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“旦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あした47.8%
だん21.7%
たん18.8%
あさ4.3%
1.4%
1.4%
とき1.4%
アシタ1.4%
タン1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、この家も以前には浮かれ女を数多召抱えて、ゆうべに源氏のきみを迎え、あしたに平氏の殿を送られたものじゃが、今ではただの旅人宿りょじんやど
備前天一坊 (新字新仮名) / 江見水蔭(著)
「そらよ、こっちがだんの分。こりゃお源坊のだ。奥様おくさんはあらが可い、煮るともうしおにするともして、天窓あたまかじりの、目球めだまをつるりだ。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
みなみ亭主ていしゆは一たん橋渡はしわたしをすればあとふたゝびどうならうともそれはまたときだといふこゝろから其處そこ加減かげんつくろうてにげるやうにかへつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
かくてぞ喜びをまつの内はあわただしく過ぎて、七日のまだき、澄みきったあさの空気に高々と響き亘る薺打なずなうちの音
残されたる江戸 (新字新仮名) / 柴田流星(著)
淮南子えなんじ』またいう、〈鶏はまさにけんとするを知り、鶴は夜半を知る、その鳴高亮こうりょう、八、九里に聞ゆ、雌は声やや下る、今呉人園囿えんゆう中および士大夫家の皆これを養う
、旦那様、あの、何が、あの、あのあの、」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
を以てする時はお内義ないぎさまいつもお内義さまでは陰中いんちゆうに陽をいだかずして天理てんりかなはず、をり/\はをつとかはりて理屈りくつをいはざれば家内かないおさまらず、さればとて理屈りくつすぎ牝鳥めんどりときをつくれば
アシタヲ待チテハ、次ノ日マタ、病ヲタスケラレテ、時務ヲ治ム。為ニ、日々血ヲ吐イテ止マズ。死シテハマタヨミガエル。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
玉鼠ギョクソ金虎キンコシタガッテ、奸雄一タンマン。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)