「レイ!V-MAX発動!!」
「レディ」
V-MAXとは、蒼き流星SPTレイズナーに登場する「緊急回避+リミッター解除+覚醒+バリア+必殺技+体当たり」を体現したロマン機能の金字塔である。
尚、読みが同じヤマハ発動機製のバイクについては「VMAX」。詳しくはそちらを参照。→VMAX
概要
本来は高速緊急離脱を目的とした、非常時用の高速戦闘システム。第二世代SPTであるレイズナーが搭載第一号機だが、実験段階でパイロットが対応しきれず死亡や負傷が相次ぎ、機能が凍結されていた。劇中の初始動時においては緊急事態に凍結が解除され発動、危機を脱するも意図しない攻撃を繰り出してそれを止めることができず、またエイジもあまりの挙動に失神してしまう。
後に機能凍結の解除がAIレイに任される事により、自由に発動できるようになる。
全スラスターのアフターバーナー点火による推進力上昇、マグネチック・フィールド・ジェネレーターによる強磁界フィールド、磁界中へのLCMパウダー散布による敵機センサーの無効化が同時に行われ、攻撃を防ぐフィールドに包まれた状態での強烈な体当たりが可能になる。ただ、強力な能力の代償として、機体負荷の増大を防ぐ為の発動時間制限、発動終了後は強制冷却状態になり10分前後、行動不能に陥る欠点もある。
搭載形式には、レイズナーやザカールのような機体内蔵型と、既存機種に後付できるバックパック型(劇中はガッシュランのみ)が存在する。ただ、バックパック型は機体の追随性が劣る。
強化型V-MAX
V-MAXには以下の強化プランが存在している。
V-MAXスーパーチャージ
別称V-MAXレッドパワー。特殊な強化剤を推進剤に添加する事により、従来より機動性能を15%向上させたもの。レイズナーと同じくV-MAXを搭載した第二世代SPTザカールで使用された。欠点としては、発動限界が短くなる事と負荷の増大(機体・パイロット共に)がある。
V-MAXIMUM
劇中は未登場だが、レイズナーMk.IIに搭載されていると設定されている。強電磁界の磁束密度を上昇させて、より強固な防御性能(と体当たり時の攻撃力増大)を付与している。後に新スーパーロボット大戦、アナザーセンチュリーズエピソード2などで登場している。