束とは、以下のことを表す。朿は別の字。
- 束 - JR東日本をいうネットスラング、蔑称。JR束。
- 束(ソク) - 数学用語。Latticeの訳。代数的構造の一つ。
- 束(ソク) - 数学用語。Bundleの訳。ファイバー束を抽象化したもの。
- 束(ソク、つか) - 矢の長さを測る単位。親指以外の指4本の幅
- 束(ソク、たば) - 束ねたものを数える単位
- 束(ソク、たば) - 刈り取った稲穂(穎稲)を数える単位。10把が1束
- 束(ソク、たば) - 半紙を数える単位。半紙200枚が1束
- 束(つか) - 束柱のこと
- 束(つか) - 本の厚みのこと
人名
漢字として
- 意味
- 縛る、まとめる、抑制する、集める、調整、整理する、結末、という意味がある。
- 〔説文解字・巻六〕には「縛るなり」とある。
- 字形
- 説文は木+囗の会意としている。木を囗で束ねる意。また全体で木を束ねる象形とする説もある。
- 音訓
- 音読みはソク(漢音、呉音)、訓読みは、たば、たばねる、つか、つかねる。名のりに、き・さと、がある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。
- 部首
- 束は〔説文解字〕では部首である。柬、𢆞、剌が属する。
- 声符
- 束を声符とする漢字には、㑛、捒、娕、速、欶、梀、敕、竦、綀、誎などがある。
- 語彙
- 束身・束装・束帯・束縛・束髪