介とは、以下のことを表す。
人名
漢字として
- 意味
- 間にある、仲を取り持つ、仲立ち、そばにいて助ける、手伝う、独立した、ぼっち、隔てる、大きい、鎧、甲殻、甲虫、貝、因る、頼りにする、堅く身を守る、ほとり、みさお、宿る、(界と通じて)区切り、境目、(个と通じて)一つの、微か、(芥と通じて)小さい、(价と通じて)善い。
- 〔説文解字・巻二〕に「畫(かぎ)るなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。〔説文〕は「八に從ひ人に從ふ。人それぞれ、介(さかい)有り」と八+人の会意としている。八は分ける、分かれたものという意。ほかに八のあいだに人があって介在する意とする説、鎧をつけた人の象形説(羅振玉)などがある。
- 音訓
- 音読みはカイ(漢音、呉音)。訓読みは、たすける、すけ、これ、もし。
- 規格・区分
- 常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 介を声符とする漢字には、价、妎、𡗦、忦、扴、芥、尬、𢗊、玠、界(畍)、疥、衸、䦏、𩡺、䲸、䯰、齘などがある。
- 語彙
- 介意・介音・介護・介在・介錯・介助・介然・介虫・介冑・介入・介抱・介立