判とは、以下のことを表す。
漢字として
判
- Unicode
- U+5224
- JIS X 0213
- 1-40-29
- 部首
- 刂部
- 画数
- 7画
- 意味
- 半分にする、分ける、片割れ、離れる、判断する、判決、裁く、明らかにする、という意味がある。また拚に通じて見放す、胖に通じて豊か、という意味がある。
- 〔説文解字・巻四〕には「分(わか)つなり」とある。
- 字形
- 半+刀の会意。半は牛を半分にする字。これに刀を加えて二つに分けるという字。契約書を二つに割った一方を持つことを判といい、そこから裁判に関する意味を持つ。
- 音訓
- 音読みはハン(漢音、呉音)、バン(慣用音)、訓読みは、わかれる、わかる、さばく。名のりに、さだ・ちか・なか・ゆき、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 語彙
- 判官・判形・判決・判事・判者・判授・判然・判断・判定・判読・判別・判明・判例