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“才能”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さいのう70.0%
ちから10.0%
タレント10.0%
テクニック10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かういふふうにくろうとらしいうたをおつくりになつたので、歴代れきだい皇族方こうぞくがたうちでは、文學ぶんがく才能さいのうからまをして、第一流だいゝちりゆうにおすわりになるかたです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
あたかも弟子が、そのくわしく知れる事においては、わが才能ちからを現はさんため、くかつ喜びて師に答ふるごとく 六四—六六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
けれども僕には文章を作る才能タレントだけしかないのだから已むを得ない。兎に角何等かの形式で、文章を以て絵画や彫刻の表現するものと同一の美を取扱って見たい。
金色の死 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
才能テクニックと身体を張り、一身代作って、勘当された親や身内を見返そうとしている、彼女もまた一匹の野狐。
野狐 (新字新仮名) / 田中英光(著)