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漢字として
- 意味
- 従う、先代を引き継ぐ、のべる、叙述する、書き表す。術と通じる。また循、述、遹は古く通用した。
- 〔説文解字・巻二〕には「循(したが)ふなり」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 朮声の形声説、辵+朮の会意説がある。朮は〔爾雅〕にアザミに似た草のこととある。朮を獣の象形とし、述、術は朮を道で犠牲とする儀式であるとする説(白川静)がある。
- 音訓
- 音読みはシュツ(漢音)、ジュツ(呉音)、訓読みは、のべる、したがう。名のりに、あきら・とも・のり、などがある。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校5年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 述を声符とする漢字には、蒁などがある。
- 語彙
- 述懐・述語・述作・述奏・述部