北米版とは
北米版DVD
日本のアニメシリーズの場合
収録内容は日本版の英語吹き替えをメインに日本語音声、英語字幕がつく(もしくは日本語音声・英語字幕のみ)ことが多いようだ。日本版で収録された映像特典も収録されている(涼宮ハルヒの憂鬱で確認、他のシリーズの情報を求む)。また日本同様、初回限定版が企画されることがある。
価格は安い。1巻に収録する話数を増やし、シリーズトータルの巻数を減らすことが多い。それでいて1巻の価格は日本円換算でも日本で販売されるDVD1巻より安い。つまりシリーズ全巻を揃えるためのコストは日本版を買うよりも圧倒的に安い。Amazon.comなどで購入する場合のコツはシリーズを全巻一気買いすることである。船便でも運送費がバカにならないためまとめて送ってもらうのが良い。
なお1巻に収録する話数を増やすせいか、画質が日本版より落ちるという評価も見受けられる。
DVDの規格により、日本と北米はリージョンコードが異なる。そのため再生ドライブの対応が必要である(ブルーレイの場合はリージョンコードが共通しているため日本のプレーヤーでも再生可能)。しかしながら日本版とほぼ同じ内容が安価に手に入り、人によっては英語学習にも役立つため日本人が北米版を買うメリットは十分に存在する。
北米版ゲーム
英語版Windows用ゲームはたいていの場合日本語版Windowsでも動作するが、家庭用ゲームは地域ごとに本体のリージョンコードが異なっており、北米版ソフトは北米版の本体でのみ動作するようになっている。ただしソフトによっては北米版でも北米以外の本体で動作するようになっており(リージョンフリー)、この場合は日本版の本体で遊ぶことができる。海外ソフトを買うときは、日本版本体で動作するかどうかをしっかり確認しておくとよい。
また、ハードに限らず、北米版と日本版では同一タイトルでもパッケージやタイトルに変更が加えられていることが往々にしてある。
ローカライズの際の作品タイトルの変更はファイナルファンタジーシリーズのように作品のナンバリングが変更される程度の物から、キャラクター名の変更に繋がっている場合もある("Mega Man"の名称で海外展開したロックマンシリーズが好例)。理由は商標等様々。
パッケージデザインの変更はタイトル変更よりはハードルが低くなってはいるが、日本市場と北米市場のユーザーの嗜好の違いが反映された結果、日本版とは全く異なるデザインと化しネタ扱いされることも多い(ボンバーマンシリーズや北米版イース3)。
エキプロ
アメリカ人とのどうしようもない溝の深さを感じさせてくれるシリーズ。
やはり両国の間に横たわる太平洋は萌を伝達するには広すぎたのだろうか。
ちなみに日本版エキプロを使っていても北米版と呼ばれる。(というか大抵は日本版)
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