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楚
ふりがな文庫
“楚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そ
57.1%
ずわえ
8.6%
ズハエ
8.6%
すはえ
5.7%
すばえ
5.7%
ソ
5.7%
いばら
2.9%
すわえ
2.9%
ずはえ
2.9%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そ
(逆引き)
一、余、去年
已来
(
いらい
)
心蹟百変、あげて数へがたし。なかんづく、
趙
(
ちよう
)
の貫高を
希
(
こひねが
)
ひ、
楚
(
そ
)
の屈平を仰ぐ、諸知友の知るところなり。
留魂録
(新字旧仮名)
/
吉田松陰
(著)
楚(そ)の例文をもっと
(20作品)
見る
ずわえ
(逆引き)
ぐつと臂を張つたやうに
斜
(
しや
)
に構へた太い本枝の骨組の勁さ。一気にさつと線を引いたやうに、ながく延び切つた
楚
(
ずわえ
)
の若々しい気随さ。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
楚(ずわえ)の例文をもっと
(3作品)
見る
ズハエ
(逆引き)
さうして其處で、まどろんで居る中に、
悠々
(
ウラヽヽ
)
と長い春の日も、暮れてしまつた。孃子は、家路と思ふ徑を、あちこち歩いて見た。脚は茨の棘にさゝれ、袖は、木の
楚
(
ズハエ
)
にひき裂かれた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
楚(ズハエ)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
すはえ
(逆引き)
楚
(
すはえ
)
立つ
古木
(
こぼく
)
の梅にふる雨のあかつきの雨の寒くしぶけり
白南風
(旧字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
楚(すはえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
すばえ
(逆引き)
しかもその後からは
楚
(
すばえ
)
をふり上げた若殿様が「
柑子
(
かうじ
)
盗人
(
ぬすびと
)
め、待て。待て。」と
仰有
(
おつしや
)
りながら、追ひかけていらつしやるのではございませんか。
地獄変
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
楚(すばえ)の例文をもっと
(2作品)
見る
ソ
(逆引き)
准南子
(
えなんじ
)
ニ曰ク「
養由基
(
ヨウユウキ
)
楊葉
(
ヨウヨウ
)
ヲ射ル、百発百中、
楚
(
ソ
)
ノ
恭王
(
キョウオウ
)
猟シテ白猿ヲ見ル、樹ヲ
遶
(
メグ
)
ッテ
箭
(
ヤ
)
ヲ避ク、王、由基ニ命ジ之ヲ射シム、由基始メ弓ヲ調ベ矢ヲ
矯
(
タ
)
ム、猿
乃
(
スナワ
)
チ樹ヲ抱イテ
号
(
サケ
)
ブ」
弓道中祖伝
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
楚(ソ)の例文をもっと
(2作品)
見る
いばら
(逆引き)
父
下人
(
げにん
)
を
召
(
よ
)
うで、『樹の
楚
(
いばら
)
をあまた
束
(
たば
)
ねて持ってこい』というて、その
束
(
つかね
)
を執って、
数多
(
あまた
)
を一つにして縄をもって思うさま堅う巻きたてて子どもに渡いて『これを折れ』という
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
楚(いばら)の例文をもっと
(1作品)
見る
すわえ
(逆引き)
楚
(
すわえ
)
の先に
蛇
(
ながむし
)
の
死骸
(
しがい
)
をひっかけた、町の子供が三四人、病人の小屋の外を通りかかると、中でもいたずらな一人が、遠くから及び腰になって、その
蛇
(
ながむし
)
を女の顔の上へほうり上げた。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
楚(すわえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ずはえ
(逆引き)
さうして其処で、まどろんで居る中に、
悠々
(
うら/\
)
と長い春の日が暮れてしまつた。嬢子は、家路と思ふ径をあちこち歩いて見た。脚は茨の棘にさゝれ、袖は木の
楚
(
ずはえ
)
にひつぱられた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
楚(ずはえ)の例文をもっと
(1作品)
見る
楚
漢検準1級
部首:⽊
13画
“楚”を含む語句
清楚
楚々
楚辞
楚王
苦楚
楚原
楚人
楚人冠
翹楚
痛楚
四面楚歌
楚歌
漢楚軍談
楚囚
楚国
義楚六帖
荊楚
秦楚
楚水
楚満人
...
“楚”のふりがなが多い著者
司馬遷
釈迢空
下村湖人
中島敦
作者不詳
幸田露伴
吉川英治
北原白秋
折口信夫
中里介山