集とは、以下のことを表す。
漢字として
- 意味
- 鳥が群がる、あつまる、つどう、群がる、あつめたもの、とりで、とどまる、市場、あつまり、雨が降る。(輯と通じて)やすんじる、(就と通じて)なる。
- 〔説文解字〕の本字は雧で、〔説文・巻四〕に「羣鳥、木上に在るなり」とある。集は雧を略した異体字である。〔説文〕に「集:雧、或ひは省す」とある
- 字源
- 雥+木の会意。木の上に鳥が群がるという意味。
- 音訓
- 音読みはシュウ(漢音)、ジュウ(呉音)、訓読みは、あつまる、あつめる、つどう、とどまる。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校3年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 集を声符とする漢字には、㗱、雑、䌖、鏶などがある。
- 語彙
- 集英・集荷・集会・集解・集議・集合・集散・集成・集積・集大成・集団・集中・集密・集約・集落
異体字
- 雧は、〔説文〕の本字。
- 𠍱は、〔漢語大辞典・異体字表〕にある異体字。JIS X 0213第四水準。
- 雦は、〔字彙補〕に「〔雲臺碑〕古集字」とある異体字。
- 亼は、〔六書正訛〕に「古集字」とある異体字。〔説文〕には別の字として載っている。→亼
𠍱
- Unicode
- U+20371
- JIS X 0213
- 2-1-89
- 部首
- 亻部
- 画数
- 14画