドバッグくんが顔を赤らめる。このドMめ。
全員参戦&基本のデータをスマブラforWiiUから持ち越しているので、ホムコンおじさん(ガノンドロフ)&ホムコンおにいさん(ロイ)がホームランバットでホームランせずに自前の技でめっちゃぶっ飛ばすのも相変わらず。更にホムコンおにいさんのダッシュファイター・クロムもやっぱり飛ばす。おにいさん2人やん
ホムコンの猛者たちの研究が、今始まる。そして、ホムコンの猛者たちが決める最強キャラクターは一体誰か。ホムコンおじさんか、二人のホムコンおにいさんか、それとも…
関連動画
スマブラDX
スマブラX
スマブラfor3DS/WiiU
スマブラfor3DS/WiiUの合計飛距離の世界記録。