邸単語

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邸とは、屋敷という意味の接尾辞である。人名などに添えて、○○の屋敷・邸宅というように使われる。

漢字として

意味

やしき、身分の高い人の住居、宿舎、いえ、来朝した諸侯の泊るところ、屏風、（底と通じて）底、（抵と通じて）至る、触れる。

〔説文解字・巻六〕には「屬國の舍なり。邑に从ひ氐聲」とある。

字形

形声で声符は氐。

音訓

音読みは、テイ（漢音）。訓読みは、いえ、やしき。

規格・区分

常用漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第1水準。

語彙

邸閣・邸舎・邸宅

異体字

• 𨚎は、〔竜龕手鏡〕に「正」とある異体字。〔広韻〕に「俗に互に從ふ」とある。
• 𨚏は、〔竜龕手鏡〕に「俗」とある異体字。
• 䣌は、〔康煕字典〕に「邸字の譌」とある異体字。Unicodeにも邸のnon-classical formとある。