咤とは、舌打ちするという字である。サンスクリットの音訳にも使われる。
漢字として
咤
- Unicode
- U+54A4
- JIS X 0213
- 1-51-3
- 部首
- 口部
- 画数
- 9画
吒
- Unicode
- U+5412
- JIS X 0213
- 1-14-85
- 部首
- 口部
- 画数
- 6画
- 意味
- 舌打ちする、舌鼓をうつ、しかる、怒る、誇る、悲しむ、宅と通じて杯を置く、という意味がある。
- 〔説文解字〕の本字は吒で「噴(いか)るなり。叱怒するなり」とある。咤は〔玉篇〕に吒と同じとある。
- 字形
- 形声で声符は宅(吒の声符は乇)。
- 音訓
- 音読みは、タ、訓読みは、しかる、したうち。
- 規格・区分
- 常用漢字ではない。JIS X 0213第二水準。
- 語彙
- 咤叱・咤食
異体字
- 吒は、〔説文〕の本字。JIS X 0213第三水準。
- 喥は、〔集韻〕に「或ひは喥に作る」とある異体字。