具とは、以下のことを表す。
人名
具(ク)は、朝鮮語圏の姓である。
漢字として
- 意味
- 道具、器物、設備、必要なものを備える、つぶさに、詳しく、詳しく申し立てる、みな、才能、はたらき、(俱と通じて)ともに。日本語では一揃いという意味がある。
- 〔説文解字・巻三〕には「共置するなり」とあり、備え付けることとある。
- 字形
- 廾+貝の省略の会意。貝は鼎の省略であり、鼎を供える、設置するという意。〔説文〕は「古、貝を以って貨と爲す」と貝は財貨を表すとする。
- 音訓
- 音読みはク(漢音)、グ(呉音)、訓読みは、ともに、そなえる、うつわ、つぶさに。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年生で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 具を声符とする漢字には、俱、惧、㮂、䋰、䡞、颶などがある。
- 語彙
- 具合・具案・具官・具眼・具言・具現・具考・具獄・具象・具上・具状・具食・具申・具臣・具足・具体・具陳・具名・具備・具覆・具有・具録