超竜神単語

チョウリュウジン

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超竜神とは、勇者シリーズの第8作「勇者王ガオガイガー」に登場する、GGG機動部隊所属の救助支援型ロボットである。

概要

なお、当初災害救助支援が主目的だったために戦闘能力はガオガイガーに劣っていたが、原種戦へ移行した後半、ウルテクエンジンを搭載し若干の性能強化が加わった。

合体機構が左右合体とやや特殊なためよく縦に真っ二つにされる。
（もっとも、左右合体ウルトラレイカーという大先輩がいるため合体自体は既出である）

氷竜
 ビークルモードはクレーン車。こっちが兄。AI プログラムはスワン、命、教育プログラムが携わり、沈着冷静な性格を形成した。一人称は「私（わたくし）」。炎竜よりも５秒 AI起動が早かったために兄ということになっている。
そのため、GGG竜型ビークルロボ全体の長兄という自覚を持っている。冷却系装備。
炎竜
 ビークルモードははしご車。AI 教育は同じだったのになぜか気性が激しくなってしまっている。そして発進するとなぜか着地が上手くいかない。長らく弟扱いだったが、後に弟妹ができたことで嬉しかったらしい。一人称は「僕（ぼく）」。火炎系装備。それでいいのかはしご車。

この氷竜、炎竜とGSライドのデータを元に中国科学院航空星際部が開発したのが「風龍」、「雷龍」。
ゾンダーに対する国家防衛のために開発され、戦闘用を主眼としている。
軍事行動を目的としているので、AI 教育もそのようにされていた。
なぜかシンパレートが上がらず合体できなかったが、氷竜、炎竜から人命救助を心（？）で理解し撃龍神へのシンメトリカルドッキングが可能となった。
なお基本思考は中国語で行われ、日本語に翻訳して会話する。故に、武装、合体は全て中国語。

風龍
 ビークルモードはミキサー車。氷竜を基にしているため、性格は冷静タイプ。風装備。
一人称は「僕（ぼく）」。
雷龍
 ビークルモードはダンプカー。炎竜を基にしているため、やはり気性が激しい。そして着地も成功しない。
なんなんだアンタら。電撃装備。一人称は「俺（おれ）」。光竜、闇竜が来るまで、彼が一番末の弟となる。
撃龍神
 風龍と雷龍がシンメトリカルドッキングして誕生した勇者。一人称は「俺（おれ）」。
「唸れ疾風、轟け雷光！」の掛け声で放つ、シャントウロンが必殺技。

そして、木星のスーパーエネルギー「ザ・パワー」を使ってだが特殊な合体パターンも存在する。
プログラムされていない合体であるため危険を伴うが、シンパレート理論値を越えた２００％の合体だったため可能だった（ということにしておこう）。劇中では超竜神帰還直後、木星決戦時の二度のみ登場。
スーパーロボット大戦Wでは第49話以降、最終話まで合体可能となる。
また、スーパーロボット大戦BXでは隠し合体攻撃として実装される。

幻竜神
氷竜と雷龍がシンメトリカルドッキングした勇者。一人称は「私（わたし）」。一応、氷竜が主導権らしい。
強龍神
 風龍と炎竜がシンメトリカルドッキングした勇者。風龍が主導権になってしまったらしい。それでいいのか兄さん。
とはいえ、口調が低音系、気性も激しいためバランスは取れている？
一人称は明言されていないため、不明。

以上、８役全て山田真一氏が担当。

OVA 勇者王ガオガイガー FINALにて待望の妹、女性タイプの竜型ビークルロボが登場。
開発時期は風龍、雷龍と同じだったが、諸々の事情や内蔵弾丸Xの搭載等で開発が遅れ、結局原種戦に参加できなかった。やはり戦闘用主眼であり、上の兄弟たちより小柄だが、火力は上である。
とはいえ、初めての妹たちということで上の兄妹は彼女らに甘い。

光竜
 ビークルモードはメーザー車。姉なのだが、精神（？）面が未成熟。姉なのに妹。素直で無邪気な性格。
上の兄弟に対して「おにいちゃん」と呼ぶ。一人称は「私（わたし）」であったり「あたし」であったりする。
闇竜（あんりゅう）
ビークルモードはコンテナトレーラー。例によってなぜか着地が下手糞。開発お前ら遅れてる期間何してた。
兄弟たちには「お兄様」と呼ぶ。姉よりも多少成熟しているが、前述のこともありドジっ娘である。
ちなみにこちらが冷静タイプ。
天竜神
 シンパレート数値が安定せず、長らくシンメトリカルドッキングできなかった女性勇者。
超竜神、撃龍神と違い、お互いの性格が小気味よく混ざっているため、冷静かつ冷酷、無慈悲に敵を倒す性格に。
兄弟たちとは合体コネクタが違うため、そもそも特殊合体はできない。
それでも合体したい兄弟たちが妹たちを争う一幕「最低勇者ロボ軍団」という小話が存在する^[1]。