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燒野原
ふりがな文庫
“燒野原”の読み方と例文
新字:
焼野原
読み方
割合
やけのはら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やけのはら
(逆引き)
江戸
(
えど
)
のなごりも、
東京
(
とうきやう
)
も、その
大抵
(
たいてい
)
は
焦土
(
せうど
)
と
成
(
な
)
んぬ。
茫々
(
ばう/\
)
たる
燒野原
(
やけのはら
)
に、ながき
夜
(
よ
)
を
鳴
(
な
)
きすだく
蟲
(
むし
)
は、いかに、
蟲
(
むし
)
は
鳴
(
な
)
くであらうか。
私
(
わたし
)
はそれを、
人
(
ひと
)
に
聞
(
き
)
くのさへ
憚
(
はゞか
)
らるゝ。
露宿
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
せめて
燒跡
(
やけあと
)
なりとも弔はんと、西八條の方に辿り行けば、
夜半
(
よは
)
にや立ちし、早や
落人
(
おちうど
)
の影だに見えず、
昨日
(
きのふ
)
までも美麗に建て
連
(
つら
)
ねし
大門
(
だいもん
)
高臺
(
かうだい
)
、一夜の煙と立ち
昇
(
のぼ
)
りて、
燒野原
(
やけのはら
)
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
燒野原(やけのはら)の例文をもっと
(2作品)
見る
燒
部首:⽕
16画
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
原
常用漢字
小2
部首:⼚
10画
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燒野
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泉鏡太郎
泉鏡花